「大幸」ではなくなりましたが、日本赤十字九州国際看護大学の学長室だよりで続編を更新しています。

2022年3月25日(金)
大きな幸せ日記最終日

本日で大きな幸せ日記は終了です。日本看護学教育学会第31回学術集会のSNSを始めてから、こちらの更新は滞ってしまいましたが、今年もぼちぼちビオラが咲き始めています。GW頃には、満開になることを期待して、この日記を終わることとします。いつかまた、再開するかもしれないですし、しないかもしれません。それまでどうぞお元気で。

2020年11月3日(火)
アメジストセージ

西門入口のアメジストセージが満開になりました。気温が下がり、色が濃くなってきたように思います。

これはワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」から、展示後の配布品として無料でもらってきた苗です。5株もらってきたのですが、2株しか生き残りませんでした。でも十分に存在感があります。紅葉とともに秋を彩ってくれています。

2020年9月27日(日)
生きててくれてありがとう

自宅のこぼれ種からのペチュニア三姉妹は、この猛暑で白と淡ピンクの株が枯れてしまい、濃ピンク一株だけが生き残りました。一番きれいな色が一番弱いと思っていたのですが、ペチュニアの原種はもともとこんな色だったのかもしれませんね。

2020年8月29日(土)
むし

ルリタマアザミの葉に、黒とオレンジ色のきれいな虫がいました。つややかな羽色なので、てんとう虫の仲間かと思い、調べてみましたが、図鑑には載っていませんでした。

てんとう虫だとしたら、アブラムシを食べてくれるので、ぜひ頑張ってもらいたいと思ったのですが…。

2020年8月19日(水)
猛暑のサバイバル桔梗

一株だけ残った桔梗の花が、連日38-9℃の猛暑の中、開きました。実は今年の春にも種をまき、なぜかものすごく発芽率が良かったので、この株の周囲にたくさん植えました。小さな株もとりあえず植えたのできっと少ししか残らないだろうと思ったのですが、今ざっと数えても20株ほど残っています。まだまだ小さくってやっと本葉が出たくらいのものもありますが、無事に育って桔梗畑になってもらいたいです。

2020年8月7日(金)
鮮やかなチトニアも

クレオメから自転車置き場を挟んだところに、チトニアも咲き始めました。目が覚めるような鮮やかなオレンジです。

葉っぱや株の形がひまわりに似ていて、別名メキシコひまわりともいうみたいですが、品種としてはひまわりとは無関係だそうです。

2020年8月6日(木)
クレオメ咲いた!

体育館前に植えたクレオメが咲きました。ピンクと白の株があります。ピンクは朝みると一色ですが、夕方見ると濃淡があり、とても綺麗です。

昨年はここから10mくらいしか離れていない場所に植えたのに、まったく育ちませんでした。桜の木の根元だったからかもしれません。桜の木は植物の生育を妨げる物質を出す、と聞いたことがあります。でも、雑草はしっかり生えているんですけどね。それらの雑草と同じ特質をもつ園芸種を見つけることができるといいのかもしれません。

このクレオメと比べ、元気がないのが奥に見えている撫子です。そろそろ今年のこぼれ種からも生えてきていいはずなのに、一向に満開にすらなりません。

東京オリンピックが延期となり、なでしこジャパンが活躍できなくなったからでしょうか。来年は元気になって欲しいです。

2020年7月20日(月)
うじゃうじゃうじゃうじゃ・・・・・

昨年植えたサルビアのこぼれ種から、無数の芽が出てきました。あまりに数が多くて笑ってしまいます。

今朝、ビオラのあとに植え付けましたが、まだまだ余っています。

このサルビアはこれまでも何か所か植えたことがありましたが、ここまでたくさんの発芽はありませんでした。なかなか頼もしいキャンパスの仲間です。

2020年5月5日(火)
3色ペチュニア

今年もビオラが満開になりました。今年はまったくカラスの被害にあいませんでした。構内がきれいに整備されて、近寄りがたくなったのでしょうか。

ピンク、白、淡ピンクのペチュニアは、昨年自宅のベランダで咲いた花のこぼれ種から出てきたものです。親株は淡ピンク一色だったのに、メンデルの法則なのか、バラエティに富んだ色合いになりました。

2020年4月29日(水)
あまびえ

疫病を退散するご利益があると言われる妖怪「あまびえ」を描いてみました。これをドアに貼ってウィルスをシャットアウトしたいと思います。皆さんもどうぞ感染にはお気をつけて。

2020年4月17日(金)
春の贈り物

新型コロナウィルスの蔓延により、寂しい新年度を迎えることになってしまいましたが、大学のお花たちは元気です。

昨年新開拓した南館前には、地上部分がなくなっていた桔梗が一株新芽を出していました。5株ほど植えたのですが、再生したのは一株でした。でも全滅だと思っていたのでうれしいです。

奥に見えているギザギザの葉はルリタマアザミです。こちらは冬にも大きな葉をつけていたのですが、地上部分を刈られてしまい、だめかと思っていましたが、新芽が出て復活しました。

外出自粛が解除されて学生さんが戻ってきたときに、きれいなお花で待っていてくれるといいですね。

2020年3月13日(金)
イルミネーション

昨年12月から飾っていたイルミネーションですが、そろそろとりはずそうと思います。なかなかいい写真がとれず、アップが今になってしまいました。

アメリカに留学した最初の冬に、住宅街の豪華なイルミネーションに目を奪われました。そのころ、日本では今ほどイルミネーションが普及していなかったからです。さらにクリスマスが過ぎてから春のきざしが感じられるまで飾ってあるのにも驚きでした。そのときのわたしのイルミネーションについての解釈は、サンタクロースが家を見つけやすくなるように明かりをともしているのだと思っていたからです。

でも、しばらくしてその理由がわかりました。冬が長く厳しい土地では、毎日毎日雪に閉ざされてしまうため、本当に気がめいってしまうのです。その気分を明るくするために華やかなイルミネーションを飾っていたのでした。

今年の日本の冬はあまり厳しくありませんでしたが、このイルミネーションが少しでも誰かの気持ちを明るくしてくれたらうれしいです。

2020年2月13日(木)
クリスマスマリーゴールド

数日前にとっても寒い日がありましたが、今年は本当に暖冬ですね。年末もなかなか寒くならず、ずっとマリーゴールドが咲いていました。これらは真夏の時期には病気にかかってほとんどしおれていたのですが、ほとんどの株が秋になって復活しました。

この写真はクリスマスイブに撮ったものです。まだまだ満開だったのですが、さすがにつぼみはつけなくなり、次に植えるビオラの苗が大きくなってきたので、泣く泣く抜きました。

ずっと花が咲いていたので、もしかしたらこぼれ種は期待できないかもしれません。いつもマリーゴールドを植えると数年は楽しめていたのに、残念です。

2019年3月29日(金)
今年のビオラ

今年はビオラを植える場所は南館の前だけになってしまいました。でも鮮やかな黄色で春を祝福しているようです。

手前から5つめの、右に偏った株は、昨年のこぼれ種からのものです。こぼれ種なのに、こんなに充実した株になりました。以前はこぼれ種だと貧弱な株にしかならなかったのですよ。きっと土壌が改良されてきたのだと思います。もう10年以上、肥料や堆肥や新しい土などを加えてきましたからね。

ところどころ間が空いているのは、カラスに抜かれてしまったからです。別に食べたりするのではなく、単に抜いて遊んでいるようです。生きるためだったら大目に見れるのですが、遊びとなると、ちょっとムカつきます。

2018年7月16日(月)
新たな仲間?

毎年、けなげに睡蓮が咲いてくれる、かつては大きな金魚がいた池に、なんと大きなカメが棲みついています。甲羅の長径は20cm以上ありそうです。顔の両脇に赤い斑点があるので、アカミミガメですね。

誰かが捨てたミドリガメがいつのまにか大きくなったのか、それとも、大きくなって家で飼育できなくなったものをここに捨てたのか、いずれにしろ、誰かが捨てたに違いありません。捨てたのは人間ですから、カメには何の罪もないのですが、はたしてどうしたものでしょう。新しい大幸キャンパスの仲間として共存していくべきなのでしょうか。植物を食用にするとのことなので、睡蓮をたべてしまわないか、心配です。

2018年6月9日(土)
やられた!

新しく作った体育館前の花壇は、5月6日の写真のあとも、花が増え続け、だいぶしっかりした花壇になってきていたのですが(上写真)、被害にあってしまいました。おそらく草刈のときなのでしょうね。

でも全面ではなく、ところどころです。満開のなでしこが、数株刈られてしまっています(下写真)。確かに草は生えてきていたのですが、埋もれて花が見えなくなるほどではなかったんですよ。

でも、丈夫な撫子なので、また復活してくれることと思います。

2018年5月6日(日)
新花壇登場

これまで開墾して多くの花を植えてきた場所が工事になってしまったので、新しい花壇を作りました。体育館前の大きな樹の周りです。

ビオラはちょっと花数が少ないのですが、あまり肥えた土地ではないので、このくらいが満開なのだと思います。

ほかに、撫子と金魚草が咲き始めました。ゴデチャの蕾も膨らみ、もうすぐ開花しそうです。ここも、お花でいっぱいにし、楽しい大学にしたいと思っています。


2018年3月30日(金)
ドームと桜と構内工事

またまた長い間が空いてしましました。今は春爛漫で桜が満開です。今年やっと青空と桜とナゴヤドームの写真が撮れたのですが、空が明るく屋根が光っている分、桜が暗いですね。ちょっと残念な写真になってしまいました。

さて、大学構内では大規模な工事が始まりました。これまで開墾してきた西側も歩行者用通路脇もすべて掘り返されてしまいました。ここに載せてきたエキナセアも、ジニアも、ブルーサルビアも、ガウラも、金魚草も、桔梗も、すべてなくなってしまいました。10年近くかけた成果がすべて消えてしまい、虚しい気持ちもありますが、一方で、ほっとした気持ちもあります。これで草取りに追われなくてもいいし、年1回の除草作業で、せっかく植えた草花を刈り取られて悲しい思いをする必要がないからです。

なくなってしまった花壇もありますが、まだまだてつかずの荒れた場所もたくさんあります。これからはそれらをまたコツコツと開墾していきたいと思っています。

2017年8月25日(金)
どうかいつまでも。

蚊がわくからと、何度も水抜きの危機にさらされながらも、かろうじて永らえている池の睡蓮が今年も咲きました。この赤い花と、白い花の2輪です。水を替えてももらえず過酷な境遇ですが、毎年けなげに花を咲かせてくれています。どうかいつまでも、暑い夏に一服の清涼剤となってくれることを願っています。

2017年6月22日(木)
香りのエキナセア

一度消失してしまったエキナセアですが、昨年、業務支援室の方たちが作った良質の土をいただいて植えた新しい苗からのエキナセアは、土がいいからか、これまでになく大きな株になり多くの花を咲かせました。今朝大学に来てみると、昨日の暴風雨のために一部が根元から倒れてしまっていました。そこで、倒れた部分を研究室にいけたところ、とてもいい香りがします。これまで、エキナセアに匂いがあるとは知りませんでした。写真は残った株ですが、研究室にもってきた花も10輪以上あります。やはりきれいな花を咲かせるには土が一番大事ですね。

2017年5月3日(水)
色とりどりの華やか花壇

正門前の花壇に色とりどりのビオラが満開になりました。今年は初めてミックス種を撒いてみました。これまでは3色くらいを組み合わせていたのですが、なかなか思い通りに均等に配置できないので、今年はミックスに挑戦してみました。ミックスだと、育ちやすい色と育ちにくい色とがあって、結果的には育ちやすい色だけに偏るのではないかと心配していたのですが、無事に多彩な株が育ってくれました。封鎖されている暗い旧本館前を華やかに彩ってくれています。

2017年3月25日(土)
つくしの群生

南館の前につくしが群生しています。このあたりはすぎなが多いので、きっとつくしも生えるはずだと、かねてから思っていたのですが、時期を逃していたのか、一度も見ることはありませんでした。今日、たまたま他の花を見に行って、やっと見つけることができました。

かなり太くてしっかりしたつくしですので、採って帰って卵とじにしようかな、と一瞬思ったのですが、このあたりは昔、実験排水を流していたと聞いたことがあるので、やめておきました。なので写真で楽しむだけにしておきます。

2017年3月23日(木)
雪の栄光

驚いたことに、南館前の小さな花壇に、チオノドクサが咲いていました。ずいぶん前に1メートルほど離れたところ(2012年12月31日のネメシアが咲いている付近)に見つけたことがあったのですが、翌年からは見なかったので、もうなくなったものと思っていたのです。

一体どうやって生命をつないできたのでしょうね。本来球根で増えるはずなのですが、とうてい球根が分かれてきたと思える距離ではありません。その間に柵もありますし。


草丈10cmほどの小さな花ですが、清楚でとてもきれいです。Chionが雪という意味で、doxaが栄光・誉という意味だそうです。春の象徴ですね。

2017年1月2日(月)
2016年 First viola

もう2017年が明けてしまいましたが、この冬最初に開花したビオラです。今年は初めてミックス種を蒔いたので、どんな色が咲くかわからなかったのですが、最初のビオラはオレンジがかった黄色でした。今年は発芽状態がとてもよく、たくさん生育できましたし、なんとか年内に開花を始めることができました。

別の場所のビオラは、カラスにいたずらされて引き抜かれたりしていますが、また埋め戻して生命力に賭けています。

この春もなんとか大学の庭を彩ることができそうなので、希望をもって新年を迎えることができました。世界中のひとびとにとって2017年が昨年よりもいい年になりますように。

2016年5月29日(日)
真紅のゴデチャ

今年も華やかにゴデチャの花が咲きました。カスミソウとのコラボレーションでとてもきれいです。

今年は初めて真紅にしてみたのですが、育てるのが難しく、たくさん発芽したのに、最後まで残ったのは2株だけでした。でもこれでよかったのかも。この派手な色合いで5株も6株も植えたら、ちょっと暑苦しくなっていたかもしれませんね。来年はまた別の色にしようと思います。

2016年5月14日(土)
こぼれビオラ祭り

今年は、先日書いたキンギョソウのみならず、たくさんのこぼれ種からの発芽がありました。上の写真は今の正門前のビオラの様子ですが、この写真に写っているビオラの株と株の間や周囲に、たくさんのこぼれ種からのビオラが咲いています。

それを集めたのが下の写真です。ピンぼけもあってわかりにくいですが、どれもみな少しずつ顔が違っていて可愛いです。こぼれ種からだと株が小さいので、一株から一輪か二輪しか咲いていないのですが、誇らしげに精一杯太陽のほうを向いています。

2016年5月5日(木)
世界クリティカルケア看護師連盟第13回大会(Brisbane)

4月21日-23日にオーストラリアのブリスベーンで開かれた、世界連盟の大会に行ってきました。今回は、オーストラリアとニュージーランドのクリティカルケア看護学会との合同開催で、医学会ではありませんでしたので、前回のソウルよりこじんまりした感じです。大学院生さん等と大勢で行きましたので、楽しかったです。初めて国際学会に参加した人たちは、国内と違った雰囲気を感じてくれたものと思います。

オーストラリア在住の日本人看護師さんたちとも交流でき、日本との比較も交えていろんなお話を聴くことができました。

いろんな体験をしてきましたが、今回印象に残ったのは、見学させていただいた病院で実習をしていた看護学生さんが堂々としていたことです。わたしたちの質問にも、しっかりと目を見て答えてくれました。日本の学生さんも、やればできるのかもしれませんが、とかく、病院の中にいると、実習生は控えめにすることを期待されてしまうので、そのことが足を引っ張っているのかもしれませんね。

以前、韓国の病院見学をしたときも、ICUを案内してくれたのは、卒後1年目の看護師さんでしたし、日本の学生教育・新人教育も、客観的に見直してもいいのではないかと思いました。


最終日に行ったコアラパークは、コアラがあっちにもこっちにもいて、ありがたみが薄れてしまいましたが、この仔コアラは活動的でとても可愛かったです。

2016年4月3日(日)
こぼれ種

またまた間があいて、秋も冬も過ぎ、春爛漫になりました。大学内にもいろんなお花が咲き始めていますが、今日はこぼれ種からの小さな芽の写真をUP!

駐車場の縁石ぞいに植えたキンギョソウは、昨年秋の除草作業で一部刈り取られてしまいましたが、少し離れたところにこぼれ種からの発芽を見つけました。とってもうれしいです。

ガーデニングをしてるとがっかりすることも多いのですが、こういうささやかな喜びがこころの支えになりますね。

2015年9月23日(水)
クリティカルケア世界学会(韓国、ソウル)

8月末に、韓国ソウルで開かれた世界クリティカルケア医学連盟第12回大会に参加してきました。これは世界クリティカルケア看護師連盟と共同開催です。日本からも何題か、看護部門に発表されていましたよ。本学の大学院生・修了生も発表しました。わたしは世界クリティカルケア看護師連盟創設時からの知り合いに多く再会し、旧交を温めることができました。

会場は江南(カンナム)にある、国際会議場(COEX)でした。とても大きくてきれいな会場で、数百人規模の部屋がいくつもありますし、広大なショッピングモールと直結していて、お食事にも困りません。道路をはさんだ正面には、奉恩寺(ポンウンサ)という立派なお寺があり、セッションの合間にちょっとした観光を楽しむこともできます。写真はその奉恩寺の一部です。後ろの高層ビルと好対照ですね。COEXは、地下鉄の駅とも直結していますし、空港ターミナルの出張所のようなもの(空港の人は「都市空港」と呼んでいました)もあり、ここでチェックインし、出国手続きをすることができます。ここからバスに乗って仁川空港に行けば、長い列に並ぶことなく、別の入り口からはいることができ、とても楽でした。

韓国は親切な人が多く、困っているように見えると自ら声をかけてくれます。最後の日にCOEXモールでお昼を食べるために立ち寄ったレストランの前で、日本語も英語も通じないお店のひとと身振り手振りで会話していたら、お食事中の男性が席を立ってこちらに来てくださり、通訳してくださいました。その男性のお勧めの食事をすませ、帰る前にその男性の席へいってお礼を言うと、わざわざ立ち上がって「どうでしたか?おいしかったですか?それはよかったです」と応じてくださいました。とてもいい気分で旅行を終えることができ、また是非韓国に行きたくなりました。

2015年7月4日(土)
淡い色のタチアオイ

写真のタチアオイ、きれいな色でしょう?カタログを見てこの色に憧れ、種をまき、何度も失敗してやっと4度目か5度目の正直(何度失敗したか覚えていません)で咲いたのですが、残念なことにちっとも目立ちません。近くに行くととてもきれいな色なのですが、荒れた庭では目立ちませんね。前にもスイートアリッサムで失敗したのに、同じ失敗をしてしまいました。今はわたしひとりで楽しんでいますが、いつかは、この花を遠くからでも見つけられるように、庭を整備できるといいなあ、と思います。

ところで、昨日の朝、除草していたら高齢の女性の方に声をかけられました。以前、俳句をくださった方とは別の方です。なんでも、30数年前に、そのころここにあった病院でご主人が亡くなられたそうで、その辛い思い出のために、近寄ることはなかったそうですが、お花が咲いていたので、立ち寄ってみました、とのことでした。うれしいですね。一人暮らしとのことですので、たまにここへ来てお花を愛でていただきたいですね。

2015年4月4日(土)
一気に春いや夏?

今年は3月半ばに雪が積もったりして、春の訪れが遅いかと思っていたら急に暖かくなり、一気に春が来ました。今、研究室の窓から見える桜が満開です。急に暖かくなったので一斉に春の花が咲き、水仙とチューリップとビオラとネメシアが同時に咲いています。

そしてなんと3年目になるスカビオサも咲き始めました。でもこれって、夏の花では?日本名のマツムシソウは、マツムシの鳴く頃に咲くことからついた名前だそうですが。。。


あまり手入れもできない、過酷な花壇で生き延びてくれて本当にうれしいです。いくつかの株はなくなってしまったようですが、残りの株が大きく育ってくれるといいな、と思います。

2014年9月19日(金)
たばこの花

4月に更新以来、長い期間あいてしまいました。その間に例年通りビオラ、ゴデチャ、キキョウが満開になり、3年前に植えた除虫菊がやっと咲きました。今は、正門前のニコチアナが満開です。日本名は「ハナタバコ」だそうです。でも、こどものころ見ていた、畑のタバコとは葉の形が違うように思います。株姿ももっと背が高かったような気がします。

ともあれ、このように華やかに咲いてくれて満足です。種苗会社のカタログをみたときには、こんなに大きな花(花径4〜5cm)とは思わず、ビオラくらいの小さな花をイメージしていました。なので、株ももっと小さいと思い、密植してしまって、かわいそうなことをしました。今は、一株の直径50cm、背丈も50cmくらいあります。来春のビオラ株が準備できるまで、がんばって咲き続けてもらいたいものです。

2014年4月2日(水)
9年目のごほうび

昨年秋のコスモスの後に植えた、アイスランドポピーが咲きました。オレンジの花が朝日に輝いています。ここは、もともとは緑地地帯だったようなのですが、ずっと草ボーボーの荒れ地で、人目につくところなのにといつも残念に思っていたところです。昨年からは、業務支援室の方々がこまめに除草して、ずいぶんきれいになっていました。その1/4ほどの部分を耕してポピーを植えたのですが、数日前、残りの部分も大学側の費用で除草し、新しい花壇用の土を入れてくれました。立ち入り禁止の看板も立ててくださっています。細々と花を植え始めて9年目にしてやっと報われた思いです。立て看板も単に「立ち入り禁止」だけではなく「お願い」と書いてあるのがいいですね。禁止されているから立ち入らないのではなく、お花への思いやりをもってくれる学生さん達になってくれたらいいなあ、と思います。

2014年3月19日(水)
芽ぶきの始まり

前回の日記からずいぶん間があいてしまいました。この冬はいつになく寒さが厳しく、咲いている花もほとんど無くって書くことがありませんでした。
ですが、この数日、ようやく春らしい日が訪れ、やっと宿根草が芽吹き始めました。今年の一番手はカスミ草です。今年もたくさんの花を咲かせてくれそうです。桔梗やエキナセアやブルーサルビアはまだ確認できません。たぶん数日のうちに見ることができるのではないでしょうか。厳しい冬を乗り越えた新芽を見ることができると、元気づけられますね。

2013年11月16日(土)
念願の開花

何年も、待ちに待ったコスモスが開花しました。このコスモスは、数年前に他の先生が別の場所に種を蒔かれたもので、毎年、何本か発芽して、数十センチから1mほどになるのに、一度もつぼみをつけなかったのです。今年は、ふと思い立って、以前警備の方が「あそこは昔コスモス畑だったんだよ」と教えてくださった場所に移植してみました。そして、やっとひと株だけ開花にこぎつけることができました。残念ながらほかの株には蕾が見当たりませんが、ひとつの株に10個以上の蕾がついているので、これらが開花して種がこぼれれば、来年からはもっと増えてくれることと期待しています。

2013年8月23日(金)
35℃の満開

前回からずいぶん日が空いてしまいましたが、ビオラが終わった後は、いつものように、ゴデチャやエキナセア、桔梗が咲き、今はそれらの花は猛暑のために一休みです。

ですが、この猛暑の中、35℃を超えた頃から満開になった花があります。今年初めて植えた宿根バーベナです。4-5月に一度満開になり、切り戻していたら、今になってまた満開になりました。花の少ない時期に、一か所だけとても華やかになっています。宿根バーベナは一年草のバーベナと比べると色合いが地味と書いてあったのですが、ピンクのグラデーションなどはかなり鮮やかです。カタログの写真より本物の方がずっと綺麗でした。発芽率もよかったし、多少水切れしてもすぐに回復するし、とてもお買い得でした。株が広がってくれるのでグラウンドカバーにもなっていますね。


右上に少し背の高い花が咲いているのはムスクマロウです。下の写真がその拡大です。ムスク(麝香)の香りがするらしいのですが、わたしには感じられません。

2013年5月5日(日)
満開ビオラとこぼれ種ネメシア

今年も正門前のビオラが満開になりました。今年は、気温が低い日が続いたので、花が長持ちしたようです。ですが、ここ数日、急に気温が上がってきたので、もうそろそろ終わりに近づきそうです。

右の方には、12月31日の日記に載せた宿根ネメシアのこぼれ種から移植したものが咲きはじめました。来年はもっと大株になってくれることと思います。


なお、この場所以外のビオラはイマイチでした。ブランドビオラは色合いはきれいなのですが、株が小さく、花数も少なく、どうやらコンテナ向けのようです。ワイルドな大学の庭には、たくましいポピュラーなビオラがふさわしいようです。

2013年1月13日(日)
ブランドビオラ

昨年、安い種を買って後悔した反動で、今年は1種類だけ、高価なブランドビオラの種を買ってみました。さすがに高いだけあって、発芽率も生育率も抜群で、たくさんの株が育ってきています。今日、いよいよ最初の花が咲きました。いつもと違っておしゃれな色でしょう。たくさんの花が咲き乱れる日が待ち遠しいです。

2012年12月31日(月)
冬のネメシア

今年もあと12時間ほどで終わろうとしています。みなさんの2012年はいかがでしたか。わたしは充実していたと思います。来年はもっと充実した年にしたいものです。

本館と南館の間に植えた宿根ネメシアが満開です。なんと12月にはいってから咲き始めました。珍しく12月初旬に降った雪にも負けず、花の少ない時期にけなげに咲いています。この宿根ネメシアは昨年の秋に初めて種をまいたものですが、春に花を咲かせた後、ひと株だけ夏に枯れてしまったのを除き、元気に夏を越して、今また満開です。おまけに、右下にポツポツと顔をのぞかせているのは、なんとこぼれ種の発芽です。無数に芽が出ていて、だいぶ他の場所に移植したのですが、それでもまだたくさんあります。とってもお得な種でした。これらも移植して、みなさんに楽しんでもらいたいと思っています。

では、どうぞよい年をお迎えください。

2012年10月15日(月)
なんでもありのMIX花壇

正門前の花壇は、いろんな花が混じってすごいことになっています。今年植え付けたのはトレニアだけなのですよ。鶏頭は、数年前にお掃除の方が植えてくださったものからのこぼれ種ですし、1株だけの日々草は昨年のこぼれ種です。サルビアは、2年前に植えたのですが、そのときはマリーゴールドの勢いに押されてほとんど目立たず、その後毎年少しずつこぼれ種がでてきます。白いオキザリスは、これも数年前に退職された先生が植え付けていかれた球根からです。ちょっとわかりにくいですが、右のほうの岩の手前には、鮮やかな紫色のペチュニアも咲いているんですよ。この色はまったく覚えがないのですが…。

ちなみに、7月27日のピンクのペチュニアは一輪咲いているんですが、トレニアに埋もれてしまっています。種から育てたトレニアがこんなに大株になるとは思いませんでした。もっと株間をあけて植えればよかったです。でもまあ、こんなに育ってくれて「嬉しい悲鳴」ですね。

2012年8月23日(木)
朝日のチカラ

西門の左側にある一帯に、7月にクレオメの苗を植え付けました。縁に沿って1列に植えたのですが、最初に咲いたのがこの場所です。なぜかというと、多分、朝一番に太陽の光が当たるからだと思われます。日陰になっているところは、まだ数センチのものすらあるんですよ。朝日の威力はすごいですね。

2012年8月17日(金)
なでしこ、強いです。

なでしこって、本当に強いです。え、そんなの知ってるって?もちろんそうですね。みんな、なでしこジャパンの強さは知ってますね。ロンドン・オリンピックでの活躍も見事でした。

実は、大学のなでしこも強いんですよ。この猛暑で花が小さくなったり、咲かなくなった花種が多い中、しっかり花を咲かせています。ミックス種だったので、いろんな色があってきれいです。3月29日には見当たらなかったなでしこですが、その後、30株近く残っていることがわかりました。まだまばらですが、この秋にもう一袋分植え付ければ地面を覆うようになるんじゃないかと思います。来年の春が楽しみです。

2012年7月27日(金)
孤高のペチュニア

正門前の蘇鉄の下は、徒長して風通しがよかったためか、いまだにビオラが花を咲かせています。その中に、ピンクのペチュニアが咲いています。これはもう何年も前に、すでに本学を辞められた先生が植えられたものからのこぼれ種かと思われます。その先生が植えられた翌年にはひと株咲いていましたが、そのあとは咲いていなかったと思うので、ずっと土の中で発芽のチャンスを待っていたのでしょうか。たくましいですね。ピンクと紫に見えますが、ひとつの株です。オレンジ系のビオラに混じって、そこだけ明るくピンクに輝いています。ミスマッチと言えばミスマッチですが、毅然として気高くも見えます。

2012年6月29日(金)
3年目ジニア

昨年のこぼれ種のこぼれ種から、第一号の花が咲きました。このように人工的に色を創った品種は、てっきり先祖帰りして白一色かピンク一色になると思いきや、きれいな2色になってくれました。とてもきれいで気に入っています。一昨年に一度種を蒔いただけで、毎年花を楽しめるなんてお得ですね。

2012年6月12日(火)
ポピー苗に朝露

4月10日に第一号が咲いたポピーは、その後、周囲の雑草が枯れてきたら、いくつもの苗が生き残っていることがわかりました。数えると少なくとも30株以上はあります。花をつけているのはそのうち5株ほどで、中にはとっても小さな株もあり、もしかしたら最初に咲いた花からのこぼれ種からかもしれません。その小さな苗に朝露がしずくとなって光っていました。

だめかと思っていた苗が生き残っているのを知った時や、咲いた花を見るときに加え、このようなきれいな自然の姿を見ることができるのもガーデニングの楽しみです。


なぜか外側の葉色が悪くなっていますが、中央の新しい葉は元気なので、暑くなりすぎる前に大きく育ってくれればと願っています。

2012年5月31日(木)
ちょっと失敗、でも華やかビオラ

今年は、いつもより安い種を買ってしまったので、ちょっと花数の少ないビオラが多くなってしまいました。近くで見ると隙間が多いのですが、こうして遠くからみると、派手な色合いなためか、そこそこ華やかになりました。来年はケチらずにいい種を買おうと思います。手間暇をかけるのは同じなので、せっかくならいい花を作りたいですからね。

2012年5月5日(土)
冬越しペチュニアおしくらまんじゅう

西門正面のペチュニアが越冬しました。なんにも遮るものがない、雪ざらし・霜ざらしの場所なのに、よく冬越ししてくれたものです。そのうちのひとつの株は巨大になり、花も無数につけていて、重なり合うように咲いています。早春に、見た目がちょっとさびしいからと植えたビオラとおしくらまんじゅう状態です。冬越しできるとも思っていなかったし、まさか、こんなに大きくなるとは思ってもいませんでした。大事に大事に育てても、あっけなく枯れてしまうものもあれば、このように自力でたくましく育つものもあり、植物もさまざまですね。何年たっても驚きの連続です。

2012年4月28日(土)
ど根性ビオラ

昨年ビオラを植えていたところから1mほど離れたところのマンホールの脇に、小さなビオラが咲いていました。雨上がりで汚れていますが、そこがまたけなげですね。おまけに、近くにころがる空き缶が、惨めさを募ります。願わくば、このようなゴミがないキャンパスを目指したいものです。こんな小さなお花に気付いてくれる人が増えるといいですね。

2012年4月10日(火)
白でした!

下のつぼみだったポピーが咲きました。色は白でした。白とはいっても純白ではなく、縁がほんのりとピンクに色づいています。春らしい暖かな色合いです。和紙細工のような繊細な花びらが、風にそよぐ姿をみていると、なんとも幸せな気分になれます。

2012年3月29日(木)
サバイバルばんざい!

去年の秋、ちょっと広い面積に、種をばらまいたり、小さな幼苗をたくさん植えたりしました。本当はポットで丁寧に育苗したいのですが、ビオラの苗でベランダがいっぱいになり、とてもそれ以外の苗を作れないので、ダメもとでポピーと撫子の幼苗を植え付け、菜の花の種を3袋分ばらまいたのです。

その後、ほとんど手入れができませんでしたので、全滅かなあ、と思っていたところ、なんとポピーと菜の花が1株ずつ生き残っていました。ポピーは独特の下向きのつぼみがついています。もう少しで開きそうです。菜の花は、小さな小さな株でわずか15cmほどの高さしかありませんが、ほんの数輪、黄色い花をつけています。どちらも、あの例年になく過酷な冬をよく乗り切ってくれたと思います。いずれもこぼれ種で増える花ですので、これから頑張って周囲を耕し、こぼれ種で増えていってもらいたいものです。


あとは撫子です。一か月ほど前に見たとき、それらしき株がいくつかあったので、大丈夫かと思ったのですが、今日見たら、すっかり姫踊子草ホトケノザに覆い尽くされてしまっています。その陰にでもいくつか残っていてくれればいいのですが…。

2012年3月20日(火)
こんなはずじゃ・・・

いつもビオラを植えている歩行者用通路の入り口付近、今年は巨大なパンジーが咲いてしまいました。「・・・しまいました」というのは、実は今年もビオラの種を蒔いたつもりだったからです。

年末に定植したときに、小さな蕾がついていたのに、1カ月たっても2カ月たっても、なかなか咲かないなあ、と思っていたら、いきなり巨大な花が開いていてびっくりです。これはきっと、いつもより安価な種を買ったからだと思っています。100円ほどケチったためにこんなことになってしまいました。失敗したくなければ、多少の出費は覚悟しなくてはいけないということですね。

2012年2月18日(土)
銅葉の金魚草

西側縁石沿いに数本残った金魚草は、夏越し・冬越しをし、細々と花をつけ続けています。夏の除草作業で刈り取られなければ、縁石沿いにずらーっと並んでいたかもしれませんが、刈られてしまったものは仕方がありません。今年もまた育苗して植え付けます。

実は今年は、残った株の株元に、いくつかこぼれ種がでています。理想は、このように、毎年こぼれ種で更新されて続いていくことです。そのためには土質を改善しなくてはいけませんね。そのようになる日を夢見て、せっせと耕しています。

2011年12月28日(水)
休止符のフェルマータ

ピアノを弾いていて、ふと気付きました。曲の最後の休止符についているフェルマータ、これって、音が無い状態なのに、それを長く延ばすとはどういうことなのかなあ、と考えてしまいました。

物理的には音が“無い”ので、フェルマータがあってもなくても、違いはないはずです。写真は、ベートーベンのピアノソナタ“悲愴”の第一楽章と第三楽章ですが、第一楽章は特に、フェルマータのついた全休符の1小節をわざわざ足してあります。

演奏を見ていたら、演奏者はその分の時間、手をピアノの上に置いたままで動かないでしょうからわかるでしょうが、録音だとそれはわからないはずですよね。


でも、きっと一流のピアニストだと、音が無い時間の“余韻”を表現することができるのでしょう。奥が深いですね。そういう感覚がわかるように、感性を磨きたいものです。わたし自身はもちろんのこと、学生さんにも、そのようになって欲しいなあ、と願っています。

2011年10月22日(土)
大仕事達成

大学でのガーデニングをしていく上で、最大の難関だと思っていた大仕事が済みました。「思っていた」というのは、当初思っていたよりも、案外簡単に済んでしまったからです。

大学西側の一帯は、2008年9月23日の写真にあるように、ジャングル状態でした。ジャングルを作っていたのは、ニセアカシアのひとり生えです。その後、地上部分を刈り取ったので、このあたりには残りの切り株が無数にあります。これらを見た時、わたしひとりの力ではどうにもできそうになく、専門業者さんに頼んで重機で掘り上げてもらおうか、それともロープをくくりつけて車でひっぱればどうにかなるかな、などと考えていたものでした。それらの中で最大の株が右の写真です。

ある日「末梢の細くなった根を一本一本切断すれば抜けるかも」と思い付き、やりはじめてみたら、ほとんどの根が地下の浅いところを這うようにしているので、簡単に掘り上げることができました。写真の株も、周囲を掘ってみたら一番太い右側の根は地表すれすれのところを横に這っており、すべての根をのこぎりで切断して掘り上げることができました。


ニセアカシアは、成長が早く、花もきれいなため、緑化対策として積極的に導入されたらしいのですが、地下茎やこぼれ種であちこちに芽を出し、その成長も驚異的に早いのでやっかいです。地上部分を刈っても、春になると芽を出し、ひと夏で人の背を超えてしまいます。ここ1,2,年は少しでも芽が出たらその都度摘んで伸びないようにしてきました。成長は早いのですが、上に述べたように根が浅く、地震のときには倒れる危険性が高いということや、多数のひとり生えによってその土地の土壌を変えてしまう害もあるそうです。

ちなみに、2つ下の記事の桔梗は、いくつかの株を掘り上げた場所に植えたものです。土壌を心配したにもかかわらず、たくさんの花を咲かせてくれて安心しました。まだまだ残っている切り株もひとつずつ掘り上げ、きれいな明るい花壇にしたいと思っています。

2011年10月10日(月)
ツマグロヒョウモンとジニア

今年のツマグロヒョウモンはジニアがお気に入りの様子です。近くでわたしが草とりをしていても逃げませんでした。おかげで、蜜を吸っている口吻までしっかりと見えましたよ。

このジニアは去年のこぼれ種から出たものです。昨年植えた数よりもずっとたくさんの株ができました。来年はもっと増えてくれるといいですね。

2011年9月8日(木)
桔梗一年生

辛うじて除草作業の難を逃れた桔梗が咲きました。涼しげな色でしょう。この春に種をまいたものなので、今年は未だ咲かないと思っていたのに、小さいながら花をつけてくれました。株自体もまだ30cmほどしかありません。でもつぼみもたくさんついており、これから涼しくなるともっとたくさん咲いてくれそうです。写真にも、下のほうと右端に、紙風船みたいなつぼみが写っていますね。無事に冬を越して、来年はもっともっと大きな株に育ってくれることを楽しみにしています。

2011年8月27日(土)
ガウラ再満開

8月初旬に切り戻したガウラがまた満開になりました。これは2年目の株で、昨年11月3日の日記のブルーサルビアの後ろに写っているのと同じものです。大きくなったでしょう?実はこぼれ種でもたくさん発芽したのですが、あまりに多すぎてずいぶん抜きました。こぼれ種が発芽してくれるというのは嬉しいですね。土が良くなってきているという証拠です。なんだか、自分の努力を認めてもらえたような気持ちになります。

2011年7月11日(月)
メドー戦士ガラニチカ

南スーダンが独立しましたね。多くの血を流してなしえた建国です。平和と繁栄を期待したいです。アメリカ留学中には、アフリカ諸国からの留学生もたくさんいました。彼女たちは異国にいても、毎年独立記念日のお祝いパーティをします。尊い命をたくさん犠牲にして勝ち得た勝利をこころから誇りに思っていることが感じられたものです。

写真は、大学の庭で雑草と戦うメドー戦士ガラニチカ。いえ、本当は通称メドーセージ、正式名サルビア・ガラニチカです。強そうな名前だし、ひとつひとつの花もガオーッと咆哮してるみたいでしょ。

3年前にいただいた挿し芽苗からずいぶん増えました。ネットではよく「増えすぎて手に負えない」と書いてあるので、その強靭さを見込んで未開地帯に導入しました。期待を裏切らず、毎年徐々に株を広げていってくれています。いつか、青い海のようになるまで頑張ってほしいです。

2011年7月8日(金)
迫力エキナセア

昨年の秋、無性に植えたくなってネットで探して購入した種からのエキナセアが咲きました。思ったより大きな花で直径10cmほどもあり、なかなかの迫力です。葉も無骨でたくましい感じで大株になってくれそうです。

ほんとうは、もっとたくさん発芽したのですが、冬の寒さでダメにしてしまい、7株しか残りませんでした。雑草と互角に戦ってくれそうなので、今年の秋もまた種まきをし、増やしていきたいと思っています。

2011年6月19日(日)
「祈る」という行為

3月の東日本大震災のときには、多くの国の人達からお見舞いのメールをもらいました。わたし自身は被災していないのに、申し訳ないくらいでした。

そのなかで、アルゼンチンの人からいただいたメールに、My family and I are praying for you, your friends and family and country. とありました。これを見た時、あ、彼女とそのご家族はきっと夕食の前に、みんなで日本のためにお祈りのことばを唱えてくれているんだ、と思いました。わたしも常々「ご健勝をお祈りいたします」などの表現を使いますが、実際に声に出して祈ったわけではありません。軽々しく「祈る」ということばを使いすぎているような気がして、これからは、もっと重みのあることばとして使わなくては、と思いました。

あ、そういえばわたしだって、震災の翌日、高速へのランプを上っていく「東日本震災支援物資運搬中」と書いたトラックには、その後ろ姿へ向かって小さく手を振り「いってらっしゃい」と声に出して言いましたよ。周りに誰もいなかったので、ね。


写真は今年初めて種をまいてみたゴデチャです。噂にたがわず華やかな花で、最初に咲いた花をみたとき思わず「わ、派手!」とつぶやいてしまいました。後ろのカスミ草と合わせたくって、開花時期を予測して選んだ花でしたので、見事成功です。でも、ちょっと華やか過ぎて本学の庭では浮いている感じがします。なんだか、カジュアルパーティにひとりだけドレスアップして参加しちゃったような…。 でもまあ、いずれはこんな花が似合うように、また頑張って開墾していきます。

2011年4月29日(金)
お洒落な野良チューリップ

体育館前の桜の木の下に、チューリップが咲きました。例年、葉だけは出るのですが、蕾がつかなかったので、今年初めてその花を見ました。誰が植えたかもわからない、ほったらかしのチューリップなので、素朴なものだろうと思っていたら、先のとがった、品種『バレリーナ』みたいなお洒落な花でした。来年もまた咲いてくれるといいなあ。

2011年3月9日(水)
満開スイートアリッサム

ベランダのスイートアリッサムが満開になりました。6cmポットのままなので根詰まりをおこしているのか、下の葉が黄色くなっていますが、近所のホームセンターで売ってあるのより、コンディションはいいんですよ。(あ、値段みるの忘れた…)

昨年はアプリコット色のスイートアリッサムにして、失敗しました。苗は100以上できたのですが、生育が今ひとつでしたし、なんといっても色が地味で目立たないのです。鹿沼土みたいな色なので、すっかり土になじんでしまいます。カタログで見たときは綺麗だったし、アプリコット色は看護学のシンボルカラーなので選んだのに、残念でした。今年は明るい紫色で華やぎを加えたいと思います。どうぞお楽しみに。

2011年2月15日(火)
雪景色のナゴヤドームと2010年第一ビオラ

昨日の午後から降り出した雪の積もったキャンパスとナゴヤドーム、朝日を受けて綺麗だったのですが、写真にしてみるとそうでもないですね。もっと腕を磨きたいです。

今年のビオラは黄色を植えなかったので、白が最初に咲きました。12月から咲き始め、今は多い株には4-5輪咲いています。これから暖かくなって、たくさん花を咲かせてもらいたいものです。

国家試験を目前にした学生さんも花開く日を目指して頑張ってください。

2010年11月24日(水)
うーーん、困った。

正門前のマリーゴールドが、満開を迎えています。おまけにまだ蕾もたくさんついています。たぶん、今年4〜回目の満開だと思います。鮮やかな黄色いじゅうたんを長く楽しめるのは嬉しいのですが、そろそろ植え付けなくてはいけないビオラの苗がすでに育っているのです。どうしましょう・・・。こんなに咲いていて、蕾もある株を抜くにはしのびなく、悩んでいます。いずれ、霜がおりたら枯れるのでしょうか。そうしたら、あきらめて抜くことができるかもしれません。

2010年11月3日(水)
ブルーサルビア満開

西門近くに植えたブルーサルビア(サルビア・ファリナセア)が満開になりました。9月20日の日記と同じ場所です。暑い間も可憐なブルーの花をつけていて、それはそれで可愛かったのですが、涼しくなったとたん、一気に勢いが増したのです。ガウラ(白蝶草)を背景にとても映えます。8月11日の日記に書いた、ご近所の女性のかたも見に来てくださっていました。ただ、前面に植えたラバテラがこの夏の猛暑でひと株しか残らなかったのが残念です。もし、もっとたくさん残っていたら、ピンク、青、白の組み合わせが綺麗だったことでしょうね。

2010年10月30日(土)
2030年へのロードマップ

10月初めに、マニラで開かれた世界クリティカルケア看護連盟第7回大会に参加してきました。アジアでの開催ですので、これまで参加していなかった台湾やシンガポールなどからの参加者もあり、交流を深めることができました。

フィリピンの看護師さんたちはみんなとても素敵で、若い人はフレンドリーで礼儀正しく、リーダー格の人たちは毅然としていました。

仕事の都合で1日半しか参加できなかったのですが、その中でもっとも印象に残ったのは、フィリピン看護界トップの方が講演された「Roadmap to 2030」でした。フィリピンでは、20を超える看護団体の代表が集まって2030年のフィリピンの看護をどうすべきか、数年かけて話しあってきたのだそうです。それだけ多くの代表が集まると、なかなか話しはまとまらず、目の前に解決すべき問題が山ほどあるのに、なんでそんな先のことが考えられるんだ、という意見が出たり、それぞれの団体が優先したい事柄が違っていたり、と大変だったそうです。感心したのは、その話しあいにはプロのコンサルタントが加わり、話しが対立したり行き詰ったりすると「それで、あなたたちがやりたいことは何なんですか?」と軌道修正してくれたのだそうです。

そして、なぜ2015年でも2020年でもなく、2030年なのか、という理由について「改革には世代交代が必要だから」と述べられたのには感動しました。20年後というと、今の学生さん達がそろそろ主任や師長になる頃です。次の世代を創ってくれる学生さん達が夢をもって看護の道を進んでくれるよう応援したい、とあらためて思いました。


写真は宿泊したホテルの部屋です。渡航前にネットで調べたら「日本人が耐えられるぎりぎりの線」と書いてあり、ちょっとおじけづいてしまい、別のホテルに泊まることもチラッと考えたのですが、先方がとってくれたホテルですし、ほかの国の人達が泊っているのに自分だけお金にものを言わせるようなことをしたくなかったので、覚悟をして渡航しました。確かに周囲は怪しげなネオンがともり、昼間でも道端で寝てる人がいて、あまり安全とは言えませんでしたが、ホテルの部屋はご覧のとおり、とてもおしゃれて綺麗でした。ドアやエアコンはかなり古かったので、最近改装したようです。従業員のマナーも申し分ありませんでした。

2010年9月25日(土)
スクープ画像

写真は何の花だと思います?撮影日は今朝です。


答えは、木蓮です。大学が面している道路の街路樹のうちの一本です。見たことないでしょう?青々とした葉っぱと一緒に咲いている紅色の木蓮。わたしも初めてで、びっくりです。これほど満開だということは、数日前までの酷暑の間に蕾が育っていたということになります。普通は、極寒の時期につくはずですよね。いやぁ、今年はいろんな衝撃的な植物を目にします。でも、もしかしたら、これまでもあったのに気にとめてなかったのかもしれません。日常の中に驚きを見つけるのも楽しいですね。

2010年9月20日(月)
蝶がキタキタ!

西門近くに植えたブルーサルビアにツマグロヒョウモンが来ていました。春にビオラを食べて大きくなったのかな?でもまあ、綺麗な姿を見せてくれたからいいか・・・。

2010年8月11日(水)
涼しくて

写真のサルビア・ホルミナムもペンタス同様、三度目の挑戦でやっと定植にたどりついたものです。・・・が、なぜかヒョロヒョロの徒長苗で背丈も20-30cmどまり。ネットでよくみかける「風に揺れる涼しげな姿」という形容にあこがれて頑張ったのですが、あまり見栄えのするできにはなりませんでした。おまけに、梅雨明けの猛暑で半分近くの苗が枯らしてしまいました。でも、宿根するようなので、来年は涼しげな小路を目指し、また種まきに挑戦します。

この苗を植え付けている頃にお会いしたご近所の方に、数日前にまたお会いしました。「おひさしぶりですね」とお声をかけたところ、「声をかけていただいて嬉しくって…」と、わたしのために即興で一句詠んでくださいました。いえいえ、お礼をいいたいのはこちらのほうです。見てくださる方がいらっしゃると思うから、地道な作業を頑張れるんです。ぜひまた見に来ていただきたいです。

2010年7月24日(土)
いつの日か元気の出るお花畑に

写真は、先々週の趣味の園芸で特集されていた、今流行りのヘメロカリス・・・なわけがなく、ただのヤブカンゾウです。西門と歩行者用通路の間に自生していました。昨年はひと株だけだったのに、今年は増えています。宿根草で、地下茎で増えるようなので、この調子で増えてくれるといいですね。暑い時期に、明るいオレンジの花で元気づけてもらいたいものです。

2010年7月9日(金)
2010年春ビオラ総集編

ずいぶん遅くなってしまいましたが、今年の春に咲いたビオラです。去年は、少し秋が深まってから種をまいたため、成功率が高く、90%以上が育ちました。ですので、あちこちに植えて紫の小道や樹木のネックレスをつくってみました。ネックレスは株どうしがつながるほど大きくなる前に、草に埋もれてしまったので、成功とは言えませんでしたが、その後、同時に植えたガウラが大きくなって、いまは白い蝶のような花が涼しげに揺れています。

2010年5月12日(水)
事件です!

こんもりと満開のピンク・マーガレット、綺麗でしょう?・・・と言いたいところなのですが、この花、一昨年までは、小さな白い小菊だったのです。昨秋は、葉っぱは茂ったものの、花が咲かないなーと思っていたところ、暖かくなってきてからなんとピンクの大きな花が咲いてしまいました。しかも、この株だけでなく、周囲のいくつもの株も同じピンクの花です。中には八重の株もあります。一体どうしたんでしょう?天変地異の前触れ?それとも昨年の皆既日食と関係があるんでしょうか。なんとも不思議な自然の摂理です。

2010年1月30日(土)
いのちを大切に

昨日の首相施政方針演説では「いのちを守る」がキーワードだったそうですね。当たり前のことなのに、それを声を大にして言わなくてはいけないのは困ったものです。

今朝大学に来てみたら、先週植え付けたばかりのオステオスペルマムの苗が一本、早くも踏まれて折れていました。もう一歩左にずれればちゃんと歩道を歩けるのに、なぜ気づいてくれなかったのかなあ、と残念です。でも、根元は残っていましたので、きっと脇芽が出て生き延びてくれるものと思います。

・・・などと思いながら、正門に近づいてみると、今度はなんと、道路に一番近いビオラ苗の上に、ネコの死体が…。たぶん、車にはねられたのを、誰かが投げ入れたのでしょうね。ここが最期の場所になっていまった猫ちゃんのために、「きれいな花を咲かせるからね」と誓いました。

写真は、この冬最初に咲いたビオラです。撮影は1月2日ですので、その後、紫やライトブルーの花もちらほらと咲いてきています。昨秋は遅めに種をまいたので成功率が高く、とてもたくさんのビオラ苗ができました。あちこちに植えましたので、どうぞ春を楽しみにしていてください。

2009年10月31日(土)
石の上にも3ペンタス

早いもので、もう10月も終わりですね。でも今日は爽やかないいお天気で、汗ばむくらいでした。

今、正門前の蘇鉄の下で、ペンタスが満開です。黄花コスモスと鶏頭は台風で倒れてしまったのですが、背の低いペンタスは無事でした。

実は、ペンタスは昨年も一昨年も種まきにチャレンジして失敗し、3度目でやっと開花したものです。星型の小さな花が可憐です。ずっと前に苗で買ったものより、一輪一輪の花が大きいような気がします。今、ベランダで育苗しているビオラの準備が整うまで、ペンタスに頑張っていて欲しいものです。

2009年9月26日(土)
世界大会 in Florence

フィレンツェで開かれた第10回世界集中治療医学会大会、兼、第6回世界クリティカルケア看護師連盟年次大会に行ってきました。フィレンツェは英語ではFlorenceなんです。4年前に開催国が発表されたとき「ん?フローレンス?そんな都市、イタリアにあったっけ」と不審に思ったものです。その後も、飛行機のチケットを購入するときまで「フィレンツェのことよね?」と内心、心配でした。

大学の仕事の関係で一日遅れで参加したので、クリティカルケア看護師連盟の会議には出席できなかったのですが、各国の代表者と1年ぶりの再会を喜び合うことができました。

発表の中では、いつもその八面六臂ぶりに感嘆させられる、フィリピンのBelleの看護師移民の話が印象的でした。フィリピンをはじめ、多くの発展途上国で看護師が海外に流出しており、国内の看護師不足が深刻であるということをデータを示しながら報告し、フロアからも「素晴らしい発表です。ぜひ論文にしてください」というコメントが出されました。

日本ではインフルエンザのワクチンを輸入する、という話が出ていましたが、それを輸出する国の需給がどうなのかは報道されませんでしたね。輸出国の人たちを犠牲にはしたくないものです。

2009年8月20日(木)
道端の花

この夏もクリーブランドに行ってきました。毎年、滞在中一回だけ、ホテルと病院との間の道を、ほんの少し遠回りしてこの四つ辻を通ります。ここは、わたしが近くに住んでいた時には、クレオメがひと株だけ咲いていたところです。きっとどこかのお家から飛んできたこぼれ種から咲いたのだろうと思っていました。ところが、5年ぶりくらいに通ってみたら、株が増えていて、株元には丈の低い1年草が植えられていました。ここは、住宅街の車道と歩道の間の緑地地帯で、個人の敷地ではありません。きっと近くのお家の方が手入れされているんですね。グリーンの芝生が続いているのも綺麗ですが、その中に一角だけ華やかな場所があるのもいいものです。

2009年6月25日(木)
里親詐欺の理由

駐車場脇の金魚草が、5月中旬に満開になりました。あいにく、そのころ実習中で、あまり大学に来なかったため、ピークの写真を撮りそこないました。右の写真は2番花です。どうですか、金魚に見えますか?赤と白の組み合わせも金魚らしい演出になっているかもしれませんね。

ところで、いつも見ていた猫ブログの管理人の方が、里親詐欺をしていたとのことで、ショックを受けています。とはいえ、かねがね普通の猫ブログとちょっと違う印象を抱いていましたので、そう言われれば思い当たるような記事もあったように思います。

この里親詐欺について、いくつかのブログに糾弾する記事がありますが、実はその記事にもちょっと意外な印象を受けました。本人が「お金儲けのためではありません」と言っているにもかかわらず、金儲けのためだと決めつけている記事が多いのです。わたしは、お金儲けのためではないような気がします。かといって、詐欺を容認しているわけではありませんよ。それよりもっと「たちの悪さ」を感じるのです。


それは、本人がその猫種を維持するために「正しいことをした」という強い信念をもっていることです。正しいことのためなら、多少の犠牲は赦される、といった思い込みが感じられます。これって、とても怖いことですよね。

「正しい」と信じることを、信念をもってやりとげることは大事なことですが、一歩下がって、周囲の人の立場や気持ちを考えてみることも忘れずにいなくては、と思いました。

2009年5月1日(金)
踏まれても、踏まれても

自転車置き場脇のオステオスペルマムも、そろそろ花期が終わりに近づいているようです。ベランダで育苗中は元気いっぱいだったのに、植え付けた途端に葉色が悪くなり、心配したのですが、その後たくさんの花を咲かせてくれました。

先日、日中ちょっと立ち寄って花柄摘みをしていたら、このキャンパスで何かの集まりがあったらしく、年配の女性の方たちが通りかかられ、「まあ、お花がいっぱいね」と、声をかけられました。そして「終わった花を摘むときれいになりますよね。ありがとうございます」とおっしゃったのです。まさかお礼を言われるとは思っていなかったので、何と答えればいいかわからず、思わずわたしのほうも「ええ、ありがとうございます」と言ってしまいました。英語では「Thank you」と言われて「Thank you」と返すのは珍しくないのですが、日本語で「ありがとうございます」に「ありがとうございます」と返すのはちょっと変だったかもしれませんね。

実は、ここのオステオスペルマムは、踏まれてダメになった株がいくつかあります。たぶん、自転車を出すときに花のあるほうに出すのでしょう。でも、ちぎれた茎から挿し穂をとって挿し芽を作っていますので、大きくなったらまた戻すつもりです。今はまだ小さな株ですが、十分大きな株になったら多少踏まれても大丈夫になると思うのです。

でも、できれば、花が咲いてたら踏まないような学生さんになってくれることが一番の望みですけどね。


そういえば、2007年の8月の記事にある南アフリカで見た花も、オステオスペルマムの一種なんだそうです。

2009年4月29日(水)
ここにはちょっと…。

前回の日記からすっかり日が空いてしまいましたが、暖かくなってガーデニングシーズン真っ盛りです。今年は、昨年の秋に樹木が強剪定されたため、広々したところが多く、耕し甲斐があります。

以前、ヤブランを見つけたキャンパス西端の一帯も開けてきたので、少し整備しようと思います。

というわけで、せっせと草を刈っていたところ、なんと、茂みの中に鳥の卵がありました。かなり大きく、鶏卵のSサイズくらいです。大きさがわかるように剪定鋏を横に置いてみました。全部で9個あります。

一体何の卵なんでしょうね。これら9個をすべてお腹の下にしまって抱卵できるとすると、かなり大きな鳥だと思われます。

せっかく茂みの中に隠しておいたのに、わたしが草を刈って露わにしてしまい、申し訳ない気がしますが、ここはちょっと不適切かも・・・。大幸キャンパスは結構広いので、どこかに安心して鳥が住める場所を作ってあげられたらいいな、と思います。

久しぶりの日記で鳥の卵の画像だけでは何なので、正門前のビオラの写真もどうぞ。東側からみると、重なり合って見えて、とても豪華ですよ。
(どちらもクリックで大きくなります)


2008年12月27日(土)
メキシコにて

一ヶ月以上も前の話になってしまいますが、11月の半ばにメキシコの学会に参加してきました。世界連盟の年次大会です。今回は、メキシコのクリティカルケア看護学会と救急看護学会の両方が合同で開かれた学会との同時開催でした。この“合同”が災いしたようで、散々な学会でした。

なにしろ、会場はホテルから遠く離れた場所で、シャトルバスがあるというものの、待てども待てども来なかったり、会場の前に待機しているドライバーに“ホテルに帰りたい”と言ってもなんだかんだと言って、車を出してくれなかったり、プログラムはあってないようなもので、時間は大幅に遅れるし(2-3時間は当たり前)、演題がその場でキャンセルになったり、通訳が手配してなかったり、と数え上げればきりがありません。アメリカから来た人は「昨年も一昨年も救急看護学会に来ているけれども、いつもとってもまとまっていた。おそらく2つの学会がうまく協働できていないのだろう」と言っていました。

そんな中、嬉しかったことや楽しかったことは、やはり人とのふれあいです。アルバイトに来てくれていた英語学校の学生さん達は、とっても一生懸命で細やかに気遣いをしてくれました。通訳が手配されていないのを知り、本来の役割ではないのに自ら通訳を申し出てくれ、「あらかじめ原稿を見たい」と言われ、その内容についても質問して勉強してくれました。ところが、発表を開始し、まさに最初の一文を訳してもらおうとしたそのとき、突然、別の人がスペイン語で通訳しはじめたのです。せっかく勉強してくれたことが水の泡となりました。何しろ、通訳し始めたのは、今回の学会の会長さんだったので、断るわけにもいきません。学生さんには、とてもとても気の毒で、かけることばもありませんでした。

もうひとりは、コロンビアから参加していたサンドラです。彼女は、ほとんど英語が喋れず、最初、英語の喋れるアルゼンチンの人と3人でいたのに、いつのまにかわたしとサンドラと2人だけが残されたのです。片言の英語や、わたしの持っていたスペイン語会話の本を見ながらのコミュニケーションで、なかなか通じないときもあったのですが、いろいろ工夫をしてやっと通じたときの喜びはひとしおでした。お食事や買い物なども、スペイン語のできないわたしのために、面倒をみてくれました。また、彼女の発表の中に、わたしの博士課程の指導教員だった先生の名前が出てきて、お互い地球の裏側に住んでいても、ことばが通じなくても、同じ看護界に生きていることを実感したものです。

写真は会場となった、メキシコシティにある病院キャンパス(複数の病院が集まっている)内にある看護師の銅像です。あちらの看護師さんたちは、とてもフレンドリーで、かつパリッとしたユニフォームとナースキャップを身につけ誇り高い印象を受けました。

2008年9月23日(火)
藪の中の藪蘭

大幸キャンパス再開発というよりは大幸ジャングル再開拓として、キャンパス内の荒地を切り開いています。西の端は、てっきり縁石のすぐ外側に金網のフェンスがあるものだと思っていたら、雑草を切り開いてみると空間が開けていてびっくり。ヤブランも咲いていました。(クリックで拡大します) 斑がないので、きっと種が飛んできて生えたのでしょうね。年中日が当たらなかったはずの木陰でけなげに咲いています。

このように荒れたままにしておくと、蚊がわいたり、スズメ蜂が巣を作ったりして、学生だけでなく、周囲の住民の方々にも迷惑をかけてしまいます。また、将来看護師として患者さんの身の回りの環境整備をしなくてはならない学生が、こんな環境で生活していては、整理整頓の感覚が見に付きませんよね。なので、少しでもキャンパスの環境整備をと思い、せっせ、せっせと片付けています。(あ、わたしの研究室の整理整頓についてはどうかご容赦を)

2008年8月27日(水)
文化と文明

文化に優劣はありませんが、文明には度合いがあります。伝統的な文化を維持するのは大事なことですが、文明度が低ければ高める努力が必要ですね。

ルールやマナーを守る、尊敬と感謝を忘れない、労力を惜しまない・・・人間として当たり前のことですが、実行できれば文明度が上がるような気がします。

以前、講演のあとに声をかけてくださった方に「当たり前の話しかできなくってすみません」と言ったら「いいえ、先生、当たり前のことが大事なんですよ」とおっしゃってくださり、目かウロコが落ちた思いでした。当たり前のことを普通にできる人間を目指したいものです。


写真は、種から育てたるりまつりです。1年目は花が咲かないと聞いていたのに、少しずつですが爽やかな花をつけてくれています。何年もかけて大きくなってくれるといいな、と思います。

2008年8月7日(木)
高校生に模擬授業

先日、(株)リクルート社主催の、高校生向け進学イベントで、模擬授業を行いました。場所はご近所のナゴヤドームです。

看護師の仕事の紹介としてICUでの看護とフライトナースの訓練風景、看護の勉強内容として、心電図の基礎と橈骨動脈および頸動脈での脈拍触知について30分ほどの講義をしました。

多くの高校生が見学に来てくれましたし、脈拍触知などは一緒にやってくれるなど、とても熱心に聴いてくれました。

これをきっかけに、看護に興味をもってくれる高校生がひとりでも増えてくれるといいな、と思っています。



2008年5月21日(水)
ど根性つつじ

病院近くの歩道で、街路樹として植えてあるつつじが、電線を覆ってある筒を突き抜けて花を咲かせていました。素晴らしい根性です。暗いトンネルにいる間も、上を目指して努力すれば、明るい未来が開けると信じて、努力したいですね。

2008年4月21日(月)
まぐろのしっぽ

少し前の話になりますが、フィリピンで開かれた世界看護師連盟年次大会に出席したときのことです。ベイ・エリアのカジュアルレストランにみんなで行きました。焼きそばやフリッターなどのおいしいお食事を楽しんでいたところ、途中で「まぐろのしっぽ(Tuna tail)」というお料理がが出てきたのです。その時点から、わたしは無邪気にお食事を楽しめなくなってしまいました。しっぽ以外はどこに行ったんだろう・・・おそらく日本です。わたしたちがおすし屋さんやスーパーで見かけるまぐろを、ここの人たちは食べることができず、しっぽだけを食べているのだと思うと、胸が痛みました。

フィリピンは素晴らしく整った看護教育制度をもっており、APEC諸国の中で唯一、学士レベルのみを看護師の基礎教育としています。そして、その教育はすべて英語で行われます。ところが、その優れた教育を受けたことが、他国での就業を可能とし、結果として看護師の海外流出につながっているそうです。

よかれと思ってフィリピンの看護師リーダーたちが努力したことが、逆の結果になってしまうとは、虚しいですね。

写真はホテルの窓から写した、朝日の当たるマニラの街です。

2008年4月11日(金)
ビオラボール

こんもりと茂ったビオラのことをビオラボールというのだそうです。今年は玄関前にビオラボールがたくさんできました。

新しい建物もできましたし、新しい植木も植えられ、少しずつキャンパスが整備されつつあります。

身の回りには、難問も山積みですが、いくつかの理不尽なことも解決されたことですし、新たな気持ちで新学期を迎えたいものです。

2008年2月23日(土)
国家試験がんばって!

明日はいよいよ看護師国家試験ですね。(保健師・助産師はもう終わりましたが・・・)

受験生の皆さんは、体調を整え、落ち着いて普段の実力を発揮してください。そして、わたしたちの仲間となり、病のために苦しんでいる人たちが少しでも楽になっていただけるよう、ともに力を合わせましょう。

写真は、先日、新幹線の中から撮った富士山です。あまりに綺麗だったので、思わずパチリ。(電線が写ってしまっているので、修正すればいいのでしょうが、わたしの能力では無理でした。)

皆さんも、このように清清しい気持ちで試験に臨んでくださいね。

2007年12月21日(金)
アセスメント執筆者の皆様へ

このたび、わたしどもの編集いたしました書籍の執筆に際しまして、ご協力いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。わたしども編集者も、本書の企画にとりかかったときには、このようなことになるとは、夢にも思っておりませんでした。最初にイメージしていたことから、二転三転し、非常に戸惑っております。

出版社から、皆様各自にお手紙が届いたことと思いますが「あの手紙だけではよくわからない」というご意見もいただいています。わたしども編集者は、あの手紙にはかかわっておりませんので、どこまでご説明できるかわかりませんが、もし、補足できることがあればご説明したいと思います。メールでも電話でも結構ですので、どうぞご連絡ください。

今回のことで、不快な思いをなさった方々も多数いらっしゃると思います。このような事態を防ぐことのできなかったわたしどもの力不足を、こころよりお詫び申し上げます。

池松裕子
山内豊明
 

2007年11月17日(土)
幸せって

学生さんから質問をいただきましたので、こちらで回答です。わたしにとっての幸せって・・・そうですね『努力が報われたとき』でしょうか。写真のように、丹精こめた花が咲いたときとか、あるいは、思いを込めて教育した卒業生がいい看護をしているのを見たとき、などですね。

努力は報われないことも、しばしばありますが、だからこそ、成果が見えたときに幸せを感じるんだと思います。

ビオラは思っていたような色ではありませんでしたが、一応3色揃いそうです。

2007年11月12日(月)
第一ビオラ開花

大学玄関前に植えたビオラの苗に、第一号の花が咲きました。九月のはじめに種をまいて自宅のベランダで育てたものです。花が咲いたのは嬉しいのですが、ちょっと気になることが・・・。

実は、この列にはピンクの花を植えたつもりだったのです。ビオラは色が変化するらしいので、これから変わっていくのかもしれませんが、もし、同じ色の列にポツンと別の色が混じったりしたら、ちょっとみっともないですね。そのときは、皆様、ごめんなさい。


なお、この花はすぐに摘んで研究室に生けました。本当は花芽のうちにどんどん摘んで、株を大きくしなくてはいけないのだそうです。最初の花を見たくて、咲かせてしまいました。

来春は玄関前を花一杯で飾ってくれるといいな、と思っています。多感な年頃の学生さんたちに、きれいなものを愛でる気持ちを養ってもらいたいのです。

2007年9月10日(月)
夕方の虹

さきほど、大幸キャンパスに大きな虹がかかっていました。夕方だったので、次第に夕焼けに溶け込んで赤い虹になりながら消えていきました。(クリックで大きくなります)

2007年8月29日(水)
世界クリティカルケア看護師連盟第4回大会(南アフリカ)

世界クリティカルケア看護師連盟(WFCCN)の年次大会のために、南アフリカに行ってきました。会場はヨハネスブルグ郊外にあるSUN CITYという高級リゾート地で、蚊一匹もおらず快適でしたが、いろいろ考えさせられることもありました。

WFCCNは2001年に発足して日本は2005年から加盟しています。わたしはこれまで仕事を調整するのが難しく、1-2日しか参加せずに帰国していましたが、今年はちょうど夏季休暇の時期でしたので、はじめて最初から最後まで参加してきました。WFCCNは参加国も増え、活動も増えてきていますが、それにともなって問題も生じてきており、今後どのように運営していくのか、日本がどのようにかかわるか、熟慮すべき時期に来ている感じがしました。

学会は南部アフリカ諸国のクリティカルケア医学会と合同開催でした。小規模ですが、世界各国の高名な研究者の講演もあり、楽しむことができました。

一方、人種や貧困の問題も避けては通れず、わたし自身も多少嫌な思いをしましたし(と言っても、アメリカでの経験と大して変わりませんが・・・)、西アフリカから参加された方は、旅費がなくローンを組んで今回参加されたそうです。その国ではほとんどの看護師はインターネットへのアクセスの手段がなく、情報を得ることができないとおっしゃいます。

すべての問題に対してわたしたちが援助できるわけではありませんが、例えば看護大学の図書館が火災に遭い、本が全焼してしまったことや、博士論文の学外審査員の不足などについては、何か支援ができるのではないかと思っています。

写真はSUN CITYのCultural Villageに咲いていた花です。珍しい形ですね。南アフリカは多くの花の原産地ですが、冬だったためか、咲いている花はほとんど見かけませんでした。

2007年6月9日(土)
ICN大会と博士課程シンポジウム

5月30日から6月1日にかけて横浜で開かれたICN (International Council of Nurses)大会と、その前後に行われたINDEN(International Network of Doctoral Education in Nursing)および日韓合同の博士課程向上のためのワークショップに参加してきました。ひさびさに諸外国の人たちと交流し、楽しいひとときを過ごしました。ともに留学していたひととはあえませんでしたが、時期がずれて留学していたひとや、共通の知り合いのあるひとたちと会うことができました。

ICNやINDENではグローバルな視点で、ひとびとの健康を守るために看護師として何をしなくてはならないかを考えさせられる機会となり、日韓合同ワークショップでは、より具体的に日本の看護教育の問題点、特に国立大学における大学院教育の問題点が明るみになりました。日本では大学と大学院が指数的に増えてきており、喜ばしいとともに難題も山積みですが、同じように世界中で奮闘している人たちのことを思うと、自分も頑張らなくては、とあらためて思います。

2007年3月7日(水)
日本集中治療医学会学術集会終了

第34回の日本集中治療医学会学術集会が無事終了しました。部会長講演では、前半に時間をとりすぎて、後半は時間が足りず、駆け足になってしまい、ちょっと心残りでした。わたしたちが、より良い看護を行うためには、わたしたち自身が努力しなくてはいけない、というメッセージは伝わったでしょうか。

これまで「より良い看護」ということばは、頻繁に使われてきましたが、どちらかというと、業務改善や人員配置などの文脈で使われることが多かったように思います。業務を改善し人員を増やして、いったい何をするのか、といった議論が不足していたのではないでしょうか。それこそが研究がめざすものです。より良い看護ができるための知識を生み出すために、臨床の看護師も、大学の教員も、大学院生も、それぞれの立場でできる努力をしていきましょう。

看護部会の総会も、昨年から参加者が増えてきて明るい光が見えてきました。今年は、初めてフロアからご質問がありました。ほかの参加者にとっても「ああ、ここは本当に質問してもいい場なんだ」と勇気づけられたことだと思います。ご質問してくださった方に感謝いたします。

日本の集中治療も、クリティカルケア看護も、看護部会も、課題が山積みですが、みんなで力を合わせてレベルアップしていきましょうね。

2007年2月3日(土)
科学する理由

先日、某新聞で女性科学者についてのフォーラムの記事が載りました。それぞれ、男性社会の中でハンディをかかえながら活躍している方ばかりです。こういう記事がきっかけで、もっと研究をする女性が増えてくれるといいなあ、と思います。

でも、読んでいるうちに、すこーし違和感をもち始めました。どなたの発言も「おもしろい」「興味深い」「楽しい」など、ポジティブな発言なのですが、研究って、それだけの理由でやるのでしょうか?わたしも、多忙な中、ちまちまと研究らしきことをやっていますが、単におもしろいからではありません。わたしが看護師として働いていたときに、自分の能力が至らないために苦しんでいた患者さんを、少しでも救いたくって研究をしています。科学知識は人類の幸福のために創られるべきだと思うのです。これから進路を選ぶ若い人たちには、今、苦しんでいる人たちのことを、少しでも考えて進路を選んでもらいたいなあ、と思います。実際、看護の道を選んでくる学生は、みんなそのような動機をもって入学してきます。大学で知識を身につけ、実践で技術を磨き、多くの人たちの苦しみを和らげてもらいたいものです。そして、どうしても苦しみを和らげる方法が見つからないときには、ぜひ、その知識を創るべく研究をしてもらいたいと願っています。

2007年1月20日(土)
越冬金魚

キャンパス内にある池には、緋鯉や真鯉に混じって、いつからか金魚が一匹泳いでいます。誰かが夜店で買ったのを放ったのでしょうか。この写真は11月に写したものですが、今日も大きな尾びれをゆらめかせて泳いでいました。きれいな尾びれなので、いじめられたりはしていないようです。このまま、無事に越冬してくれればいいですね。

2007年1月4日(木)
新年あけましておめでとうございます。

新しい年が明けましたね。昨年お世話になった皆様、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

さて、大幸キャンパスは、延び延びになっていた本館改築が、いよいよ始まります。当初の予定よりずいぶん規模が縮小されてしまいましたが、新しくなるのは嬉しいですね。きれいな建物にふさわしい、きれいな振る舞いのできる人が増えるといいなあと思います。(自分も含めてね)

2006年11月4日(土)
ニチニチソウ

マリーゴールドの横に植えたニチニチソウがやっと一輪だけ開花しました。(遅い・・・遅すぎる!)実は種を蒔いたときも、今年は春が遅かったせいか、なかなか発芽せず、2ヶ月もたってあきらめかけていたときに発芽したのでした。その後も発育が遅く、きっとこのまま花が咲かないうちに寒くなって枯れるのではないかと思っていました。一輪でも咲いてくれて嬉しいです。

ところでニチニチソウは抗がん剤の原料になることはご存知ですか?ヒント・・・別名“ビンカ”と言います。そう、ビンクリスチンの原料です。

以前、日本集中治療医学会看護部会ホームページの扉絵をジギタリスにしていたことがありますが、ニチニチソウはがん看護学会にふさわしいかもしれませんね。

2006年11月2日(木)
玄関前のマリーゴールド

大幸キャンパス本館玄関前のシュロの木の下に、マリーゴールドを植えました。種から育てて6月頃に移植し、8月から咲き始めた花が今もたくさん付いています。赤・黄・オレンジと華やかに玄関前を彩ってくれています。