191-200

191.「透析困難症リスクスケール」の作成
 Author:高橋 純子(金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻), 稲垣 美智子, 多崎 恵子
 Source:金沢大学つるま保健学会誌(1346-8502)37巻2号 Page1-12(2014.01)
 論文種類:原著論文

192.外来化学療法を受ける消化器癌術後患者の症状の体験、マネジメント力、自己効力感、QOLの関係
 Author:北村 佳子(金沢医科大学 看護学部), 稲垣 美智子, 紺家 千津子, 多崎 恵子, 日向 千恵子, 木村 尚美, 我妻 孝則
 Source:日本がん看護学会誌(0914-6423)28巻Suppl. Page293(2014.01)
 論文種類:会議録

193.【糖尿病診療におけるチーム医療はどうあるべきか】 各医療専門職からみたチーム医療の現状と課題 看護職からみたチーム医療
 Author:稲垣 美智子(金沢大学 医薬保健研究域保健学系)
 Source:月刊糖尿病6巻1号 Page51-55(2014.01)
 論文種類:会議録

194.慢性疾患をもつ1人暮らし患者にとっての家族の概念とセルフケア能力、ソーシャルサポート、QOLの関係性
family in patients with chronic disease living alone and its relationship to self-care ability, social support, and QOL)(英語)
 Author:土本 千春(Division of Health Science, Graduate School of Medical Science, Kanazawa University), 稲垣 美智子
 Source:金沢大学つるま保健学会誌(1346-8502)37巻2号 Page23-34(2014.01)
 論文種類:原著論文

195.2型糖尿病患者の療養生活における信頼の語
 Author:丸山 育子(福島県立医科大学 看護学部基礎看護学部門), 稲垣 美智子
 Source:福島県立医科大学看護学部紀要(1344-6975)16号 Page47-55(2014.03)
 論文種類:原著論文
 Abstract:2型糖尿病患者の療養生活における信頼とは何かを当事者の視点から記述し、その意味を明らかにした。A病院外来に通う糖尿病患者で、主治医より紹介され、本研究に参加同意が得られた11名(男性8名、女性3名)を対象とした。2004年5月から11月にかけてデータ収集を行った。データ収集は面接と糖尿病教室および休み時間の観察によって行われた。参加者の面接の逐語録を作成してデータとし、カテゴリーを生成し、研究者からみた印象と糖尿病教室で観察されたことを記した。信頼は信頼する対象と信頼するという行為で語られた。分析の結果、13のサブカテゴリーと「得体が知れない糖尿病という病気」「糖尿病をもつ生活の不確かさの自覚」「糖尿病の治療への構え」「自分の糖尿病をケアする自分」「療養行為が反応する糖尿病をもつ体」「糖尿病治療専門家である医師」の五つのカテゴリーが得られた。信頼するという行為は糖尿病をもつ療養生活の不確かさに対応するための機能を意味していた。

196.糖尿病性腎症初期患者の心理 医師から告知後1ヵ月以内の患者の心理
 Author:北川 真衣(静岡県立静岡がんセンター), 寺田 三佳, 尾蔵 清佳, 中間 亜希, 深世古 知里, 松井 希代子, 辻口 彩乃, 藤田 結香里, 稲垣 美智子, 多崎 恵子, 藤野 陽
 Source:看護実践学会誌(1882-2428)26巻1号 Page14-22(2014.02)
 論文種類:原著論文
Abstract:本研究は、糖尿病性腎症初期患者の心理を明らかにすることを目的に腎症初期患者21名の研究参加を得て半構成的面接を行い、逐語録を質的帰納的に分析した。その結果、糖尿病性腎症初期との告知を受け、1ヵ月以内の患者は【腎症に対して用心する】という姿勢をもち、【用心することを促進する思い】と【用心することを阻害する思い】を持ちながら療養をしていることが明らかとなった。これらは、3カテゴリー14サブカテゴリーで構成されていた。また、【用心することを促進する思い】の一つに<重症化した腎症のイメージ>あり、【用心することを阻害する思い】には、<腎症を軽視する><腎症合併に対して懐疑的になる>があった。腎症初期患者は、告知時に今までの療養生活を振り返り、その思いや腎症に関して持ち得る知識の中から具体的な方法で療養行動に取り組もうとしていることが明らかになり、この時期の思いと知識の確認が療養行動を推進すると言えた。(著者抄録)

197.チーム医療で行う患者指導とエンパワメント 全員参加による"チーム力"発揮
 Author:稲垣 美智子(金沢大学 医薬保健研究域保健学系)
 Source:日本病態栄養学会誌(1345-8167)18巻Suppl. PageS-26(2014.12)
 論文種類:会議録

198.糖尿病チーム医療を促進する看護師の実践指標の信頼性・妥当性の検討
 Author:多崎 恵子(金沢大/医薬保健研究域保健学系), 稲垣 美智子
 Source:日本看護科学学会学術集会講演集34回 Page512(2014.11)
 論文種類:会議録

199.高血圧症患者のストレス管理行動に関連する要因の分析
 Author:坪田 恵子(富山大学 大学院医学薬学研究部), 稲垣 美智子, 上野 栄一
 Source:日本看護研究学会近畿・北陸地方会学術集会プログラム・抄録集27回 Page30(2014.03)
 論文種類:会議録

200.糖尿病チーム医療を促進する看護師の実践指標」の内容的妥当性の検討
 Author:多崎 恵子(金沢大学 医薬保健研究域保健学系), 稲垣 美智子
 Source:日本糖尿病教育・看護学会誌(1342-8497)18巻1号 Page5-13(2014.03)
 論文種類:原著論文
 Abstract:[目的]本研究の目的は糖尿病チーム医療を促進する看護師の実践指標の作成である。[方法]質的研究より項目を抽出して作成した実践指標試案20項目について、糖尿病看護の熟練者149名の意見を調査し、実践指標原案26項目を作成した。この原案について糖尿病看護認定看護師303名を対象に同意の程度を確認する自記式質問紙調査を行った。[結果]158名より回答を得(回収率52.1%)、有効回答157名(有効回答率99.3%)であった。全項目の肯定的評価の割合の平均であるScale CVIは0.96であった。項目ごとの肯定的評価の割合であるItem CVIは0.90以上が24項目、0.89が1項目、0.74が1項目であった。[考察]糖尿病看護のエキスパートである認定看護師の肯定的評価によって、原案26項目中CVI0.74の1項目を除く25項目に内容的妥当性が確認された。本実践指標は、看護師が患者の視点に立った糖尿病チーム医療を意図的に促進するための指標として完成させるために、今後、信頼性・妥当性の検証を行う必要がある。(著者抄録)