東京核医学技術研究会の歴史(第351回から400回)



351回  日時:平成15年 6月24日
    内容:「心電図への招待」
    演者 慶応義塾大学病院    潮 謙一郎 氏
    司会 慶応義塾大学病院    近江 幸紀 氏
    【参加人数:46名】


352回  日時:平成15年 7月15日
    内容:「第23回日本核医学技術学会総会 予演会」
       ・心筋Planar画像におけるDefault ROIの有用性
              東邦大学医学部付属大森病院  田中 真司 氏
        ・慢性硬膜下血腫 eazy Z-score Imaging System (eZIS) の検討
              東邦大学医学部付属大橋病院  安藤 猛晴 氏

       ・eZISにおける標準データ補完用ホフマンファントムの撮像についての考察
              帝京大学医学部附属病院  近松 孝 氏

       ・123-MIBG early-delay心筋SPECTにおける検討
              日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 鈴木 康裕 氏
    司会 日本大学医学部附属板橋病院 小沼 弘 氏
    【参加人数:33名】



353回  日時:平成15年 9月30日
    内容:「核医学領域の安全管理」
    演者 慈恵医大柏病院    平瀬 清 氏
    司会 日本大学医学部附属板橋病院 小沼 弘 氏
    【参加人数:32名】


354回  日時:平成15年10月21日
    場所:東大病院

    内容:「RIOS-NETとリンクして使える使用台帳等の集計プログラムの説明」
    演者:(社)日本アイソトープ協会 医薬品部医薬品課 萩原一男 先生
    司会:日本大学医学部附属板橋病院 小沼 弘 氏
    【参加人数:28名】


355回  日時:平成15年11月29日 納会
    場所:都立駒込病院 別館講堂

    教育講演 「
脳を観る−MRIを用いた脳機能の画像化−
           講師:群馬県立医療技術短期大学診療放射線学科 教授 柏倉健一 先生
    特別講演 「
FDG PET検査は腫瘍核医学に新たな展開をもたらすか?」(CD2に収録 fujii.mpg)
           講師:慶応義塾大学 放射線学科 講師 藤井博史 先生

    【参加人数:43名】

356回  日時:平成16年 2月24日
    場所:東大病院

    内容:「現場でのメンタルケア〜患者様をわかろうとするあなた、自分を知っていますか?〜」
    演者:千葉市立青葉病院 地域連携室 主任保健師 岡田久恵 先生
    司会:東京慈恵会医科大学 柏病院 平瀬 清 氏
    【参加人数:29名】

【解説】
参加者の背中に白紙を貼り付けて、講師の指示により他の参加者が当人のイメージを書きます。
例えば、「その人を野菜に例えると?」とか「花に例えると?」とか「動物に例えると?」との指示がでます。参加者は一定数以上、例えが書かれるようにして、後でその書かれたものを読んで、自分自身がどう思うか?を自分でメモします。他人を解ろうとするには、他人が自分をどの様にイメージしているか?そして、自分を肯定できるか?を知ることが必要であると感じました。

357回  日時:平成16年 3月23日
    場所:東大病院

    内容:「被ばくについて基本資料の勉強会」
    内容:「「第60回日本放射線技術学会総会予演会」
        「123I-MIBG心筋SPECT画像への180度画像収集・TEW散乱補正の影響」
               NTT東日本関東病院 芳澤康徳 氏
        「PET検査における吸収補正の検討」 
               国立精神・神経センター武蔵病院 山田実 氏
        「画像処理支援システムの構築」 
               国立精神・神経センター武蔵病院 山田実 氏

    【参加人数:18名】

【35年目】
358回  日時:平成16年 4月20日
    場所:慶応病院

    内容:
      1、被ばくについて 
        前回の被曝線量資料に引き続き、ランセット論文の和訳を用いて内容の検討を行った。
        小児の検査時の投与量の計算方法について情報交換を行った。
      2、放射線管理の実際       
    演者:都立駒込病院 山村 浩太郎氏
    【参加人数:25名】


359回  日時:平成16年 5月25日
    場所:慶応病院
    内容:「心筋シンチグラフィーの施設間差について」
【定例会案内より】
 今回から心筋シンチに関する施設間差について取り上げます。
方向性としては、検査及び画像表示の標準化の話になりますが、とりあえず、施設間差の実際を確認するところから始めます。
(参加される方へのお願い)
自施設の心筋シンチ検査について下記資料をお持ちください。
1、診断に供している画像およびデータ(フィルム、その他)
2、RI医薬品の種類と投与量、撮像条件(機種、コリメーターを含む)、画像処理条件、表示条件。(配布できるよう紙でお持ちください)
    【参加人数:26名】
【解説】
 それぞれの施設が臨床で撮像した心筋シンチの画像を持ち寄り視覚評価を行った。
 臨床の撮像条件等を持ち寄り比較を行い、現状認識を行った。


360回  日時:平成16年 6月30日
    場所:慶応病院
    内容:「心筋シンチグラフィーの施設間差について(2)」
【定例会案内より】
5月から心筋シンチに関する施設間差について取り上げています。
前回は参加された施設の画像の比較をおこないました。
あらためて、施設間差の大きさを認識する機会になりました。
今回は、心筋シンチに関する撮影条件や処理条件を資料として、ごく基礎的なことから、その意味内容を確認しあいながら、撮像・処理条件における施設間差の要因を、議論してみたいと思います。
    【参加人数:16名】
【解説】
 撮像条件の違いが出来上がりの画像にどの様な影響を与えているかを議論しました。

参加施設のアンケート結果

361回  日時:平成16年 7月20日
    場所:東大病院
    内容:「第24回日本核医学技術学会発表予演会」
    演者:
      1、eZISを用いたSPECTによる脳血管攣縮の評価
          東邦大学大橋病院   林 真司 氏

      2、99mTcを標準核種とした放射性医薬品の標準率測定簡便法
          東邦大学大森病院   立木 一博 氏

      3、Gated SPECTによる心筋収縮様式の定量評価に関する基礎的検討
          東京都立保健科学大学大学院 今江 禄一 氏

    【参加人数:20名】



362回  日時:平成16年9月29日
    場所:慶応病院
    内容:「心筋シンチグラフィーの施設間差について(3)」
【定例会案内より】
5月から心筋シンチに関する施設間差について取り上げています。
今までは参加された施設あるいはアンケートによる
画像や撮像処理条件の比較をおこないました。
今回からしばらく、検討の対象を「表示」にしぼって進めます。
まず、同じデータをつかって各施設の表示をして比較検討します。とりあえず今回は、世話人の施設を中心に資料をつくり検討してみます。
    【参加人数:15名】
【解説】
 あらかじめ準備したファントム画像を世話人の施設に配布し、臨床に用いる処理でフィルムを提出してもらい、同一画像の施設間格差を認識した。


363回  日時:平成16年10月27日
    場所:慶応病院
    内容:「心筋シンチグラフィーの施設間差について(4)」
【定例会案内より】
心筋シンチに関する施設間差について取り上げています。
9月から検討の対象は「表示」関係にしぼっています。
今回あらためて用意した表示用のファントムデータを各施設に配布し、画像を作成して比較検討します。

検討対象は、とりあえず東芝ガンマカメラに限定しました。
近隣の12施設におねがいすることができました。
カメラ側の表示階調の内容や、イメージャー側での設定の内容なども検討対象になる見込みです。
    【参加人数:21名】
【解説】
 問題点を明確にするために、処理装置を東芝製に限定し、都内で協力していただける施設にお願いをして、あらかじめ準備したファントムデータとテストパターンデータを配布し、世話人が指定した条件と自施設でもっとも良いと思われる画像条件とを持ち寄っていただき、比較検討を行った。



364回  日時:平成16年11月27日
    場所:東京大学医学部附属病院
    内容:2004年納会

教育講演 「核医学画像の特性」
         第一ラジオアイソトープ(株)  寺岡悟見 先生

特別講演「循環器疾患の診断と治療における心臓核医学の有用性について」
         榊原記念病院 井口信雄 先生

    【参加人数:40名】


365回  日時:平成17年2月2日
    場所:慶応病院
    内容:「心筋シンチグラフィーの施設間差について(5)」
【定例会案内より】
東京核医学技術研究会では昨年の5月から心筋シンチ画像の施設間差について、臨床写真、ファントム画像、テストパターンを
用いて検討を続けてまいりました。
特に9月の定例会では、12施設にお願いをして、テストパターンをフィルムに焼いて貰い、これを解析しました。

今まで、白黒画像の濃度特性を説明する言葉は、「できあがりの写真の画質を決める因子は、自現機やドライイメージャーの持つ特性と、出力する装置側の特性が相互に作用する。」という程度で、「イメージャーの闇」と「装置の闇」に正面から取り組んだ話を聞いたことがありませんでした。

今回はこの「2つの闇」に正面から取り組みました。
心筋シンチの「画像の成り立ち」から、正常心筋、虚血心筋、梗塞心筋、は特性曲線のどの部分に属し、それぞれを幅広い濃度レンジで表示するにはどうすればよいか?
モニタ画像とフィルムのできあがりが同じくするにはどうすれば良いのか?
等々を明らかにしました。

我々世話人もそうですが、今まで、イメージャーの特性なんて考えたこともなかった方がほとんどだと思われます。また、出力特性も同様です。
そろそろ、「闇」に光をあてて、理解を新たにしませんか?
    【参加人数:31名】



366回  日時:平成17年3月30日
    場所:慶応病院
    内容:「第61回日本放射線技術学会総会予演会」
    【参加人数:22名】


【36年目】
367回  日時:平成17年4月20日
    場所:慶応病院
    内容:講演「法改正について」
        講師:放射線安全管理室 菊池 裕純氏
【定例会案内より】
4月から国際免除レベル取り入れに伴う密封放射性同位元素の規制に関する法令改正が行われました。
 診療現場に関連することとして考えられる、ガンマカメラやサーベイメータ ー、モニタリングシステム等に装着されている校正用線源やチェッキングソース等が対象について、従来とくらべ規制が変わることなどはあるのでしょうか?
    【参加人数:24名】


368回  日時:平成17年5月25日
    場所:慶応病院
    内容:話題提供:「核医学画像を考える」
    講師:DRL CAT  高木 昭浩氏
内容:
  ・「良い画像とは」
  ・何故RI画像は悪いのか
  ・情報量が不足している
  ・核医学特有の問題がある-核医学画像の特性-
  ・RI画像について
  ・固有分解能、視野均一性の推移
  ・核医学画像の特性-散乱・減弱-
  ・核医学画像の実際   ・ざらつきを無くすには
  ・SPECT再構成におけるフィルターについて
  ・SPECT再構成の問題点(FBP)
  ・核医学画像に対するフィルターについて
  ・前処理フィルター
  ・良い画像を作成するには-ざらつきを無くすためには-
  ・波長・周波数
  ・高周波vs低周波
  ・高い周波数? 低い周波数?
  ・他のフィルター
  ・Butterworthと画像再構成
  ・係数はどのようにして決めるの?
  ・収集CountとButterworth Filter   ・画像の変化
  ・分解能

【定例会案内より】
今年度の定例会では、しばらく脳シンチグラムを取り上げる予定です。今回は、お話のとっかかりとして、第一ラジオ
アイソトープの高木先生に核医学画像全般の基礎的な問題を、上記のキーワードをもとにした内容でお話いただきます。
日々検査室で脳血流SPECTをやってはいるが、条件や処理について考え方がわかってないことが多いと思われる方、今回の定例会が「わかる」きっかけになることを期待します。どうぞ、ご参加ください。
    【参加人数:46名】



369回  日時:平成17年6月28日
    場所:東大病院
    内容:話題提供:臨床に結びつく基礎知識
       「SPECT再構成におけるフィルタについて」
    講師:DRL CAT  高木 昭浩氏
内容:
  ・代表的な2つのフィルター
  ・再構成の方法
  ・収集CountとButterworth filter
  ・前処理フィルタ
  ・order値の違い
  ・Cutoff-画像の変化
  ・なぜ再構成フィルターが必要か
  ・逆投影をグラフの上で考える
  ・SPECT再構成の流れ
  ・再構成フィルタの種類 
【定例会案内より】
6月の定例会は、5月に引き続き、第一ラジオアイソトープの高木先生にお願いすることにしました。
前回は核医学画像全般の基本的な内容が含まれていましたが、今回はSPECTのフィルターの話を中心にしていただきます。
上記のキーワードにあるような内容でお話いただきます。
処理ソフトも動かしていただきながらの解説もお願いしています。
    【参加人数:42名】


370回  日時:平成17年7月27日
    場所:慶応病院
    内容:日本核医学技術学会 予演会
 1)心電図同期SPECTにおける新たな試み -心筋動態能として-
財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 鈴木 康裕
 2)OSEM再構成条件がQGSの結果に与える影響について
  虎の門病院 森 一晃
 3)減弱補正の有無により生じるeZIS解析の乖離原因に関する検討
  東邦大学大橋病院 林 真司   
【定例会案内より】
今回は、7月末に仙台で開催される第25回日本核医学技術学会総会の東京地区からの発表の予演会を行ないます。
事情で学会参加が出来ない方にも、その内容の一端を知る機会です。
    【参加人数:16名】


371回  日時:平成17年9月28日
    場所:慶応病院
    内容:脳血流SPECTアンケートの中間報告
        04年度日本核医学技術学会WG報告の内容紹介、
        その他
【定例会案内より】
今回は「ディスカッション形式」で行ないます。
アンケートとWG報告をもとに、脳血流SPECTの施設間差の要因について取り上げます。
    【参加人数:19名】


372回  日時:平成17年10月26日
    場所:東大病院
    内容:「標準化 - TemplateとNDB(ノーマル・データベース)」
    講師:DRL 臨床応用技術部 吉岡 克則 先生
【定例会案内より】
近年、脳血流SPECTのデータを用いた脳画像解析ソフトによる画像統計解析が盛んになりつつあります。
今回は、その統計解析を行なう前提ともいえる、標準化脳やNDBに関する基礎的な解説をお願いしました。
    【参加人数:28名】


373回  日時:平成17年9月28日
    場所:東大病院
    内容:2005年納会
<技術講座>
 「SPECT位置分解能補正について」
 東芝メディカルシステムズ核医学開発担当 本村信篤先生

 「核医学最新技術 SPECT・CT について」
 シーメンス旭メディテック株式会社 川野輝喜先生

<特別講演>
「パーキンソン病の外科治療―深部脳刺激術と局所脳血流変化」
 平塚市民病院脳神経外科 戸田康夫先生

<教育講演>
「マルチモダリティを使いこなせ -日本大学病院における取り組み-」
 日本大学板橋病院 循環器内科 依田俊一先生

    【参加人数:57名】


374回  日時:平成18年2月22日
    場所:慶応病院
    内容:「都立駒込病院における電子カルテ導入について」
        目崎高志 様(都立駒込病院/本会世話人)

        「プロミネンスプロセッサーの紹介@」
        −核医学画像処理解析ソフトウェアパッケージの開発−
        山木範泰 様 (日本メジフィジックス株式会社製品企画第一部 核医学画像研究開発センター)
【定例会案内より】
今回は2つの話題提供をお願いしました。
まず、近年進みつつある電子カルテ化について、世話人施設における最近の経験をお話いただき、その内容や今後の課題などを考えます。
さらに、最近開発された核医学画像処理解析ソフトの紹介をしていただきます。
    【参加人数:32名】

375回  日時:平成18年3月29日
    場所:慶応病院
    内容:日本放射線技術学会総会 予演会

        「プロミネンスプロセッサーの紹介A」
         −核医学画像処理解析ソフトウェアパッケージの開発−
         山木範泰 様 (日本メジフィジックス株式会社)

        最近の話題「PET検診、がんの85%見落とし 」

    【参加人数:28名】


【37年目】
376回  日時:平成18年4月26日
    場所:慶応病院
    内容:講演「フィルムレスの現状」
    講師:横河電機 ご担当者
(内容)
フィルムレスの例としてのシステム構成、データ保存の流れ、各部署での運用、フィルム出力とデジタイズの運用、電子データの利用基準、個人情報保護の対応、システムダウン時対応、購入とリースの違い、など。
【定例会案内より】
*フィルムレスシステムについてとりあげます。
今回は、一般的なフィルムレスシステムの構成と内容について、基本的なことを中心にお話しいただきます。
    【参加人数:20名】


377回  日時:平成18年5月31日
    場所:慶応病院
    内容:『西台クリニックにおける被ばく線量低減の試み』
    講師:望月芳和 先生 (西台クリニック画像診断センター )
【定例会案内より】
PET検査に関する被曝管理を取り上げます。
PET検査は他の核医学検査に比べ、検査担当者の被曝の問題が指摘されています。
今回は、西台クリニックにおける管理面の経験をお話いただきます。
    【参加人数:25名】


378回  日時:平成18年6月28日
    場所:慶応病院
    内容:『Mo−99の輸入について』
    講師:小寺 和男 先生(日本メジフィジックス株式会社 購買部) 
【定例会案内より】
5月初旬に、カナダ原子力公社(AECL)の原子炉のトラブルにより、99Moの原料入荷に支障をきたす事態が発生しました。
今回は、99Moの供給体制や流通全般に関することを、メーカのご担当の方にお話いただきます。
    【参加人数:27名】


379回  日時:平成18年7月19日
    場所:慶応病院
    内容:1、被曝関連の話題提供
        1)MILD法の解説
         (椛謌黹宴Wオアイソトープ研究所学術推進部 武田 慶三 先生
        2)主な核医学検査の被曝データと核医学検査に関する被曝の説明に関する現状について。

2、日本核医学技術学会発表予演会
 (予演予定者)
「放射性医薬品の標識率チェック日常業務化について 第二報」
東邦大学医療センター大森病院 立木一博
「Xeガスを用いた肺換気Dynamic SPECTにおける表示方法の検討」
東邦大学医療センター大森病院 中央放射線部 石井亘友
「負荷心筋SPECTにおけるX線CT吸収補正法の有用性」
(財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 放射線科 鈴木康裕
「心筋SPECTにおける吸収補正画像の問題点」
(財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 放射線科 鈴木康裕
「BMI,BSAがHawkeyeを用いたTl-201負荷心筋SPECT画像に及ぼす影響について」
(財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 放射線科 鈴木康裕
「e-ZIS Ver2とVer3の比較検討」
    日本大学板橋病院 小沼弘

    【参加人数:26名】



380回  日時:平成18年10月25日
    場所:慶応病院
    内容:「核医学検査上の疑問点を取り上げて」
    講師:柳沢正道 (日本メジフィジックス株式会社)

*先日募集した検査上の疑問点を中心に取り上げていただきます。
 核医学検査上のあいまいな部分を確認する機会になります。
*送っていただいた疑問の一部は下記の通りです。
  ・TEWについて教えてください。 
  ・全身骨シンチによる進行した骨転移と正常像の区別
  ・「気絶心筋」「冬眠心筋」の意味。
  ・負荷心筋タリウムシンチについて。
    360度収集・1Rotation・1分・計14Rotationの(洗い出しの影響を少なくしたい)撮影法と180度収集・1Rotation・15分・計1Rotationの(洗い出しの影響がありそうな)撮影法ではタリウムの洗い出しによりどのくらい画質が変わるのでしょうか?
【定例会案内より】
*講師をおねがいした柳沢先生は、核医学技術分野において学会等で活躍されている「トップランナー」の一人です。
  また、もともと東京核技研とも縁の深い方でもあります。
    【参加人数:30名】



381回  日時:平成18年11月29日
    場所:慶応病院
    内容:「核医学専門技師認定試験問題」の検討会
 【定例会案内より】
この夏に行われた第一回核医学専門技師認定試験問題を取り上げます。
今回は臨床検査に関係した「午後の選択式問題No16〜41」までを対象とします。
会の進め方は、新しい試みとして「ゼミ形式」で行います。
すなわち、参加者に事前準備にもとづき担当の問題の解説をしていただき、参加者間で質疑を行いつつ理解を深める機会とします。
    【参加人数:25名】


忘年会


382回  日時:平成19年2月28日
    場所:慶応病院
    内容:「PETの基礎(核医学専門技師認定試験問題に沿って)」
 【定例会案内より】
(演題)「PETの基礎(核医学専門技師認定試験問題に沿って)」
(演者) シーメンス旭メディック株式会社
     マーケティング本部 分子イメージンググループ
     小田川哲郎 様  
 今回は、PETの基礎と題して講演していただきます。
 昨年の夏に行われた核医学専門技師認定試験問題をふまえて、関連知識を再確認できるような内容をお願いしました。
    【参加人数:29名】


383回  日時:平成19年3月28日
    場所:慶応病院
    内容:「予演会」
 【定例会案内より】
内容:技術学会総会発表予演会・その他
第63回技術学会総会に発表される核医学関係の演題について予演をお願いしました。
(予演予定者は下記の通りですが、まだ出欠のご回答を
 いただいてない方を含みます。内容に変更がありうることを
 あらかじめご承知いただきたく、お願いいたします。)

215 3次元収集の投与量に関する研究ーPET/CT三機種にわたる検討ー
    国立がんセンターがん予防・検診研究センター 大崎洋充
409 最尤推定と動的加重平均を用いたSAC法によるPET吸収補正の検討
    西台クリニック  坂口和也
427 高感度GSO搭載型装置における 3D収集static収集による
  体軸方向に与える影響についての検討
    日本医科大学附属病院 須田n也
800 gated SPECTを用いた拡張型心筋症の壁運動異常分類の検討
    東京大学医学部附属病院 藤井佳太

    【参加人数:23名】



384回  日時:平成19年4月18日
    場所:慶応病院
    内容:「核医学専門技師認定試験問題」の検討会
 【定例会案内より】
(演題)「SPECTの基礎(核医学専門技師認定試験問題に沿って)」
(演者) 東芝メディカルシステムズ梶@
 今回は、SPETの基礎と題して講演していただきます。
 昨年の夏に行われた核医学専門技師認定試験問題をふまえて、関連知識を再確認できるような内容をお願いしました。
    【参加人数:28名】


385回  日時:平成19年5月30日
    場所:慶応病院
    内容:「核医学専門技師認定試験問題」の検討会
 【定例会案内より】
(演題)「SPECTの基礎ー
臨床編ー(核医学専門技師認定試験問題に沿って)」
(演者) 東芝メディカルシステムズ梶@
 今回は、SPETの基礎と題して講演していただきます。
 昨年の夏に行われた核医学専門技師認定試験問題をふまえて、関連知識を再確認できるような内容をお願いしました。
    【参加人数:43名】



386回  日時:平成19年6月27日
    場所:慶応病院
    内容:予演会
 【定例会案内より】
今回は、7月に大阪で開催する第27回 日本核医学技術学会総会の予演会を行います。
東京からは10演題エントリーされています。この中の5演題ほど発表して頂きました。
先日のSNM(ワシントン)で発表された国立国際医療センター 光野さんの発表を石橋さんの代弁で発表して頂きました。
 【参加人数:29名】


387回  日時:平成19年7月25日
    場所:慶応病院
    内容:PECT/CTについて
 【定例会案内より】
今回は、SPECT/CTについて、現在販売を行っているシーメンス・GEの両社に講演をお願いしたおります。
  現在、全国で数台稼動していますがSPECT/CTでどんな画像が出せるのか気になるところです。また、次の装置入れ替えでは選択肢の1台になると思いますので、是非、ご参加してください。
なお、今回は1部 シーメンス社(19:00〜19:40)・ 2部 GE社(19:45〜20:30)と分けて行います。
 【参加人数:39名】


388回  日時:平成19年9月26日
    場所:慶応病院
    内容:核医学検査の前処置について
 【定例会案内より】
世話人の各施設が実際におこなっている前処置について発表していただき討論を行います。
今回は甲状腺のヨード制限や心臓の食止めなどを中心行いますので、皆様も是非参加して自施設の前処置のやり方など紹介してください。
世話人施設における心肝比についてもデータの検討を行います。
参考資料:h++p://square.umin.ac.jp/TNMT/20070926/20070926.html
 【参加人数:27名】


389回  日時:平成19年10月31日
    場所:慶応病院
    内容:核医学検査のオーダリングシステムについて
 【定例会案内より】
今回は核医学のオーダリングについて、皆さんで討論を行いたい思います。
現在、オーダリングを行っている施設の運用方法は、だいたい2郡に分かれていると思われます。一つは、すべての検査を診療科で日時を決める運用法、二つ目は、一部の検査のみ診療科で決定し、他は検査室で予約を決める運用法です。
 
それぞれの運用法を東大病院・小山さんと、北里大学病院・神宮司さんに紹介して頂きます。

1)  一部の検査のみ診療科で決定し、他は検査室で予約を決める運用法
              東大病院     小山 昌二郎 先生
2)  すべての検査を診療科で日時を決める運用法
              北里大学病院  神宮司 公二 先生 
現在、オーダリングを行っている施設、また、これから行う施設の方々はとても参考になると思います。
 【参加人数:26名】


390回  日時:平成19年11月28日
    場所:慶応病院
    内容:低髄圧症候群における脳脊髄腔シンチグラフィ
 【定例会案内より】
 近年、低髄圧症候群における脳脊髄腔シンチグラフィの依頼が多々見られるように なりました。今回は、日本医科大学の槇 利夫先生にご講演して頂きます。
  今回、今年最後の定例会となります。納会を兼ねて忘年会を行います。
 【参加人数:31名】


391回  日時:平成20年1月30日
    場所:慶応病院
    内容:Mo-99の供給体制と医薬品の標識法について
 【定例会案内より】
今月の定例会では、先日のカナダ原子力公社(AECL)原子炉の停止よるMo-99の供給不足に対する今後の対策やテクネジェレネータについての基礎から、医薬品の標識までの注意点・など、富士フィルムRIファーマ(株)の方に講演をして頂きます。カウについては、意外と知っているつもりで知らないことがあるかも知れません。
 【参加人数:28名】


392回  日時:平成20年2月27日
    場所:慶応病院
    内容:骨転移疼痛緩和剤 【メタストロン注(89-Sr)】について
 【定例会案内より】
今月の定例会では、骨転移疼痛緩和剤 【メタストロン注(89-Sr)】についての勉強会を行います。メタストロンは使用する際、施設によっては届出などの変更を行わなければ使用できません。現在、使用する予定のない施設の方も、この機会に勉強してみては如何でしょうか。
 【参加人数:名】


393回 日時:平成20年3月26日  
場所:慶応病院
内容: 第64回日本放射線技術学会総会学術大会予演会
static撮影における3D-LOR画像再構成が体軸方向に与える影響の検討
                      日本医科大学付属病院 須田匡也
11C核種(choline,methionine)と18F核種(FDG)における同日検査法の検討
                      国立国際医療センター 三本拓也
18F-FDG PETにおける低投与時の時間延長と分解能の関係について
                      日本医科大学付属病院 櫻井 実
体幹部領域における深吸気停止収集法の有用性に関する研究ー第17報:肺病変における検討ー
                      国立がんセンターがん予防 大崎洋充
コリメータ開口における画質劣化の検討ー第2報ー
                      日本大学医学部附属板橋病院 藤原大輔

【参加人数:30名】


294回 日時:平成20年4月23日  
場所:慶応病院
内容:テクネキット製剤調整の基礎と実例
講師:濱田和保 氏 富士フイルムRIファーマ(株) 千葉事業所 品質保証部

【参加人数:34名】


395回 日時:平成20年5月28日  
場所:慶応病院
内容:医学統計解析の基礎と実際 」
講師:塚本和正 氏 日本メジフィジックス株式会社 

【参加人数:40名】


396回 日時:平成20年6月25日  
会場:島津本社ビル2階イベントホール
内容:「Fusion」をテーマに核医学の視点から装置メーカーや医薬品メーカーにFusionについて紹介
1.『 Philips社のFusion技術最新情報 』
      日立メディコ  萱沼伸行 氏
2.『 島津製作所のフュージョン技術〜Transmission Based Fusion〜』
      島津製作所 稲岡祐一 氏
3.『Deformable Registraion機能と搭載した診断ツール"syngo TrueD"の紹介』
      シーメンス旭メディテック(株) 小田川哲郎 氏
4.『 東芝フュージョンソフトARTについて 』 
      東芝メディカルシステムズ株式会社  福留宏征 氏
5. 『 富士フイルムRIファーマのフュージョンソフトの紹介 』
      富士フイルムRIファーマ株式会社 高橋由武 氏
6.『 Fusion Viewer 』 
      日本メジフィジックス株式会社製品企画第一部  柳沢正道 氏
7.『 GE社の核医学FUSIONソフトについて 』 
      GE横河メディカルシステム株式会社 佐藤伸一 氏

【参加人数:58名】


397回 日時:平成20年7月30日  
場所:慶応病院
内容:核医学認定技師試験直前PET講習
PET検査について
 T)機器に関する知識
  1、検出器の原理 2,装置の構成とイメージング機構 3,装置の種類と特徴 4,PET装置の性能 5,PET/CT装置
 U)PET検査(臨床)
  1,FDG-PET 2,脳神経系のPET 3,心・血管系のPET
講師:シーメンス旭メディテック(株) 中西哲也 氏

【参加人数:34名】


398回 日時:平成20年9月24日  
場所:慶応病院
内容:第55回米国核医学会議(SNM)トピック報告
演者:東芝メディカルシステムズ 福留宏征 氏

【参加人数:19名】


399回 日時:平成20年10月29日  
場所:慶応病院
内容:第28回日本核医学技術学会総会 予演会
演題
東邦大学医療センター大森病院大学 安藤猛晴 氏
演題
日本医科大学付属病院 須田匡 氏
演題
国立がんセンター中央病院 大崎洋充 氏
演題
帝京大学医学部附属病院 岡本孝男 氏
演題
日本大学医学部附属板橋病院 古谷政行 氏
演題
東京都老人総合研究所附属診療所 織田圭一 氏
演題
東邦大学医療センター大森病院大学 立木一博 氏

【参加人数:23名】


400回 日時:平成20年11月29日  
場所:東邦大学医療センター大橋病院大学 講堂
第400回 記念大会
教育講演:
     日本医科大学付属病院 櫻井 実 氏
特別講演:今後のガンマカメラの方向性
     東芝メディカルシステムズ梶@本村 信篤 氏
記念講演:
慶應義塾大学医学部放射線科 中村 佳代子 先生

【参加人数:98名】








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