試験紙法による尿検査に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 試験紙を検体尿に浸し、十分攪拌した後引き上げ、一定時間後に判定する。
b アスコルビン酸内服患者において、尿糖検査が偽陽性になる場合がある。
c エトドラク内服患者において、ビリルビン検査が偽陽性になる場合がある。
d レボドパ内服患者において、ケトン体検査が偽陽性になる場合がある。
e ラニチジン塩酸塩内服患者において、尿タンパク検査が偽陽性になる場合がある。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
腫瘍マーカーと悪性腫瘍との関係について、正しいものの組合せはどれか。
腫瘍マーカー 悪性腫瘍
a AFP (α fetoprotein) --------------------------------- 肝細胞癌
b CA (carbohydrate antigen) 19-9------------------ 膵癌、胆道癌
c CEA (carcinoembryonic antigen) ----------------- 大腸癌
d CYFRA 21-1 (cytokeratin 19 fragment) -------- 前立腺癌
e PIVKA-II (protein induced by vitamin K absence or antagonist-II) --------- 肺癌
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) (b、d、e) 5(c、d、e)
パーキンソン病とその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 症状として、振戦、筋固縮、無動及び姿勢調節障害がある。
b 50歳以上の中高年期の発症が多い。
c 黒質緻密層、青斑核などにレビー小体が認められる。
d レボドパの効果持続時間が短縮した結果、on-off現象が起こる。
e エンタカポンは半減期が短いため、ドロキシドパと併用される。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
アルツハイマー病に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 緩徐に進行する記憶障害や失語を主症状とし、後期になると歩行障害が現れる。
b 家族性の発症は認められない。
c 神経病理学的特徴として、海馬や大脳皮質の萎縮がみられる。
d アミロイドβタンパク質の沈着による老人斑がみられる。
e CT検査により、確定診断ができる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
肺結核とその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 我が国における罹患率は、高年齢層に比べて低年齢層において高い。
b 患者の衣類、寝具及び食器を介して感染する。
c 結核菌は、非発症者の初期変化群にも存在する。
d イソニアジドは、リファンピシンとの併用により重篤な肝障害を起こすことがある。
e エタンブトール塩酸塩は、視力低下、中心暗点、視野狭窄などの視力障害を起こすことがある。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
不整脈に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a リエントリーとよばれる興奮旋回現象が、不整脈の発生に関与する。
b WPW症候群では、心電図上デルタ波と呼ばれる特有な所見がある。
c 抗不整脈薬には、新たな不整脈を発生させたり、既存の不整脈を増悪させるものがある。
d 失神やけいれん発作を伴うアダムス・ストークス症候群では、人工ペースメーカーの植え込みが必要である。
a b c d
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 誤
6 誤 誤 誤 誤
狭心症に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 非発作時、多くは典型的な心電図変化を認めない。
b 胸痛発作後、血清CPK、AST及びLDHの上昇を認める。
c 狭心症発作でもたらされた心電図変化は、胸痛消失後数分で元に戻る。
d 安静狭心症発作には、ニトログリセリン舌下錠が有効である。
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 誤 正
4 誤 誤 正 誤
5 正 誤 正 正
6 誤 正 正 誤
悪性貧血に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 赤芽球の分裂障害のため、大球性高色素性貧血になる。
b 原因は、DNA合成に必要な葉酸の不足による。
c 胃全摘後では、ビタミンB12が不足するため、早期に発症する。
d 胃壁細胞抗体が認められる成人型もある。
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 正 誤 誤 正
6 誤 正 正 誤
血友病に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 血友病Aは第VIII因子に、血友病Bは第IX因子に異常が認められ、常染色体劣性の遺伝形式をとる。
b 軽症の血友病Aでは、成長してから抜歯時の止血困難により発見されることがある。
c 家族歴を持っていない患者は、まれである。
d 血小板数、フィブリノゲン量、出血時間及びプロトロンビン時間は、正常である。
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 正 誤 誤 正
6 誤 正 正 誤
クッシング症候群に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 副腎髄質からグルココルチコイドが、慢性的に過剰分泌される。
b 中心性肥満、水牛様脂肪沈着などの症状がある。
c 血中コルチゾールの日内変動が消失する。
d クッシング病では、デキサメタゾン大量抑制試験でも、コルチゾールの分泌抑制が起こらない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
痛風に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 関節変形を引き起こすが、破壊は伴わない。
b 肥満と本症は関係があるが、過度な運動は推奨されない。
c 発作時に、白血球増多、赤沈亢進及びCRP上昇は認められない。
d 抗癌剤投与時では、痛風発作を起こしやすい。
e 腎機能障害を引き起こす。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
腎炎に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 急性腎盂腎炎の多くは、下部尿路感染を合併する。
b 急性腎盂腎炎は、男性よりも女性で発症しやすい。
c 慢性腎盂腎炎では、一般に腎萎縮はみられない。
d 慢性腎盂腎炎が原因で、慢性腎不全になることはない。
a b c d
1 誤 正 誤 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 誤 正 誤
4 正 正 誤 誤
5 正 誤 正 正
6 誤 正 正 誤
胃潰瘍に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ヘリコバクター・ピロリ菌の初感染は、幼少期に多い。
b 痛みを訴えない無症候性の胃潰瘍は、ほとんどみられない。
c 我が国では、胃潰瘍患者の多くが、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染者である。
d ヘリコバクター・ピロリ菌には、クラリスロマイシン耐性のものがある。
e ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に成功すれば、再発はない。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
肺高血圧症の治療に用いられる医薬品として、正しいものの組合せはどれか。
a プラゾシン塩酸塩
b メトプロロール酒石酸塩
c ワルファリンカリウム
d シルデナフィルクエン酸塩
e ボセンタン水和物
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
癌化学療法において、制吐に用いられる医薬品として、正しいものの組合せはどれか。
a スルピリド
b クロルプロマジン塩酸塩
c グラニセトロン塩酸塩
d メトクロプラミド
e デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
耳鼻咽喉科疾患に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 急性中耳炎は、黄色ブドウ球菌を起因菌とすることが多い。
b 急性扁桃炎は、小児期では口腔内常在菌の感染が多く、抗生物質による治療を必要としない。
c 慢性副鼻腔炎は、後鼻漏を伴い、嗅覚障害を引き起こす場合がある。
d 真珠腫性中耳炎は、嫌気性菌の検出率が高い。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
糖尿病及びその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 2型糖尿病は、メタボリックシンドロームと関連し、肥満を伴う場合が多い。
b インスリン抵抗性の程度は、血中インスリン値とHbA1c値から推定できる。
c 2型糖尿病患者が、全身麻酔の外科手術を受ける場合、インスリン注射の適応となる。
d 腎症は、糖尿病の細小血管障害の1つである。
e エパルレスタットは、インスリン抵抗性改善作用を示す。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
真菌感染症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 爪白癬は皮膚表在性真菌症であるため、抗真菌薬の内服治療は適応とならない。
b 免疫能が正常な患者では、食道カンジダ症の発症は、まれである。
c アスペルギルスは、経気道感染により肺感染症を起こし、その治療にはスルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤が用いられる。
d ヒト免疫不全ウイルス (HIV) 感染患者において、ニューモシスチス肺炎の発症は、免疫不全状態に移行したことを示す。
e 口腔内にカンジダが検出された場合は、トリアゾール系抗真菌薬が用いられる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
67歳男性。感冒罹患後、呼吸困難が続くため来院した。40歳代後半より労作時に息切れを感じていたが、加齢のためと思っていた。血圧120/80 mmHg、脈拍96/分、整、呼吸数25/分。検査の結果、慢性閉塞性肺疾患 (COPD) と診断された。この患者に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 肺機能検査にて、残気量の増加及び1秒率の低下が認められる。
b 心電図検査にて、左室肥大の所見を認める。
c 胸部CT検査にて、肺血管影の減少を認める。
d 肺炎球菌ワクチン接種が、推奨される。
e インフルエンザワクチン接種は、避けるべきである。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
妊娠時における禁忌薬として、正しいものの組合せはどれか。
a フルチカゾンフランカルボン酸エステル
b ロサルタンカリウム
c アンピシリン
d ニフェジピン
e 炭酸リチウム
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
腎移植に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 腎移植の成績は、患者の生存率ではなく、移植した腎臓が機能していることを示す生着率で示される。
b 提供者(ドナー)が兄弟姉妹の場合、拒絶反応が起こりにくく、術後生着率がよいため、免疫抑制薬を必要としない。
c 免疫抑制薬として、副腎皮質ステロイド性薬、アザチオプリン、タクロリムス水和物、ミコフェノール酸モフェチルなどが使用される。
d 真菌症の併発時に、イトラコナゾールを用いる際には、シクロスポリンの投与量を増量する必要がある。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
血中脂質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a コレステロールや中性脂肪は、水に溶けにくいため、アポタンパク質と結合したリポタンパク質の形で運搬される。
b リポタンパク質は、超低比重リポタンパク質 (VLDL) 、低比重リポタンパク質 (LDL) 、中間比重リポタンパク質 (IDL) 及び高比重リポタンパク質 (HDL) の4種に分類される。
c 肝臓や小腸で合成されたHDLは、血中で末梢組織からの遊離コレステロールを取り込む。
d 肝臓で合成されるVLDLは、血管壁のリポタンパク質リパーゼにより、IDLを経てLDLとなり、中性脂肪の供給源となっている。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
慢性骨髄性白血病 (CML) の病態とその治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 未分化な骨髄球系の細胞のみが増殖する。
b 急性転化を起こした後では、化学療法が著効を示す。
c 第22番染色体と第9番染色体の相互転座によるフィラデルフィア染色体が出現する。
d インターフェロンα (IFNα) は、腫瘍細胞の増殖を抑制する作用を有するので、治療に用いられる。
e 骨髄移植適用の条件として、ドナーとのヒト組織適合性は、血球抗原 (HLA) の一致が望ましい。
a b c d e
1 誤 正 正 誤 誤
2 正 正 誤 誤 正
3 誤 正 誤 正 誤
4 正 誤 正 誤 正
5 正 誤 誤 正 誤
6 誤 誤 正 正 正
肺癌とその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 我が国では、肺癌による死亡数は、成人男性における悪性腫瘍死の第1位である。
b 非小細胞肺癌の非進行症例の治療において、化学療法は外科手術よりも優先される。
c 小細胞肺癌治療には、シスプラチンとエトポシドの併用療法が適応となる。
d ゲフィチニブの重篤な副作用として、急性肺障害や間質性肺炎がある。
e イリノテカン塩酸塩水和物は、癌細胞の増殖にかかわるチロシンキナーゼを阻害する作用を持つ。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
感染症及びその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 百日咳は、発作性及び連続性の咳を特徴とし、マクロライド系抗菌薬が用いられる。
b 麻疹は、ウイルス感染症であり、その治療の基本は対症療法である。
c 流行性耳下腺炎は、成人女性では卵巣炎の併発が問題となる。
d 破傷風では、原因細菌が中枢神経に到達し、呼吸困難や痙れんを惹起する。
e A型インフルエンザの治療では、ノイラミニダーゼ阻害薬が用いられる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
60歳男性。最近、のどの渇きが激しくなり、排尿の回数が増えたため、近医を受診した。患者は多量に飲水し、夜間にも頻回に尿意を覚える。身体所見では皮膚や口腔粘膜の乾燥がみられた。身長168 cm、体重70 kg、血圧130/74 mmHg、脈拍82/分、整。
尿検査:
タンパク(-)、糖(+)、ウロビリノーゲン(±)、潜血(-)、
比重1.008 ( 2回目、1.004)、
浸透圧180 mOsm/kg H2O (2回目、190 mOsm/kg H2O)。
血液検査:
Na 140 mEq/L、K 3.8 mEq/L、Cl 104 mEq/L、Ca 9.0 mEq/L、
血中尿素窒素(BUN)12 mg/dL、尿酸6.8 mg/dL、
クレアチニン1.1 mg/dL、空腹時血糖128 mg/dL、
血漿レニン活性(臥位)1.8 ng/mL/時(基準値0.5〜2 ng/mL/時)、
血漿バソプレシン0.3 pg/mL(基準値0.3〜4.2 pg/mL)。
上記の症状及び検査結果から推定される疾患として、正しいものの組合せはどれか。
a 原発性アルドステロン症
b 尿崩症
c 腎不全
d 心因性多尿症
e 糖尿病
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
27歳女性。以前より倦怠感があり、時々発熱することがあった。また、冬になると指先が白くなることがあった。数日前より38℃台の発熱、関節痛、筋肉痛があり、近医を受診した。
身体所見:
身長157 cm、体重42 kg。血圧160/90 mmHg、脈拍72/分、整。
眼瞼結膜蒼白。
尿検査:
タンパク(3+)、タンパク定量1.1 g/日、沈渣:顆粒円柱(+)、
赤血球円柱(+)、細胞性円柱(+)。
血液検査:
赤血球350×104/μL、白血球3400/μL、血小板8×104/μL、
血清アルブミン6.0 g/dL、
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 72 IU/L、
アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) 90 IU/L、
血中尿素窒素 (BUN) 40 mg/dL、血清クレアチニン1.8 mg/dL、
赤血球沈降速度亢進、C反応性タンパク質 (CRP) 0.2 mg/dL、
抗核抗体陽性、抗DNA抗体陽性。
問207
この患者の推定される疾患として、最も適切なものはどれか。
1 血小板減少性紫斑病
2 関節リウマチ
3 悪性リンパ腫
4 全身性エリテマトーデス
27歳女性。以前より倦怠感があり、時々発熱することがあった。また、冬になると指先が白くなることがあった。数日前より38℃台の発熱、関節痛、筋肉痛があり、近医を受診した。
身体所見:
身長157 cm、体重42 kg。血圧160/90 mmHg、脈拍72/分、整。
眼瞼結膜蒼白。
尿検査:
タンパク(3+)、タンパク定量1.1 g/日、沈渣:顆粒円柱(+)、
赤血球円柱(+)、細胞性円柱(+)。
血液検査:
赤血球350×104/μL、白血球3400/μL、血小板8×104/μL、
血清アルブミン6.0 g/dL、
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 72 IU/L、
アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) 90 IU/L、
血中尿素窒素 (BUN) 40 mg/dL、血清クレアチニン1.8 mg/dL、
赤血球沈降速度亢進、C反応性タンパク質 (CRP) 0.2 mg/dL、
抗核抗体陽性、抗DNA抗体陽性。
問208
この患者に用いられるべき医薬品の正誤について、正しい組合せはどれか。
a エタネルセプト
b シクロスポリン
c ビンブラスチン
d リシノプリル
e プレドニゾロン
a b c d e
1 正 正 誤 誤 正
2 正 誤 正 誤 誤
3 誤 誤 正 誤 正
4 誤 正 正 正 誤
5 正 誤 誤 正 誤
6 誤 正 誤 正 正
50歳男性。15年前に健康診断で尿タンパクを指摘された。5年ほど前から高血圧も指摘されるようになった。最近、排尿時に力まないと尿が出にくく、夜間に尿意で何度も目が覚めるようになったため来院した。現在、薬物療法は受けていない。
身体所見:
身長160 cm、体重66 kg、血圧165/95 mmHg、.胸腹部異常なし、
下肢に浮腫あり、直腸指診にて前立腺肥大あり、
胸部X線:心胸郭比 (CTR) 52%。
血液検査:
赤血球315×104/μL、白血球6,000/μL、血小板数2.5×105/μL、
血清総タンパク5.4 g/dL、血中尿素窒素 (BUN) 50 mg/dL、
血清クレアチニン (Scr) 2.4 mg/dL、
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 25 IU/L、
アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) 20 IU/L、
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ (γ-GTP) 40 IU/L、
Na 138 mEq/L、K 5.2 mEq/L、Cl 102 mEq/L、Ca 9.2 mEq/L、
総コレステロール300 mg/dL、HDLコレステロール30 mg/dL、
トリグリセリド310 mg/dL、空腹時血糖108 mg/dL、HbA1c 5.6%、
前立腺特異抗原 (PSA) 3.0 ng/mL (基準値 4.0 ng/mL以下)。
尿検査:
タンパク(3+)、糖(-)、潜血(±)。
問209
この患者に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 尿タンパク陽性は、糖尿病性腎症による。
b 低タンパク血症は、栄養障害による。
c 貧血は、血中エリスロポエチンの減少による。
d 本態性高血圧が疑われる。
a b c d
1 正 正 誤 正
2 正 正 誤 誤
3 誤 正 正 誤
4 正 誤 誤 正
5 誤 誤 正 正
6 誤 誤 正 誤
50歳男性。15年前に健康診断で尿タンパクを指摘された。5年ほど前から高血圧も指摘されるようになった。最近、排尿時に力まないと尿が出にくく、夜間に尿意で何度も目が覚めるようになったため来院した。現在、薬物療法は受けていない。
身体所見:
身長160 cm、体重66 kg、血圧165/95 mmHg、.胸腹部異常なし、
下肢に浮腫あり、直腸指診にて前立腺肥大あり、
胸部X線:心胸郭比 (CTR) 52%。
血液検査:
赤血球315×104/μL、白血球6,000/μL、血小板数2.5×105/μL、
血清総タンパク5.4 g/dL、血中尿素窒素 (BUN) 50 mg/dL、
血清クレアチニン (Scr) 2.4 mg/dL、
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 25 IU/L、
アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) 20 IU/L、
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ (γ-GTP) 40 IU/L、
Na 138 mEq/L、K 5.2 mEq/L、Cl 102 mEq/L、Ca 9.2 mEq/L、
総コレステロール300 mg/dL、HDLコレステロール30 mg/dL、
トリグリセリド310 mg/dL、空腹時血糖108 mg/dL、HbA1c 5.6%、
前立腺特異抗原 (PSA) 3.0 ng/mL (基準値 4.0 ng/mL以下)。
尿検査:
タンパク(3+)、糖(-)、潜血(±)。
問210
この患者の高血圧治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 降圧目標値は、通常の高血圧患者よりも低く設定すべきである。
b アンギオテンシンII 受容体遮断薬を用いる場合には、急激な腎機能低下に注意する。
c チアジド系利尿薬の使用が推奨される。
d 体液中の電解質を改善するため、アルドステロン受容体遮断薬が推奨される。
e 前立腺肥大症を合併しているので、アドレナリンα1受容体遮断薬が推奨される。
a b c d e
1 正 正 誤 誤 正
2 正 誤 正 誤 誤
3 誤 誤 正 誤 正
4 誤 正 正 正 誤
5 正 誤 誤 正 誤
6 誤 正 誤 正 正
病院における医薬品安全管理に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 医薬品の安全使用のための業務に関する手順書は、個々の施設において作成することが求められる。
b 医療事故が発生した場合、当事者以外の医療従事者も再発防止に関する情報を共有することが重要である。
c インシデント・アクシデントの報告は、当事者を特定することが目的である。
d ヒヤリ・ハット事例とは、患者に健康被害が生じたケースのみを示す。
e 従業者を対象にした医薬品の安全使用のための研修を行うことが必要である。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
チーム医療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a チーム医療とは、様々な医療スタッフが目的と情報を共有し、連携・補完し合うことで、患者の状況に応じた医療を提供することである。
b 感染制御チーム (ICT) は、感染防止を目的として、抗菌薬の適正使用の指導・管理を行う。
c クリニカルパスは経済を優先した医療体系で、根拠に基づいた医療の実践にはならない。
d 保険薬局は、地域のチーム医療を推進するために、医療機関と構造的、機能的、経済的に一体化していることが必要である。
e 在宅医療では、患者の居宅において様々な医療スタッフが共働して医療サービスを提供することが求められる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
院内感染対策に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 標準予防策(スタンダードプリコーション)は、感染症の有無にかかわらず、すべての患者に適用される院内感染予防の基本的な方策である。
b 院内感染とは、院内で患者が原疾患とは別に新たに罹患した感染症で、医療従事者が病院で感染した場合は含めない。
c 肺結核、麻疹、水痘は、空気感染予防策の対象疾患である。
d 手指衛生の中でラビング法とは、アルコール含有の速乾性擦式消毒薬を用いた簡便な方法である。
e 飛沫感染では、直径5μm以上の飛沫が空気の流れにより広範に飛散するためマスクによる予防が有効である。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
医薬品の製造販売承認申請のための臨床試験(治験)に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 申請前の臨床試験には第 I 相から第 IV 相までの試験がある。
b 第 I 相試験では、治験薬の体内動態や最大安全量が検討される。
c 第 II 相試験は、第III相試験のための用法・用量の推測が主な目的である。
d 第 III 相試験では、対照薬としてプラセボではなく標準治療薬を用いる場合がある。
a b c d
1 誤 正 正 正
2 正 正 正 誤
3 正 誤 誤 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 正 正
6 誤 正 誤 誤
臨床研究コーディネーター(治験コーディネーター、CRC)の業務に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 治験実施計画書の作成及び保存を行う。
b 被験者の治験スケジュールを管理する。
c 被験者に対するインフォームド・コンセントに関わる説明を補助する。
d 治験依頼者によるモニタリングや監査に対応する。
a b c d
1 誤 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 正 正 誤
4 正 誤 誤 誤
5 誤 誤 誤 正
6 誤 誤 正 誤
空腹時投与により薬物の吸収が低下するため食後に又は食直後に服用すべき医薬品として、正しいものの組合せはどれか。
a リファンピシン
b リセドロン酸ナトリウム水和物
c メナテトレノン
d イコサペント酸エチル
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
注射薬の混合調製と点滴投与に関する記述のうち、適切なものの組合せはどれか。
a シスプラチン注25 mg (5mL) を生理食塩液 1,000 mLに混合して投与する。
b アムホテリシンB注射用 50 mgを5%ブドウ糖液 500 mLに溶解・混合して投与する。
c セフトリアキソンナトリウム水和物静注用 1 gを乳酸リンゲル液 250 mLに溶解・混合して投与する。
d 1M塩化カリウム液 20 mLを生理食塩液 100 mLに混合し、そのまま静脈内投与する。
e バンコマイシン塩酸塩点滴静注用 0.5 g に注射用水 10 mLを加えて溶解後、5%ブドウ糖液 100 mLに混合し、60分以上かけて投与する。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
抗不整脈薬に関して、他の抗不整脈薬が使用できないか又は無効の場合のみ使用可能とされているものの組合せはどれか。
a ベラパミル塩酸塩錠
b メキシレチン塩酸塩カプセル
c ピルシカイニド塩酸塩水和物カプセル
d ジソピラミドリン酸塩徐放錠
e アミオダロン塩酸塩錠
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4 (b、d、e) 5(c、d、e)
48歳女性。カンジダ症の既往歴を有する糖尿病患者の処方せん調剤及び服薬指導を行った。次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
1) ピオグリタゾン塩酸塩錠15 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 28日分
2) グリベンクラミド錠 2.5 mg 1回1錠(1日3錠)
1日3回 朝昼夕食前 28日分
3) シンバスタチン錠 5 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 28日分
a 経口糖尿病用薬の制限量(1日最高投与量)を超えているので疑義照会を行った。
b 複数の経口糖尿病用薬が併用されており、併用禁忌である旨を医師に伝えて処方変更を依頼した。
c 間質性肺炎について緊急安全性情報が出された薬剤が処方されているので、「息苦しくなる」、「空咳が出る」などの初期症状について説明を行った。
d むくみや急激な体重増加、心不全症状が現れた場合には、服薬を中止して医師に伝えるように説明した。
e イトラコナゾールの併用が無いことを確認した。
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
薬局窓口で患者からの申し出により調剤方法を変更した。医師への疑義照会が必要なものの組合せはどれか。
a 錠剤を服用するのが苦手との申し出があり、ドキサゾシンメシル酸塩錠 2 mgの処方に対して粉砕して調剤を行った。
b 服用忘れが多いとの申し出があり、プラバスタチンナトリウム錠 10 mg夕食後服用の処方に対して朝食後に服用するように指導した。
c 散剤が苦手との申し出があり、テプレノン細粒 (0.5 g/包) の処方に対してテプレノンカプセル 50 mgに変更して調剤した。
d シロップ剤がカップで計量しにくいとの申し出があり、カルボシステインシロップの処方に対して投薬瓶の適切な目盛りまで単シロップを加えて調剤した。
e 散剤の 嵩 が少なくて服用しにくいとの申し出があり、プレドニゾロン散1% 0.2 g (1回量) の処方に対して乳糖 0.2 g (1回量)を加えて調剤した。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
処方せんの疑義照会に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 疑義照会により処方内容が変更になったので、処方せんに変更内容を記録した。
b 処方された医薬品の用法に「用法口授」、「医師の指示通り」と記載されていたが、疑義照会した。
c 保険医療機関と保険薬局との間で約束された、いわゆる約束処方であれば処方せんの記載に略号を用いても良いので疑義照会しなかった。
d 睡眠障害の患者にエチゾラム錠が1日常用量の範囲内である3mg処方されていたが、患者が高齢者だったので副作用回避の観点から医師に間い合わせをした。
e 貼付剤の適用部位が記載されていなかったが、処方医に問い合わせることなく、患者の訴える患部に貼るように指示した。
a b c d e
1 誤 正 正 誤 正
2 正 誤 正 正 誤
3 正 正 誤 誤 正
4 誤 誤 誤 正 正
5 誤 誤 正 誤 誤
6 正 正 誤 正 誤
保険調剤に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 処方せんに調剤録の記載事項がすべて記載されていたので、調剤済みの処方せんを調剤録に替えて保存し、調剤録の整備・記載は行わなかった。
b 処方せんに処方医の押印はなかったが署名されていたので、そのまま調剤した。
c 投与日数が長期間にわたる処方せんに対して、調剤後の薬の長期保存が困難であったため、分割して調剤を行った。
d 処方せんに、麻薬が麻薬以外の医薬品とともに法的に義務づけられた事項も含めて記載されていたが、麻薬専用の処方せんでなければ調剤できない旨を医師に伝えた。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
散剤の調剤に関連する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 秤量作業を円滑に行うため、装置びんの確認を、調剤棚から取り出すときにのみ行った。
b 抗癌剤の散剤を分包する際、他の分包薬へのコンタミネーションを避けるため、手分割自動分包機(パイルパッカー)を使用した。
c 薬じんの吸入あるいは接触によるアレルギー(薬局アレルギー)防止のため、浮遊粉じんを除去できる集塵装置を使用した。
a b c
1 正 正 誤
2 正 誤 正
3 正 誤 誤
4 誤 正 誤
5 誤 誤 正
6 誤 正 正
通常0.1% (1 mg/g) の希釈散(倍散)として用いられる医薬品のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ベタメタゾン
b フェノバルビタール
c モルヒネ塩酸塩水和物
d dl-メチルエフェドリン塩酸塩
e ジゴキシン
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
A〜Dの処方(製剤量として記載)に関して秤量した各薬剤中の原薬量(mg)について、正しい組合せはどれか。
A セフジトレンピボキシル小児用細粒10% 1回 0.4 g (1日 1.2 g)
1日3回 朝昼夕食後 4日分
B エピナスチン塩酸塩ドライシロップ1% 1回 0.6 g (1日 0.6 g)
1日1回 夕食後 4日分
C アンブロキソール塩酸塩ドライシロップ1.5% 1回 0.23 g (1日 0.7 g)
1日3回 朝昼夕食後 4日分
D メフェナム酸散50% 1回0.13g
頓用37.5℃以上の時 10回分
| A | B | C | D | |
| 1 | 40 | 6 | 3.5 | 65 |
| 2 | 120 | 6 | 10.5 | 65 |
| 3 | 480 | 24 | 42 | 65 |
| 4 | 40 | 6 | 3.5 | 650 |
| 5 | 120 | 6 | 10.5 | 650 |
| 6 | 480 | 24 | 42 | 650 |
麻薬調剤に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 麻薬は、麻薬以外の全ての医薬品と区別して保管しなければならない。
b 院内麻薬処方せんは、患者住所、使用期間、麻薬診療施設の名称・所在地の記載を省略してもよい。
c 麻薬管理者は、施設内に帳簿を備え、交付又は施用した麻薬について、その都度記録する。
d 麻薬管理者は、当該麻薬業務所の他の職員の立会いのもとで調剤済の麻薬を廃棄することができる。
e 調剤ミスをして全量回収できた場合には、回収した麻薬を廃棄するにあたって麻薬事故届が必要である。
a b c d e
1 誤 正 正 正 誤
2 誤 正 誤 誤 誤
3 正 正 正 誤 正
4 正 誤 誤 正 誤
5 誤 誤 正 正 正
6 正 誤 誤 誤 正
高カロリー輸液を調製するに当たり、アミノ酸含有率10%の総合アミノ酸製剤 600 mLをブドウ糖含有率 20%の基本輸液 1,400 mLに混合し、さらに総合ビタミン剤 5 mLおよび微量元素製剤 2 mLを加えた。この高カロリー輸液の全カロリー量 (kcal) に最も近い数値はどれか。
1 800 2 1,000 3 1,200 4 1,400 5 1,700
代表的な電解質輸液名と主な電解質の組成を示した表である。各輸液の組成の正誤について、正しい組合せはどれか。
| 主な電解質の組成(mEq/L)電解質輸液名 | Na+ | K+ | Cl- | |
| a | 開始液(1号液) | 154 | 0 | 154 |
| b | 維持液(3号液) | 約40 | 約20 | 35〜50 |
| c | 術後回復液(4号液) | 約90 | 0 | 約70 |
| d | リンゲル液 | 147 | 4 | 156 |
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 正 誤
3 正 誤 正 誤
4 正 誤 誤 正
5 誤 正 誤 正
6 誤 誤 正 正
ある輸液を調製するためCl- 30 mEq分の補正が必要になった。補正に必要な 10%塩化ナトリウム液量 (mL) に最も近い数値はどれか。
1 2 2 7 3 10 4 18 5 30 6 70
薬剤管理指導に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a お薬手帳は持参薬及び入院するまでの服薬状況、アレルギー・副作用歴の確認に有用である。
b 診療録や看護記録の参照、カンファレンスヘの参加及び回診への同行は、患者の薬物治療に関する情報把握に有用である。
c 服薬指導における開放型質問とは、患者が「はい」、「いいえ」で答えられるタイプの質問方法をいう。
d アドヒアランスとは、患者が医療者の指示にどの程度従うかを示す概念である。
e 継続的な薬物療法のためには、退院後の服薬に関する指導及び入院中に使用した薬剤に関する情報提供が重要である。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
妊婦または妊娠を希望する患者に対する服薬指導に関する記述のうち、適切なものの組合せはどれか。
a 妊娠後期は絶対過敏期とよばれ、薬物による胎児の奇形の発生率が最も高い時期であることを説明した。
b 服薬の危険性とともに、自然奇形発生率についても説明した。
c 高血圧症の妊婦に対して、エナラプリルマレイン酸塩は使用できる薬であると説明した。
d 甲状腺機能低下症の妊婦に対して、レボチロキシンナトリウムは継続して使用できる薬であると説明した。
e パートナーが妊娠する可能性のある男性患者に、リバビリンを服用する場合は信頼できる避妊法を用いるように説明した。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
医薬品情報に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 医薬品インタビューフォームは、医療用医薬品添付文書等の補完情報として厚生労働省の指示により製薬企業が作成する。
b 医療用医薬品添付文書は、法的根拠を持つ医薬品情報の伝達・提供媒体であり、製薬企業が作成する。
c 医薬品安全対策情報(DSU) には、医療用医薬品添付文書の「使用上の注意」改訂に関する情報が掲載され、日本製薬団体連合会が編集・発行する。
d 緊急安全性情報は、緊急に安全対策上の措置をとる必要がある場合に厚生労働省の指示により医薬品医療機器総合機構(PMDA)が作成する。
e 医療用医薬品品質情報集は、後発医薬品の品質再評価の実施に伴い各製剤の生物学的同等性にかかる体内動態の結果をまとめたものである。
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
医薬品と、緊急安全性情報として注意喚起された副作用との対応のうち、正しいものの組合せはどれか。
医薬品 副作用
a フルタミド 骨髄機能抑制
b ゲフィチニブ 重篤な低血糖、高血糖
c ベンズブロマロン 急性肺障害、間質性肺炎
d チクロピジン塩酸塩 血栓性血小板減少性紫斑病
e オセルタミビルリン酸塩 異常行動
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
経口避妊薬Aと血栓塞栓性疾患との関係を調べるために症例対照研究を行った。血栓塞栓性疾患を発症した女性168名と発症していない女性336名において、Aの使用者はそれぞれ84名と42名であった。Aの使用による血栓塞栓性疾患の発症のオッズ比に最も近い数値はどれか。
1 0.25 2 0.5 3 2 4 3 5 4 6 7
メチルフェニデート塩酸塩製剤の管理と使用に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 「うつ病」の適応症を有する。
b 薬物依存や乱用のリスクを十分に管理するために流通管理基準が定められている。
c 第三者委員会が定めた基準を満たした登録医師であればどの医療機関でも処方できる。
d 薬局は、調剤前に処方せん発行医師が第三者委員会に登録されていることを確認できない場合は、調剤を拒否する。
e 卸売販売業者は、第三者委員会に登録された医師、医療機関及び薬局にのみ販売できる。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
疾患とその診断又は機能検査に用いられる薬物との対応のうち、正しいものの組合せはどれか。
| 疾患 | 薬物 | |
| a | ヘリコバクター・ピロリ感染症 | ベンチロミド |
| b | 糸球体腎炎 | インドシアニングリーン |
| c | クッシング病 | メチラポン |
| d | 甲状腺機能亢進症 | プロチレリン |
| e | 膵炎 | 尿素(13C) |
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
生物由来製品及び特定生物由来製品の取扱いに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 生物由来製品には、動物成分抽出製剤やブタ心臓弁が含まれる。
b 特定生物由来製品は、生物由来製品のうち保健衛生上のリスクが特に高く、危害の発生又は拡大を防止するための措置を講ずることが必要なものとして指定されたものをいう。
c 特定生物由来製品には、ワクチンやトキソイドが含まれる。
d 特定生物由来製品にかかる記録は、30年間保管しなければならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
外来通院中の患者(72歳、男性)。身長168 cm、体重62 kg。高血圧症と心筋梗塞の既往があり、高血圧症の治療中である。慢性心不全と気管支ぜん息を有しており、処方1により良好に経過していた。
血液検査:
PT-INR (prothrombin time-international normalized ratio) 2.0
血漿中薬物濃度:
テオフィリン 7.0 μg/mL
ジゴキシン 1.0 ng/mL
(処方1)
ワルファリンカリウム錠 1 mg 1回1錠(1日2錠)
テオドール錠(注1) 200 mg 1回1錠(1日2錠)
プランルカスト水和物カプセル 112.5 mg 1回2カプセル(1日4カプセル)
1日2回 朝夕食後 14日分
ジゴキシン錠 0.25 mg 1回1錠(1日1錠)
プレミネント配合錠(注2) 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 14日分
アドエア500ディスカス(注3) 28吸入用 1個
1日2回 朝・就寝前 1回1吸入
(注1)テオドール錠:テオフィリンを含有する徐放性の錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注2)プレミネント配合錠:1錠中にロサルタンカリウム50 mgとヒドロクロロチアジド12.5 mgを含有する錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注3)アドエア500ディスカス:1ブリスター中にサルメテロールキシナホ酸 72.5μg(サルメテロールとして 50 μg)とフルチカゾンプロピオン酸エステル500 μgを含有する吸入剤(ドライパウダーインヘラー・エアゾール)の販売名(商品名)の1つ
その後、口腔カンジダ症を発症したため、処方2が追加された。
(処方2)
ミコナゾールゲル経口用 2% 5 g 2本
1日4回 毎食後・就寝前 ロ腔内塗布 7日分
問238
処方1に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a テオフィリンの徐放性製剤には、吸収過程の薬物動態が異なり生物学的に同等ではない製剤が複数存在する。
b プランルカストは、既に起こっているぜん息発作を緩解する薬ではない。
c ジゴキシンは、維持量での治療開始約1週間後に定常状態に近い血漿中濃度に到達する。
d プレミネント配合錠には、血圧低下作用の相乗効果に加えて、ロサルタンによる血清カリウムおよび尿酸の低下に対するヒドロクロロチアジドの相殺効果も期待される。
e アドエアディスカスには、サルメテロールによる抗炎症作用とフルチカゾンプロピオン酸エステルによる気管支拡張作用が期待される。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
外来通院中の患者(72歳、男性)。身長168 cm、体重62 kg。高血圧症と心筋梗塞の既往があり、高血圧症の治療中である。慢性心不全と気管支ぜん息を有しており、処方1により良好に経過していた。
血液検査:
PT-INR (prothrombin time-international normalized ratio) 2.0
血漿中薬物濃度:
テオフィリン 7.0 μg/mL
ジゴキシン 1.0 ng/mL
(処方1)
ワルファリンカリウム錠 1 mg 1回1錠(1日2錠)
テオドール錠(注1) 200 mg 1回1錠(1日2錠)
プランルカスト水和物カプセル 112.5 mg 1回2カプセル(1日4カプセル)
1日2回 朝夕食後 14日分
ジゴキシン錠 0.25 mg 1回1錠(1日1錠)
プレミネント配合錠(注2) 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 14日分
アドエア500ディスカス(注3) 28吸入用 1個
1日2回 朝・就寝前 1回1吸入
(注1)テオドール錠:テオフィリンを含有する徐放性の錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注2)プレミネント配合錠:1錠中にロサルタンカリウム50 mgとヒドロクロロチアジド12.5 mgを含有する錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注3)アドエア500ディスカス:1ブリスター中にサルメテロールキシナホ酸 72.5μg(サルメテロールとして 50 μg)とフルチカゾンプロピオン酸エステル500 μgを含有する吸入剤(ドライパウダーインヘラー・エアゾール)の販売名(商品名)の1つ
その後、口腔カンジダ症を発症したため、処方2が追加された。
(処方2)
ミコナゾールゲル経口用 2% 5 g 2本
1日4回 毎食後・就寝前 ロ腔内塗布 7日分
問239
吸入剤であるアドエアディスカスの使用法や患者への説明に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 毎日定期的に使用する薬剤であり、発作止めに用いるものではない。
b 吸入口(マウスピース)からデバイスの内部に息を吹き込まない。
c 吸入後は作用を持続させるため、うがいをしない。
d 全身性の副作用を心配する必要はない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
外来通院中の患者(72歳、男性)。身長168 cm、体重62 kg。高血圧症と心筋梗塞の既往があり、高血圧症の治療中である。慢性心不全と気管支ぜん息を有しており、処方1により良好に経過していた。
血液検査:
PT-INR (prothrombin time-international normalized ratio) 2.0
血漿中薬物濃度:
テオフィリン 7.0 μg/mL
ジゴキシン 1.0 ng/mL
(処方1)
ワルファリンカリウム錠 1 mg 1回1錠(1日2錠)
テオドール錠(注1) 200 mg 1回1錠(1日2錠)
プランルカスト水和物カプセル 112.5 mg 1回2カプセル(1日4カプセル)
1日2回 朝夕食後 14日分
ジゴキシン錠 0.25 mg 1回1錠(1日1錠)
プレミネント配合錠(注2) 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 14日分
アドエア500ディスカス(注3) 28吸入用 1個
1日2回 朝・就寝前 1回1吸入
(注1)テオドール錠:テオフィリンを含有する徐放性の錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注2)プレミネント配合錠:1錠中にロサルタンカリウム50 mgとヒドロクロロチアジド12.5 mgを含有する錠剤の販売名(商品名)の1つ
(注3)アドエア500ディスカス:1ブリスター中にサルメテロールキシナホ酸 72.5μg(サルメテロールとして 50 μg)とフルチカゾンプロピオン酸エステル500 μgを含有する吸入剤(ドライパウダーインヘラー・エアゾール)の販売名(商品名)の1つ
その後、口腔カンジダ症を発症したため、処方2が追加された。
(処方2)
ミコナゾールゲル経口用 2% 5 g 2本
1日4回 毎食後・就寝前 ロ腔内塗布 7日分
問240
処方2を追加して14日後の来院時に、患者より血尿と血痰の訴えがあり、PT-INR が13.5に上昇していた。この際の薬物治療上の処置として検討すべき内容に関する記述のうち、適切なものの組合せはどれか。
a ワルファリンカリウムの投与を一旦中断し、PT-INRをモニターして治療域まで低下後に用量を再設定する。
b 抗凝固能や出血傾向を注意深く観察し、必要に応じてビタミンKを投与する。
c ジゴキシンの投与を一旦中断後、血漿中濃度をモニターし、定量限界以下に低下した後に投与を再開する。
d アドエアディスカスの過量投与が疑われるので、拮抗作用を期待してアドレナリンβ遮断薬を内服させる。
e ミコナゾールゲルを中止し、代替薬が必要であればアムホテリシンBシロップの含嗽を検討する。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)