臨床細胞遺伝学セミナーは・・・
近年、臨床の分野では、先天異常や造血系疾患などを対象とした染色体検査が広く普及し、検査例数も飛躍的に増大しています。染色体検査は疾患の確定診断に直結するという点で、他の臨床検査とは大きく異なります。しかし、わが国には、臨床細胞遺伝学を統一カリキュラムに組み込んでいる教育機関がほとんどないのが実情です。また、日本人類遺伝学会では平成6年度より、臨床細胞遺伝学認定士制度を発足させました。認定士の認定申請条件の一つに、学会、研修会等への出席単位取得(30単位以上)があります。このセミナーはそのための研修会(毎年10単位)としても利用していただくことが出来ます。
本セミナーでは、「臨床細胞遺伝学認定士の到達目標」に基づき、3年間1クールの研修会でその目標が達成できるようにカリキュラムを編成しています。
臨床細胞遺伝学や遺伝医学に関心のある医師、技術関係者、研究者、学生の方々のご参加を歓迎致します。本セミナーは日本人類遺伝学会の会員に限定しておりません。広く一般の医療関係者からの参加もお待ち申し上げます。
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