111.糖尿病教育における北陸地区の看護師の教育スタイルの特徴 全国調査での教育スタイルとの比較
Author:多崎恵子(金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻), 稲垣美智子, 松井希代子, 村角直子
Source:糖尿病(0021-437X)51巻Suppl.1 PageS-288(2008.04)
論文種類:会議録
112.療養指導システムからエンパワーメントの実際まで 国際的動向 療養指導におけるオープンディスカッションによるエンパワーメント
Author:稲垣美智子(金沢大学 大学院医学系研究科)
Source:糖尿病(0021-437X)51巻Suppl.1 PageS-15(2008.04)
論文種類:会議録
113.金沢大学において看護学生が入学から卒業までに実施した看護技術
Author:平松知子(金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻看護科学領域), 津田朗子, 稲垣美智子, 島田啓子, 須釜淳子, 田淵紀子, 河村一海, 泉キヨ子, 長谷川雅美, 坂井明美, 木村留美子, 紺家千津子, 大桑麻由美, 多崎恵子, 松井希代子, 村角直子, 正源寺美穂, 長田恭子, 亀田幸枝, 関塚真美, 小藤幹恵, 広瀬育子, 干場順子, 千代恵子, 飛田敦子, 村上恵美
Source:金沢大学つるま保健学会誌(1346-8502)31巻2号 Page75-79(2008.02)
論文種類:原著論文
Abstract:平成15年度入学の看護学生81名を対象に、卒業までの4年間に体験した看護技術について、厚生労働省の提示した「臨地実習において学生が行う基本的な看護技術」にしたがって実態調査を行った。教員や看護師の助言・指導により学生が単独で実施できる看護技術45項目のうち、経験率80%以上の項目は73.3%を占めており、その実施頻度は「殆ど毎日実施」が多いことが明らかになった。経験率の高い項目は、「療養生活環境調整」「バイタルサインの観察」「症状・病態の観察」「療養生活の安全確保」などであった。教員や看護師の指導・監視のもとで実施できる看護技術25項目、原則として看護師や医師の実施を見学する看護技術10項目において、経験率が50%以下の項目は各々20項目、8項目と80.0%を占めていた。
114.糖尿病教育における看護師の教育スタイル自己評価ツールの開発看護師が自己評価する実践の実態から証明する教育の特徴
(Development of a self-evaluation tool for evaluation of nurse teaching styles in diabetes patient education: Identifying characteristics of teaching in actual practice by self-evaluation)(英語)
Author:多崎恵子(金沢大学 医学部保健学科), 稲垣美智子, 井上克己
Source:金沢大学つるま保健学会誌(1346-8502)31巻2号 Page1-14(2008.02)
論文種類:原著論文
Abstract:糖尿病教育に携わっている看護師の教育の特徴を識別する意識と行為の要素を看護師に自己評価させることにより、看護師が行っている糖尿病教育の実態を明らかにし、仮説概念である看護師の教育スタイルを立証することと、それを通じて「教育スタイル自己評価ツール」を看護師への教育介入の手段として確立することの2点を目的として研究を行った。全国で糖尿病患者教育を実践している看護師を対象に、アンケート調査を実施した。一次調査は1096名であり、糖尿病教育に携わっている看護師が自己評価する教育スタイルを調査した結果、「一般的知識を提供するスタイル」が42.2%、「生活心情がみえているスタイル」が57.8%であり、二つの特徴から説明された。本邦の糖尿病教育にかかわる看護師の教育の実態から、看護師の教育スタイルの視点が立証された。二次調査は400名であり、別の被験者集団においても糖尿病教育に携わっている看護師の「教育スタイル自己評価ツール」の妥当性が検証された。看護師が自己の糖尿病看護を振り返り教育スタイルという視点で自らの実践の意識と行為を具体レベルで把握する手段が見出された。
115.透析ケア 透析室における患者さんへの対応
Author:犬丸杏里(三重大学医学部附属病院 看護部), 稲垣美智子
Source:Expert Nurse(0911-0194)24巻3号 Page24-26(2008.03)
論文種類:解説
116.糖尿病教育における看護師の教育スタイル別チーム実践自己評価の実態
Author:多崎恵子(金沢大学 大学院保健学専攻), 稲垣美智子, 松井希代子, 村角直子
Source:糖尿病(0021-437X)50巻8号 Page645(2007.08)
論文種類:会議録
117.がんで喉頭全摘出術を決断した人の術前体験の意味のつけ方
Author:北村佳子(金沢大学 大学院博士前期課程), 稲垣美智子
Source:日本がん看護学会誌(0914-6423)21巻Suppl. Page77(2007.01)
論文種類:会議録
118.看護師に対するセクシュアル・ハラスメント
Author:日比野由利(金沢大学 大学院医学系研究科環境生態医学), 神林康弘, 稲垣美智子, 荻野景規
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)64回 Page1075(2006.08)
論文種類:会議録
119.看護実践を語ること、それをかたちあるものにするために
Author:稲垣美智子(金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻)
Source:看護実践学会誌(1882-2428)20巻1号 Page1-5(2008.03)
論文種類:解説
120.子どもを亡くした父親の死別体験
Author:井上ひとみ(金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻看護科学領域), 稲垣美智子
Source:金沢大学つるま保健学会誌(1346-8502)32巻2号 Page25-31(2008.12)
論文種類:原著論文
Abstract:子どもを亡くした父親の死別体験を明らかにし、喪失後の夫婦関係の検討に資することを目的に、9名(30代~50代。児の死亡年齢:0歳~5歳)を対象に半構成的面接を実施した。修正版グラウンデッドセオリー・アプローチによる分析の結果、【沸騰しかけた脳内が凍結していく瞬間】【『母親が一番悲しい』と認めざるを得ない母子関係】【『男らしさ』を演じる努力】【「勘弁してくれ」に至った消耗・疲弊】【生じていく夫婦間相互のずれや溝】【互いに向き合い積み上げていく夫婦関係】の8つのカテゴリーが抽出された。父親は社会生活の中で内在化された「男らしさ」に縛られ、悲嘆に向き合えないでいることが明らかになり、父親の死別体験は母親とは異なることを認識することが、喪失後の夫婦関係構築において重要であることが示唆された。