第97回薬剤師国家試験(平成24年3月)

    一般問題 (薬学実践問題) 【物理・化学・生物/実務】(問196〜問225)


問196

脂質異常症の患者。スタチン系薬単剤で治療を続けるも低密度リポタンパク質コレステロール (LDL-C) がコントロール不良であり、主治医はコレスチミド錠を処方に追加した。


(実務)

 医師よりコレスチミド錠に関する問い合わせがあった場合に、情報提供として適切なのはどれか。2つ選べ


 1 十分量の温水にて服用させるように伝える。

 2 胆道が完全閉塞している患者には禁忌であることを伝える。

 3 腸管からは吸収されないことを説明する。

 4 腎機能が低下した患者には用量調節が必要であることを伝える。

 5 トリグリセリド値も低下させる作用があることを説明する。


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問197

脂質異常症の患者。スタチン系薬単剤で治療を続けるも低密度リポタンパク質コレステロール (LDL-C) がコントロール不良であり、主治医はコレスチミド錠を処方に追加した。


(物理・化学・生物)

 その後、この患者は、ワルファリンカリウム錠の投与が必要となった。ワルファリンはコレスチミドと併用すると吸収が阻害されることがある。その主な物理化学的要因はどれか。1つ選べ。


 1 共有結合

 2 水素結合

 3 配位結合

 4 疎水結合

 5 イオン結合


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問198

10歳男児。体重30 kg。A群溶連菌咽頭炎の診断を受けた。軽度の腎機能障害あり。ペニシリンアレルギーがあることからエリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液が処方された。


(実務)

 医師への情報提供の内容として、不適切なのはどれか。1つ選べ。


 1 副作用としてQT延長が現れることがある。

 2 初回投与時は、ショックやアナフィラキシー様症状に注意する。

 3 腎機能に基づいて投与量を設定する。

 4 2時間以上かけて点滴静注で投与する。

 5 静脈内投与する場合でも胃腸障害に注意する。


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問199

10歳男児。体重30 kg。A群溶連菌咽頭炎の診断を受けた。軽度の腎機能障害あり。ペニシリンアレルギーがあることからエリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液が処方された。


(物理・化学・生物)

 エリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液の調製に際して、バイアル中の粉末を生理食塩液ではなく、注射用水で溶解させてから使用することになっている。その理由として、正しいのはどれか。1つ選べ。


 1 食塩存在下では、エリスロマイシンの分解が促進され、力価が低下する。

 2 生理食塩液では塩析が起こるので、エリスロマイシンを溶解させることができない。

 3 生理食塩液は緩衝作用が弱いので、調製液のpHが大きく変動する。

 4 Na+がエリスロマイシンの溶解補助剤と配位結合し、不溶の複合体を形成する。

 5 Clがエリスロマイシンと反応し、力価を低下させる。


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問200

原発開放隅角緑内障の患者が、以下の内容の処方せんを保険薬局に持参した。患者インタビューの結果、ベンゾジアゼピン系薬の服薬歴があることが確認された。

 (処方1)

   ラタノプロスト 0.005 % 点眼液 2.5 mL 1本

      1日1回 両眼 点眼1回1滴

 (処方2)

   カルテオロール塩酸塩 2 % 点眼液 5 mL 1本

      1日2回 両眼 点眼1回1滴

 (処方3)

   アセタゾラミド錠 250 mg 1回1錠(1日2錠)

      1日2回 朝夕食後 14日分


(実務)

 この患者に関する情報収集と服薬指導の内容として、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 ラタノプロスト点眼液の投与により色素沈着が起こる可能性がある。

 2 気管支ぜん息の有無を確認する。

 3 ベンゾジアゼピン系薬の併用は禁忌である。

 4 点眼液の併用時は、5分間以上の間隔をあけて点眼する。

 5 アセタゾラミド錠の服用により、四肢のしびれが生じることがある。


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問201

原発開放隅角緑内障の患者が、以下の内容の処方せんを保険薬局に持参した。患者インタビューの結果、ベンゾジアゼピン系薬の服薬歴があることが確認された。

 (処方1)

   ラタノプロスト0.005 % 点眼液 2.5 mL 1本

      1日1回 両眼 点眼1回1滴

 (処方2)

   カルテオロール塩酸塩 2 % 点眼液 5 mL 1本

      1日2回 両眼 点眼1回1滴

 (処方3)

   アセタゾラミド錠 250 mg 1回1錠(1日2錠)

      1日2回 朝夕食後 14日分


(物理・化学・生物)

 アセタゾラミドは、HCO3とH2CO3の濃度バランスを変化させることにより、アシドーシスを引き起こすと考えられている。血漿のpHが7.4であるとき、血漿中のHCO3濃度は、H2CO3の濃度の何倍か。最も近い値を1つ選べ。

 ただし、H2CO3は、以下の式に従って解離し、そのpKaは6.1とする。また、log102 = 0.30、log103= 0.48とする。

 図   H2CO3 ?? H+ + HCO3-


 1 0.05    2 1.3    3 10    4 13    5 20


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問202

55歳男性。血液透析を受けている。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療のため、テイコプラニンの投与が開始された。


(実務)

 テイコプラニンに関する薬剤情報として、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 作用は殺菌的である。

 2 血中濃度モニタリングは、最低血中濃度を指標として行う。

 3 薬剤の効果は時間依存的である。

 4 初回は、急速なワンショット静注で投与する。

 5 腎機能障害患者では、血中半減期が延長する。


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問203

55歳男性。血液透析を受けている。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療のため、テイコプラニンの投与が開始された。


(物理・化学・生物)

 テイコプラニンの血中濃度の測定には、通常、免疫測定法が利用される。免疫測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 免疫測定法は、多成分の一斉分析に適している。

 2 ELISA (Enzyme–Linked Immunosorbent Assay)とは、酵素に特異的な抗原を検出・定量する方法である。

 3 通常用いられるのは、IgGクラスの抗体である。

 4 モノクローナル抗体を用いる系では、交差反応性は認められない。

 5 均一系免疫測定法は、B (bound) / F (free)分離を必要としない。


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問204

60歳男性。以下の薬剤が処方されている。労作性狭心症の診断のため、イオパミドールを用いて造影検査を実施することになった。

 (処方)

   アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠)

   メトホルミン塩酸塩錠 250 mg  1回1錠(1日1錠)

                   1日1回 朝食後7日分


(実務)

 この患者に対する情報提供の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 アムロジピンベシル酸塩は、持続使用により耐性を生じるので定期的に休薬する。

 2 検査の2日前からメトホルミン塩酸塩錠を休薬する。

 3 イオパミドールの投与直後に血圧低下や呼吸困難が現れた場合、すぐに治まるので処置は不要である。

 4 検査の数日後に、遅発性のアレルギー症状が現れることがある。


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問205

60歳男性。以下の薬剤が処方されている。労作性狭心症の診断のため、イオパミドールを用いて造影検査を実施することになった。

 (処方)

   アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠)

   メトホルミン塩酸塩錠 250 mg  1回1錠(1日1錠)

                   1日1回 朝食後7日分


(物理・化学・生物)

 画像診断薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 X線造影剤として硫酸バリウムが利用されるのは、X線のバリウム原子に対する透過性が高いからである。

 2 MRI造影剤として常磁性物質を利用するのは、常磁性物質がプロトンのT1及びT 2緩和時間を変化させるからである。

 3 超音波診断用の造影剤は、エコー信号を増強させる。

 4 14Cは、PET検査で用いられるポジトロン放出核種である。


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問206

64歳男性。高血圧症と診断された。シュウ酸カルシウム結石による激痛を経験し、再発を恐れている。

 この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて、適切な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点についで情報を提供した。


(実務)

 提供すべき情報のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、アセタゾラミドが適している。

 2 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、ヒドロクロロチアジドが適している。

 3 シュウ酸カルシウム結石の予防薬として、尿中でシュウ酸カルシウムと可溶性の複合体を形成するマグネシウム製剤が有効である。

 4 シュウ酸を多く含む食品の摂取は、シュウ酸カルシウム結石を誘発するので避けるべきである。

 5 カルシウムを多く含む食品は、シュウ酸の吸収を抑えるので摂取してもかまわない。


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問207

64歳男性。高血圧症と診断された。シュウ酸カルシウム結石による激痛を経験し、再発を恐れている。

 この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて、適切な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点についで情報を提供した。


(物理・化学・生物)

 尿路結石にはシュウ酸カルシウム結石のほかに、リン酸カルシウム結石、シスチン結石などがある。結石の構成成分の化学的性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。


 1 シュウ酸カルシウムを希硫酸に溶解させると、二酸化炭素を発生し分解する。

 2 シュウ酸イオンは2座配位子として金属に配位し、キレートを形成する。 

 3 日本薬局方のpH測定法で規定されるリン酸塩pH標準液のpH値は、シュウ酸塩pH標準液のpH値よりも小さい。

 4 シスチンを酸化するとシステインが生成する。


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問208

50歳男性。定期健康診断にて脂質異常症を指摘され、スタチン系薬剤による治療を開始することになった。


(実務)

 スタチン系薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 通常、作用が強力なスタチン系薬剤から開始し、より作用の弱いスタチン系薬剤に段階的に変更する。

 2 コレステロールの胆汁排泄を促進するため、胆石症に注意が必要である。

 3 プラバスタチン及びロスバスタチンは、シトクロムP450による代謝を受けないことから、薬物相互作用が少ないとされている。

 4 ピタバスタチンはプロドラッグであり、肝臓で加水分解を受けて活性体となる。

 5 重篤な肝障害を有する患者への投与には注意が必要である。


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問209

50歳男性。定期健康診断にて脂質異常症を指摘され、スタチン系薬剤による治療を開始することになった。


(物理・化学・生物)

 プラバスタチンナトリウムは、生体内で3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA (HMG−CoA) からメバロン酸が生成する反応を触媒する酵素Aに作用する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


   

 1 酵素AがHMG−CoAを還元すると、メバロン酸が生成する。

 2 HMG−CoA及びメバロン酸の矢印で示した不斉炭素原子は、いずれもS配置である。

 3 プラバスタチンナトリウムは、[  ]で囲んだ部分がHMG−CoAとの構造類似性が高いため、酵素Aを競合阻害する。

 4 プラバスタチンナトリウムの環状部位は、親水性を示す。


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問210

53歳男性。進行期パーキンソン病の患者。以下の薬剤が処方されている。


 (処方)

   レボドパ・カルビドパ配合錠 100 mg  1回2錠(1日6錠)

   エンタカポン錠 100 mg        1回2錠(1日6錠)

   ペルゴリドメシル酸塩錠 250 μg    1回1錠(1日3錠)

   アマンタジン塩酸塩錠 50 mg      1回2錠(1日6錠)

                       1日3回 朝昼夕食後

   セレギリン塩酸塩錠 2.5 mg       1回2錠(1日4錠)

                       1日2回 朝昼食後


(実務)

 それぞれの薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 カルビドパは、レボドパの消化管吸収を高めるために配合されている。

 2 エンタカポンは、パーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)を改善する。

 3 ペルゴリドは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と併用禁忌である。

 4 アマンタジンは、抗A型インフルエンザ薬としても用いられる。

 5 セレギリンの服用中は、必ず定期的に心エコー検査を行う。


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問211

53歳男性。進行期パーキンソン病の患者。以下の薬剤が処方されている。


 (処方)

   レボドパ・カルビドパ配合錠 100 mg  1回2錠(1日6錠)

   エンタカポン錠 100 mg        1回2錠(1日6錠)

   ペルゴリドメシル酸塩錠 250 μg    1回1錠(1日3錠)

   アマンタジン塩酸塩錠 50 mg      1回2錠(1日6錠)

                       1日3回 朝昼夕食後

   セレギリン塩酸塩錠 2.5 mg       1回2錠(1日4錠)

                       1日2回 朝昼食後


(物理・化学・生物)

 レボドパとその関連化合物に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

   

 1 レボドパの名称は (S)−3−(3,4−dihydroxyphenyl) valineである。

 2 レボドパは副腎皮質でトリプトファンから合成される。

 3 レボドパが脱炭酸されると、ドパミンが生じる。

 4 ドパミンのベンジル位がヒドロキシ化されるとアドレナリンが生じる。

 5 ノルアドレナリン及びアドレナリンを含む一部の生体アミンをフェノールアミンとよぶ。


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問212

55歳男性。痛風の治療のため、以下の薬剤が処方されている。

 (処方)

   ベンズブロマロン錠 25 mg  1回1錠(1日3錠)

                  1日3回 朝昼夕食後

   クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散(1 g/包)

                  1回1包(1日3包)

                  1日3回 朝昼夕食後


(実務)

 痛風治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 プリン体を多く含む食品の摂取は避ける。

 2 プリン体をほとんど含まない蒸留酒の摂取は控えなくてもよい。

 3 ベンズブロマロン投与開始後少なくとも6ヶ月間は必ず定期的に肝機能検査を行う必要がある。

 4 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム製剤は、酸性尿を改善するために用いられる。

 5 血清尿酸値4〜6 mg/dLを目標とする。


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問213

55歳男性。痛風の治療のため、以下の薬剤が処方されている。

 (処方)

   ベンズブロマロン錠 25 mg  1回1錠(1日3錠)

                  1日3回 朝昼夕食後

   クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散(1 g/包)

                  1回1包(1日3包)

                  1日3回 朝昼夕食後


(物理・化学・生物)

 痛風発作の原因となる化合物の構造はどれか。1つ選べ。


   


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問214

医師から、感冒の患者に麻黄湯、小青竜湯を処方する際にどのような点に注意すべきか確認したい旨の問い合わせがあった。


(実務)

医師に伝えるべき注意点として、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 下痢、軟便のある患者の場合、症状を悪化させることがある。

 2 モノアミン酸化酵素阻害剤やカテコールアミン製剤との併用により、神経刺激作用が増強され、不眠や発汗過多になることがある。

 3 炎症性疾患の患者では症状を悪化させることがある。

 4 肝硬変又は肝癌の患者には使用禁忌である。

 5 ループ系利尿薬やチアジド系利尿薬との併用により、低K+血症が増強されることがある。


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問215

医師から、感冒の患者に麻黄湯、小青竜湯を処方する際にどのような点に注意すべきか確認したい旨の問い合わせがあった。


(物理・化学・生物)

 問214(第97回)の根拠となる配合生薬中の成分はどれか。2つ選べ。


 1 グリチルリチン酸

 2 サイコサポニン類

 3 アコニチン

 4 l - エフェドリン

 5 センノシド類


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問216

40歳女性。高コレステロール血症の改善のため、処方1で治療を行っていたが、治療効果不十分のため、処方2が追加となった。


 (処方1)

   ロスバスタチンカルシウム錠 5 mg   1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分

 (処方2)

   エゼチミブ錠 10 mg          1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分


(実務)

 この処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 両薬剤の服用時間をずらす必要があるため、医師に疑義照会した。

 2 処方の追加により十分な効果が期待できるため、生活習慣の改善努力は必要ないことを患者に伝えた。

 3 ロスバスタチンカルシウム錠を夕食後に服用することが望ましい理由として、コレステロールの生合成が夜間に亢進するため、より高い効果が期待できることを患者に説明した。

 4 両薬剤とも横紋筋融解症のリスクがあるため、患者に筋肉痛や脱力感などの副作用症状に気をつけるよう伝えた。


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問217

40歳女性。高コレステロール血症の改善のため、処方1で治療を行っていたが、治療効果不十分のため、処方2が追加となった。


 (処方1)

   ロスバスタチンカルシウム錠 5 mg   1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分

 (処方2)

   エゼチミブ錠 10 mg          1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分


(物理・化学・生物)

 コレステロール及びリポタンパク質に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 健常人の血清中で、総コレステロールの50%以上は低密度リポタンパク質 (LDL) に含まれる。

 2 健常人の血清中では、コレステロールのエステル型は遊離型よりも多く存在する。

 3 血中の大部分のコレステロールエステルは、レシチン:コレステロールアシルトランスフェラ一ゼ (LCAT) により生成される。

 4 キロミクロンは、主に末梢組織からコレステロールを受け取り肝臓へ運搬する。

 5 肝臓では、主にアシルCoA:コレステロールアシルトランスフェラーゼ (ACAT) によりコレステロールエステルが生成される。


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問218

50歳男性。脳梗塞後の再発予防のため、以下の薬剤が処方された。

 (処方)

   シロスタゾール錠 100 mg        1回1錠(1日2錠)

                       1日2回 朝夕食後 7日分


(実務)

 この患者に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 脳梗塞の発症には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、喫煙、多量の飲酒などが危険因子となる。

 2 患者に、通常よりも出血しやすくなることを説明し、異常な出血が認められた場合には医師に連絡するよう注意を促す。

 3 他院(他科)を受診する際には、本剤を服用していることを医師に必ず伝えるよう患者に注意を促す。

 4 プロスタグランジンE1製剤の併用は、出血を助長することがある。

 5 オメプラゾールの併用は、シロスタゾールの作用を減弱することがある。


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問219

50歳男性。脳梗塞後の再発予防のため、以下の薬剤が処方された。

 (処方)

   シロスタゾール錠 100 mg        1回1錠(1日2錠)

                       1日2回 朝夕食後 7日分


(物理・化学・生物)

 脳梗塞の発症には、生体の止血機構が関わっている。止血機構に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 血小板から放出されるトロンボキサンA2により、血管平滑筋が収縮する。

 2 血小板内のサイクリックAMP (cAMP) 量が増加すると、血小板凝集が促進される。

 3 血小板が活性化されると、主な生理活性物質としてヒスタミン及び血小板活性化因子 (PAF) が放出される。

 4 血管内皮細胞で産生されたプロスタグランジンI2の作用により、強固な血小板血栓が形成される。

 5 血小板血栓の周囲でフィブリノーゲンからフィブリンが形成され、血液凝固が進行する。


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問220

ヒトの血糖及びその調節に関する以下の問に答えよ。


(物理・化学・生物)

 糖代謝に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 血液中のD-グルコースは、脳の活動にとって必須の物質である。

 2 筋肉で生成した乳酸は、肝臓に運ばれてD-グルコースヘと変換される。

 3 グリコーゲンは、UDP-グルコ一スを基質とし、グリコーゲンシンターゼの作用により合成される。

 4 筋肉では、グリコーゲンが分解され、血液中にD-グルコースが放出される。

 5 アドレナリン(エピネフリン)により、肝臓から血液中へのD-グルコースの放出が促進される。


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問221

(実務)

 高血糖の患者の症状を悪化させる可能性のある薬物はどれか。2つ選べ。


 1 メトトレキサート

 2 クエチアピンフマル酸塩

 3 プレドニゾロン

 4 ランソプラゾール

 5 ビルダグリプチン


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問222

48歳男性。白血病に対する化学療法として、イマチニブメシル酸塩錠の投与が開始された。


(実務)

 イマチニブメシル酸塩錠に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 染色体検査又は遺伝子検査により、慢性骨髄性白血病と診断された患者に使用する。

 2 嘔吐のリスクを軽減するため、セロトニン受容体遮断薬を用いる。

 3 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人への投与は禁忌である。

 4 消化管吸収が悪いため、空腹時にコップー杯の水とともに服用する。

 5 CYP3A4による代謝を受けるため、CYP3A4活性を阻害する薬剤と併用する場合、血中濃度が上昇する可能性がある。


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問223

48歳男性。白血病に対する化学療法として、イマチニブメシル酸塩錠の投与が開始された。


(物理・化学・生物)

 イマチニブが作用する標的タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 染色体転座により生成するキメラタンパク質である

 2 セリン又はトレオニンをリン酸化する活性を有する。

 3 持続的なキナーゼ活性を有する。

 4 Gタンパク質の一種で、細胞増殖を制御する。


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問224

72歳女性。肺癌に合併した閉塞性肺炎のため、入院中に抗菌化学療法を受けていた。高熱と腹痛、頻回の水様下痢などの消化器症状を呈し粘血便が見られたため糞便培養検査を行ったところ、ディフィシル菌 (Clostridium difficil ) 及びその毒素が検出された。


(実務)

上記の症状を起こしやすい化学療法薬はどれか。2つ選べ。


 1 クリンダマイシンリン酸エステル

 2 アンピシリンナトリウム

 3 ゲンタマイシン硫酸塩

 4 メトロニダゾール


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問225

72歳女性。肺癌に合併した閉塞性肺炎のため、入院中に抗菌化学療法を受けていた。高熱と腹痛、頻回の水様下痢などの消化器症状を呈し粘血便が見られたため糞便培養検査を行ったところ、ディフィシル菌 (Clostridium difficil ) 及びその毒素が検出された。


(物理・化学・生物)

 上記の症状が誘起された原因として、正しいのはどれか。1つ選べ。


 1 菌のゲノムDNAに変異が起こった。

 2 腸内の細菌叢が変化した。

 3 菌が芽胞を形成した。

 4 毒素タンパク質の高次構造が変化した。

 5 菌の薬物代謝酵素の発現が誘導された。



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    一般問題(薬学実践問題)【衛生/実務】(問226〜問245)


問226

必須微量元素に関する以下の問に答えよ。


(衛生)

 微量元素と、それを構成成分とする酵素との組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


  <微量元素>    <酵素>

 1 Cu  ------  アルコールデヒドロゲナーゼ

 2 Zn  ------  炭酸デヒドラターゼ

 3 Fe  ------  キサンチンオキシダーゼ

 4 Se  ------  グルタチオンペルオキシダーゼ

 5 Mn  ------  カタラーゼ


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問227

必須微量元素に関する以下の問に答えよ。


(実務)

 経口及び経腸栄養補給が困難な60歳男性に対して高カロリー輸液に総合ビタミン注射液を混合して投与していた。3ヶ月経過したところで、経ロ摂取が可能となり、高カロリー輸液が中止になった。その後、男性より「食事の味がわからない」との訴えがあった。この原因として欠乏が考えられる微量元素はどれか。1つ選べ。


 1 Cu

 2 Zn

 3 Fe

 4 Se

 5 Mn


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問228

40歳男性。8月3日の早朝、下痢、腹痛、嘔吐と発熱を訴えて救急外来を受診した。医師が問診したところ、前夜に友人5人とイカ釣りに出かけ、船上で釣ったイカをイカそうめん(細切りの刺身)にして食べたとのことであった。友人5人も同様の症状を訴えているという。医師は食中毒と診断し、便の検査をオーダーするとともに、薬剤師に治療薬についての処方提案を求めた。


(衛生)

 この症例において、食中毒の原因として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。


 1 サルモネラ属菌

 2 ノロウイルス

 3 アニサキス

 4 腸炎ビブリオ

 5 ウェルシュ菌


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問229

(実務)

 この患者の初期の治療に最も適した薬剤はどれか。1つ選べ。


 1 セフェム系抗菌薬

 2 電解質輸液

 3 止瀉薬

 4 解熱鎮痛薬

 5 鎮痙薬


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問230

56歳男性。35年間の喫煙歴があり、最近、息苦しいことが多いことから、禁煙相談のため薬局に来た。そこで、薬剤師が禁煙の重要性を説明することにした。


(実務)

 薬剤師が、喫煙者に最も起こりやすい疾患として念頭におくべきものはどれか。1つ選べ。


 1 慢性閉塞性肺疾患

 2 狭心症

 3 小細胞肺癌

 4 非小細胞肺癌

 5 食道癌


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問231

56歳男性。35年間の喫煙歴があり、最近、息苦しいことが多いことから、禁煙相談のため薬局に来た。そこで、薬剤師が禁煙の重要性を説明することにした。


(衛生)

 喫煙に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ


 1 2000年以降の日本人男性の喫煙率は、低下する傾向にある。

 2 2000年以降の日本人女性の喫煙率は、上昇する傾向にある。

 3 妊産婦の喫煙は、低出生体重児のリスクファクターである。

 4 タバコの煙に含まれるベンゾ[ a ]ピレンは、一次発癌物質である。


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問232

保険薬局にて以下の処方せんを受け取った。

   


(実務)

 この患者への指導として、適切でないのはどれか。1つ選べ。


 1 BMIの算出方法とその値が25以上を肥満と判定することを説明した。

 2 継続できる有酸素運動を勧めた。

 3 家庭での血圧測定の重要性について説明した。

 4 患者の疾病が食生活や喫煙などの生活習慣と深く関わっていることを説明した。

 5 毎日、空腹時血糖値を測ることを指導した。


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問233

(衛生)

 この処方から推定される疾患が基礎となって発症する代表的な生活習慣病はどれか。2つ選べ。


 1 痛風

 2 脳血管疾患

 3 心疾患

 4 悪性新生物

 5 肺気腫


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問234

午前8時半頃、半裸で意味不明の言葉を叫びながら路上で暴れていた男性が警察官に保護された。言動から薬物中毒が疑われたため、警察官は救急車を手配し、男性は救急病院に搬送された。男性の来院時の状態は以下の通りであり、担当医師から、救急救命室担当の薬剤師に、原因薬物の検査と治療薬の提案が体頼された。


【身体所見】

 呼吸数:42/分、脈拍:160/分、体温:38℃、瞳孔散大・対光反射減弱、発汗なし、歯咬み・歯ぎしり著明、口唇チアノーゼ、四肢の冷感、呼吸時に「ウー、ウー」と喘ぎながら首を左右に常同的に振る、左上肢に多数の注射痕あり


(実務)

 原因薬物と推定されるのはどれか。1つ選べ。


 1 大麻

 2 ヘロイン

 3 LSD

 4 メタンフェタミン

 5 トリアゾラム


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問235

午前8時半頃、半裸で意味不明の言葉を叫びながら路上で暴れていた男性が警察官に保護された。言動から薬物中毒が疑われたため、警察官は救急車を手配し、男性は救急病院に搬送された。男性の来院時の状態は以下の通りであり、担当医師から、救急救命室担当の薬剤師に、原因薬物の検査と治療薬の提案が体頼された。


【身体所見】

 呼吸数:42/分、脈拍:160/分、体温:38℃、瞳孔散大・対光反射減弱、発汗なし、歯咬み・歯ぎしり著明、口唇チアノーゼ、四肢の冷感、呼吸時に「ウー、ウー」と喘ぎながら首を左右に常同的に振る、左上肢に多数の注射痕あり


(衛生)

 この患者の治療に最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。

   


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問236

52歳男性。左片麻痺を主訴に受診し、CT検査で右頭頂葉に腫瘤を認めたため入院精査を行うことになった。造影MRIで、右頭頂葉にリング状に造影剤増強効果を示す20 × 23 mm径の腫瘤と広範な周辺浮腫を認めた。また、胸部単純X線検査では左下肺野に腫瘤影を認めた。原発性肺癌の脳転移が疑われ、原発巣の確認と全身の転移巣の検索を目的として、PET−CT検査を行うことになった。核医学の専門医から、PET−CT業務を担当する薬剤師に検査薬の調製と品質検定が依頼された。


(実務)

 調製すべき検査薬はどれか。1つ選べ。


 1 99mTcO4

 2 67Ga−クエン酸

 3 15O−酸素ガス

 4 123I−3−ヨードベンジルグアニジン

 5 18F−フルデオキシグルコース


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問237

(衛生)

 この検査薬の体内分布を測定するには何を検出すればよいか。1つ選べ。


 1 陽子線

 2 陽電子線

 3 特性X線

 4 γ転移で放出される電磁波

 5 消滅放射線


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問238

ある薬剤師が、中学校の学校薬剤師として委嘱された。以下の問に答えよ。


(実務)

 学校薬剤師として以下の行為を行った。適切でないのはどれか。1つ選べ。


 1 校舎屋上の貯水タンクを改修したので、水道水に大腸菌が検出されないことを確認した。

 2 保健室のベッドについて、ダニの有無を検査した。

 3 処方せんを学校へ持参した生徒がいたので、保健室で調剤した。

 4 節電のために蛍光灯の数を減らしたので、教室の照度が十分か調べた。

 5 麻薬や覚せい剤の危険性について指導した。


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問239

(衛生)

 勤務する学校の水道水中の残留塩素を検査したところ、遊離残留塩素濃度は0.2 mg / L、結合残留塩素濃度は0.3 mg / Lであった。これに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。


 1 結合残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。

 2 遊離残留塩素が基準を満たしているので、塩素消毒は十分である。

 3 結合残留塩素が基準を満たしていないので、塩素消毒は不十分である。

 4 遊離残留塩素が基準を満たしていないので、塩素消毒は不十分である。

 5 遊離残留塩素及び結合残留塩素がともに基準を満たしていないので、塩素消毒は不十分である。


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問240

6月、海水浴シーズンを迎え、県の担当課から県内の保健所に管内の海水浴場の適合検査を行うように指示があった。水質検査担当の薬剤師は、海水浴場に出かけ、船上から油膜の有無、透明度を確認した上で、検査用の海水を採取した。


(実務)

 担当薬剤師が検査すべき項目はどれか。2つ選べ。


 1 ふん便性大腸菌群数

 2 一般細菌数

 3 塩化物イオン濃度

 4 生物化学的酸素要求量(BOD)

 5 化学的酸素要求量(COD)


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問241

(衛生)

 水質汚濁の検査項目とその測定法との組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ


   <検査項目>        <測定法>

 1 ふん便性大腸菌群数 ------ 標準寒天培地法

 2 一般細菌数     ------ 特定酵素基質培地法

 3 塩化物イオン濃度  ------ 硝酸銀滴定法(モール法)

 4 BOD        ------ インドフェノール法

 5 COD        ------ 酸性高温過マンガン酸法


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問242

室内空気を汚染させる原因物質には、二酸化炭素、一酸化炭素、じんあい、微生物、化学物質などがある。医療施設では清浄度によるゾーニングがなされ、各エリアの空調管理が行われている。


(実務)

 室内環境管理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 室内空気を衛生的に保つため、二酸化炭素濃度は1.0 %以下とされている。

 2 レジオネラ症の主症状は、激しい下痢である。

 3 二酸化炭素は、通常、検知管法で測定される。

 4 ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる。


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問243

室内空気を汚染させる原因物質には、二酸化炭素、一酸化炭素、じんあい、微生物、化学物質などがある。医療施設では清浄度によるゾーニングがなされ、各エリアの空調管理が行われている。


(衛生)

 4人の患者が入院している病室の必要換気量が90 m3/hであるとき、この病室の必要換気回数(回/h)はどれか。1つ選べ。ただし、この病室は、床面積60 m2、床から天井までの高さ3 mの直方体とする。


 1 0.3  2 0.5  3 1  4 2  5 3


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問244

ある日の午後、保険薬局に処方せんを持った小学生が保護者とともに来局した。光化学スモッグ注意報が発令されていたが、校庭でサッカーをしていたという。


(実務)

光化学スモッグ発生時の対処法についての指導として、適切でないのはどれか。1つ選べ。


 1 注意報が発令されたら屋外での活動を控える。

 2 目がチカチカしたら水道水で目を洗う。

 3 屋内では窓を閉めて過ごす。

 4 うがいをする。

 5 つばのある帽子をかぶる。


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問245

ある日の午後、保険薬局に処方せんを持った小学生が保護者とともに来局した。光化学スモッグ注意報が発令されていたが、校庭でサッカーをしていたという。


(衛生)

 光化学オキシダントに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。


 1 主として固定発生源から排出される一次汚染物質であり、酸性雨の原因となる。

 2 化石燃料の不完全燃焼により発生し、主として自動車がその発生源である。

 3 環境基準の達成率は高いが、大都市圏において特別措置法による低減対策が行われている。

 4 炭素、酸素、水素、塩素が加熱される過程で非意図的に生成する。

 5 炭化水素を含む揮発性有機化合物と窒素酸化物が反応して生成する酸化性物質である。


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