稲垣研究室を修了して


第14期生 小澤 直樹さん
大学院博士前期課程では、研究テーマの模索から最後の論文執筆に至るまで、研究の基礎をきちんと学ぶことができました。週に一度のゼミで、先生方のご指導や院生から様々な意見をいただき、作り上げた修士論文を手にしたときは、達成感で満ち溢れました。また、研究以外でもティーチングアシスタント(TA)として、演習や臨床実習に臨む学部生へ助言・サポートをし、教育者としての経験を持つこともできました。その他、講義やサマーキャンプ、各講習会への参加等も通じて多くの学びと、人との繋がりを得ることができました。それら得たものは、これからも私の糧であり、かけがえのないものです。

13期生 高橋 慧さん
 この2年間は、看護師・研究者としての土台となる貴重な時間でした。研究テーマを絞り切れない時やデータがまとまらない時は、考え過ぎて苦しい時間も過ごしましたが、公開審査を終えることができた時に、自分の研究に自信が持て、一つの研究をまとめ上げたことに誇りが持てました。これは、入学した時には想像もできなかった感覚です。このような感覚を持てたのは、創造的な看護の技と鋭い研究の視点を持つ先生方に継続して指導していただき、同期と切磋琢磨し、先輩や後輩の支えがある毎日の中で研究に取り組むことができたからだと思います。稲垣研究室で学べたことをとても嬉しく思います。

第12期生 嶋田 貴之さん
 大学院に入学してからは、研究の方向性が定まらずに苦労することもあります。しかしその度に、先生方の深い経験と卓越した発想力をもとにしたご指導によって、私の考えていた研究内容を、現代の糖尿病看護における問題を解決できるような意義深いものになるように導いてくださり、何度もインスパイアさせられる経験をしました。修士論文を書き上げるまでの2年間は何度も大きな壁に突き当たりますが、解決して進展するたびに手応えを感じ、成長を実感する充実した毎日であったと思います。

第12期生 高橋 朗大さん
 博士前期課程では、様々な貴重な経験を得ることができました。なかでも研究活動。研究計画から調査、分析、論文執筆まで、稲垣先生をはじめ、先生方が手厚くご指導くださり、満足感のある論文を仕上げることができました。さらにティーチングアシスタントや各講習会への参加。今までは主に教わる立場でしたが、ティーチングアシスタントとして講義に参加させていただき、教える難しさや、十分な知識が必要だと学ぶことができました。この2年間、壁にぶつかることもありましたが、先生方や先輩方、後輩、同期、家族の支えのおかげで乗り越えることができました。心より皆様に感謝申し上げます。

第12期生 平田 真理子さん
 この2年間は、とても濃厚で、学びの多い、楽しい2年間で、あっという間に時間が過ぎていきました。この研究室に入って本当に良かったと思っています。 自分の研究以外にも、同じ稲垣研究室の仲間のゼミ、そして年に2回ある創傷看護学研究室との合同ゼミを重ねて、看護そのものに対する学びを深めることが出来ました。研究を進めるにあたって自分の不甲斐なさに嫌気がさし、辛い時もありましたが、先生方や研究室の仲間や様々な人達の支えを受け、修士論文を作り上げることができました。決して一人では成し遂げられなかったと感じています。






Copyright(C) Kanazawa University All Rights Reserved.