■ ■ ■ ■ ■ 胃内視鏡検査のお知らせ ■ ■ ■ ■ ■

2006年7月より、経鼻内視鏡検査も始めました。

今までの内視鏡検査(口から挿入)に比べ、

患者様の負担を大きく軽減することが出来る様になりました。

⇒当院採用の胃内視鏡のご紹介

■ ■ ■ ■ ■ 経鼻と経口の違い ■ ■ ■ ■ ■

経鼻内視鏡検査

長所

苦痛が少ない

短所

経口検査に比べて、観察精度が若干落ちる

対照患者

内視鏡が苦手な方
胃痛など症状のない方の健診
ピロリ菌検査のために胃カメラを勧められた方

経口内視鏡検査

長所

胃カメラの中で最も精度の高い検査が可能
極々初期の胃癌を見つける事が出来る

短所

ある程度の太さが必要なため、経口(口からの検査)検査となり、若干の苦痛を伴う。
細部にわたる検査のため、検査時間が5分程度長くなる

対照患者

胃バリウム検査で癌の疑いなど異常を指摘された方。

癌家系で精密な検査を希望される方。

胃癌や大腸癌、その他の消化器癌で手術をされた後のハイリスクの患者様。

■ ■ ■ ■ ■ 胃内視鏡検査予約の流れ ■ ■ ■ ■ ■

① 事前の診察・検査

担当医が、経鼻内視鏡検査の適応について診断します。

鼻腔や患者様の容態によっては、鼻からの挿入が難しい場合もあります。

採血等の事前の検査を実施します。

常用薬を服用されている方は、お知らせください。

② 内視鏡検査の予約をします。

 

■ ■ ■ ■ ■ 胃内視鏡検査の流れ ■ ■ ■ ■ ■

① 検査前日

夕食は軽めに摂り、21時以降の飲食(水を除く)は避け、早めの就寝を心掛けましょう。

② 検査当日の朝

飲食(水は除く)、喫煙、薬の摂取は避けてください。

(常用薬を服用されている方は、事前に医師にご相談ください。)

③ 検査前の準備

胃の中をきれいにするため、白い液体の薬(消泡剤)を飲みます。

④ 鼻の麻酔(経鼻)、または咽頭の麻酔(経口)

検査室に移動後、鼻または咽頭に麻酔をします。

⑤ 胃内視鏡検査

医師がモニターに映るおなかの中をすみずみまで観察します。

検査時間は3~10分程度です。

⑥ 検査後

検査が終わったら身支度を整え、少し休んでください。

気分や体調がすぐれないときは、すぐに医師に伝えましょう。

 

担当医師:

 今井 康博

担当看護師:

 篠原 典子