第82回薬剤師国家試験抜粋(平成9年3月)

       基礎薬学 (問1〜問60)


問1.炭素と同じ第2周期の元素に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. これらの原子の2s、2p、2d軌道には電子が存在する。
  2. ホウ素は炭素よりも電気陰性度が小さく、酸素は窒素や炭素よりも電気陰性度が大きい。
  3. 炭素、窒素、酸素、フッ素の水素化化合物において、C-H結合の分極がもっとも小さく、N-H、0-H、F-Hの順に大きくなる。
  4. ネオンは炭素やホウ素と同じ周期の元素であるが、希ガスのーつであり、化学的に極めて安定な元素である。
      a b c d
    1 誤 正 正 正
    2 正 正 誤 正
    3 誤 誤 正 正
    4 誤 正 正 誤
    5 正 誤 誤 誤

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問2.有機化合物の酸性度、塩基性度及び混成軌道に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. piperidine(hexahydropyridine)窒素の非共有電子対はsp3混成軌道を占めるのに対して、pyridine窒素の非共有電子対はsp2混成軌道を占めている。
  2. 塩基性度はpyridineの方が、piperidineよりも高い。
  3. ethylene(ethene)炭素の混成軌道はsp2であるのに対し、acetylene(ethyne)炭素の混成軌道はspであり後者の軌道のs性が高い。
  4. 酸性度はacetyleneの方がethyleneよりも高い。
      a b c d
    1 誤 正 正 誤
    2 正 正 誤 誤
    3 誤 正 誤 正
    4 正 誤 正 正
    5 正 誤 正 誤

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問3. benzeneとその水素化化合物であるcyclohexene及びcycIohexaneに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. benzeneの炭素原子は、sp2混成軌道をもち、炭素原子間の距離はcyclohexeneの二重結合の長さより短い。
  2. benzeneの水素化熱は、cyclohexeneの水素化熱の3倍より小さく、benzeneはその差だけ安定化している。この安定化エネルギーを共鳴エネルギーという。
  3. cyclohexaneは、chair formやboat formのようなconformationをとっている。
  4. methylcyclohexaneの場合、methyl基がaxial位にあるchair formが最も安定である。
      a b c d
    1 誤 正 正 正
    2 正 正 誤 正
    3 誤 誤 正 正
    4 誤 正 正 誤
    5 正 誤 誤 誤

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問4.有機反応に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. propeneに対するHBrの付加反応では、通常の反応条件で(Markovnikov則に従い)1-bromopropaneを与える。
  2. 水溶液中においてtrichloroacetaldehydeは、水が付加した構造であるchloral hydrateとして存在する。
  3. カルボン酸やリン酸などのエステルあるいはアミドを加水分解すると、酸及びアルコール(又はフェノ一ル)あるいはアミンが生成する。
      a b c
    1 誤 正 誤
    2 正 正 誤
    3 正 誤 正
    4 正 誤 誤
    5 誤 正 正

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問5.下記の酢酸誘導体について、求核試薬(例えば、OH-)に対する反応性の順序の正しいものはどれか。
  1. acetamide > acetyl chloride > ethyl acetate > acetic anhydride
  2. acetic anhydride > ethyl acetate > acetyl chloride > acetamide
  3. acetyl chloride > acetic anhydride > ethyl acetate > acetamide
  4. acetamide > ethyl acetate > acetic anhydride > acetyl chloride
  5. ethyl acetate > acetyl chloride > acetic anhydride > acetamide
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問6.次の記述は日本薬局方収載のnitrazepamの確認試験の一部である。(1)及び(2)の試験で呈色する物質の正しい組合せはどれか。


  1 (a、d)  2 (a、e)  3 (b、d)  4 (c、e)  5 (f、f)

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問7.次の抗悪性腫瘍薬の名称と化学構造との正誤について、正しい組合せはどれか。

      a b c d
    1 正 正 正 正
    2 正 正 誤 誤
    3 誤 正 正 誤
    4 誤 誤 正 正
    5 誤 誤 誤 誤

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問8. morphine、codeine及びcocaineに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. これらの物質はいずれもケシ科植物から得られるalkaloidsである。
  2. morphineとcodeineには、allyl alcohol性水酸基が存在するので、塩化第二鉄反応(FeCl3反応)陽性である。
  3. これらの化合物には3級アミンが存在するので、亜硝酸と反応してnitrosamine誘導体を与える。
  4. cocaineには4個の不斉炭素(キラル中心)が存在する。
      a b c d
    1 誤 誤 誤 正
    2 正 誤 正 誤
    3 正 正 誤 正
    4 正 正 誤 誤
    5 誤 正 正 誤

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問9.次の化学構造をもつl-mentholの正しい化学名はどれか。


  1. (1R, 3R, 4R)-3-p-menthanol
  2. (1R, 3R, 4S)-3-p-menthanol
  3. (1R, 3S, 4R)-3-p-menthanol
  4. (1R, 3S, 4S)-3-p-menthanol
  5. (1S, 3R, 4R)-3-p-menthanol
  6. (1S, 3R, 4S)-3-p-menthanol
  7. (1S, 3S, 4R)-3-p-menthanol
  8. (1S, 3S, 4S)-3-p-menthanol
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問10. ephedrine[1]の異性体が、Fischerの投影図[2]から[4]で示してある。次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. [1]と[2]及び[1]と[4]とはそれぞれ互いにdiastereomerの関係にある。
  2. [1]と[3]及び[2]と[4]とはそれぞれenantiomer(鏡像異性体)の関係にある。
  3. [2]と[4]の旋光度は、絶対値が等しく、正負の符号は逆である。
  4. [1]と[3]とはmeso体であるので、両者とも旋光性をもたない。
      a b c d
    1 誤 正 正 誤
    2 正 誤 誤 正
    3 正 正 誤 正
    4 正 正 正 誤
    5 誤 誤 誤 正

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問11.旋光度測定法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 旋光の性質は、偏光の進行方向に向き合って、偏光面を左に回転するものを左旋性、右に回転するものを右旋性とし、偏光面を回転する角度を示す数字の前に、それぞれ、左旋性は記号十を、右旋性はーを付けて示す。
  2. 比旋光度は、示性値として用いられるが、濃度との間に比例関係がないため、医薬品の定量に用いられない。
  3. 旋光度の測定は、特定の単色光を用い、通例、ナトリウムスペクトルのD線で行う。
      a b c
    1 正 正 誤
    2 正 誤 正
    3 正 誤 誤
    4 誤 正 正
    5 誤 誤 正

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問12.酸の解離に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。ただし、数値は正しいものとする。
  1. acetic acidの下記の平衡式に関して、平衡定数Kと酸解離定数Kaの間には、K=Ka [H20] の関係がある。

  2. acetic acidのpKaは4.7である。pH4.7の水溶液中では、CH3COOHとCH3C00-のモル濃度は 等しい。
  3. 「ammoniaのpKaは10である」という記述は正しくない。「ammoniumionのpKaは10である」とするべきである。
  4. 負の値のpKaをもつものは特に強い酸である。
      a b c d
    1 誤 正 正 正
    2 正 正 誤 正
    3 正 誤 誤 正
    4 正 正 正 誤
    5 誤 誤 正 誤

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問13.水溶液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 水素イオン指数(pH)と水素イオン濃度[H+]の間には、pH = -log [H+]の関係がある。
  2. 水のイオン積(Kw)は純水のみではなく、酸や塩基が溶存している場合でも、温度が一定ならば常に一定である。
  3. 多塩基性酸水溶液では、一般に第二段階以下の電離は第一段階の電離に比べて著しく小さい。
  4. アミノ酸の等電点と等しいpHの水溶液中では、そのアミノ酸の電気泳動における移動度は最も大きい。
      a b c d
    1 正 正 正 誤
    2 正 正 誤 誤
    3 誤 誤 正 誤
    4 正 誤 正 正
    5 誤 正 誤 正

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問14.酸と塩基に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. p-nitrophenolはphenolよりも強い酸である。
  2. p-nitrophenolはm-nitrophenolよりも強い酸である。
  3. p-nitroanilineはanilineよりも強い塩基である。
  4. p-nitroanilineはm-nitroanilineよりも強い塩基である。
      a b c d
    1 正 正 正 誤
    2 正 誤 正 正
    3 誤 誤 正 誤
    4 誤 正 誤 正
    5 正 正 誤 誤

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問15.一般式で示されるα-アミノ酸のR基に含まれる官能基とアミノ酸との正しい組合せはどれか。

  1(a、b、d)   2(a、e、f)   3(b、c、f)
 4(c、d、e)  5(d、e、f)
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問16.下記の化学構造を有するglutathioneに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. glutathioneはdipeptideである。
  2. angiotensinの構成成分である。
  3. 多種類の生体異物と抱合体を形成し、最終的にメルカプツール酸となり尿中に排泄される。
  4. 生体内においては、酸化型も存在する。
      a b c d
    1 正 誤 正 誤
    2 正 誤 誤 正
    3 誤 正 誤 正
    4 正 正 誤 誤
    5 誤 誤 正 正

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問17.たん白質の構造に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 高次構造は、基本的にはアミノ酸の配列順序(一次構造)に依存している。
  2. ジスルフィド結合を還元剤で切断しても高次構造が変化することはない。
  3. 高次構造の形成には、水素結合、疎水結合、イオン結合などが関与する。
  4. 加熱などで変性した時は、もとの高次構造が変化している。
      a b c d
    1 正 誤 正 正
    2 正 誤 誤 正
    3 正 正 正 誤
    4 誤 正 正 正
    5 誤 正 誤 誤

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問18.酵素と酵素反応に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 酵素反応には、最適pHと最適温度が存在する。
  2. 酵素は糖質を主成分とする物質であり、生体内化学反応を触媒する。
  3. ビタミンを補酵素とする酵素がある。
  4. Michaelis定数(Km値)が大きいほど酵素と基質との親和力は強い。
      a b c d
    1 正 誤 正 誤
    2 正 正 誤 誤
    3 誤 正 誤 正
    4 正 誤 正 正
    5 誤 誤 正 正

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問19.複合たん白質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 核たん白質には、nucleohistoneのほかに、cytochromeがある。
  2. 金属たん白質として、transferrinやSOD(superoxide dismutase)などが知られている。
  3. リンたん白質とは、たん白質分子中のアミノ基にリン酸が結合したものをいう。
  4. 卵黄中には、albuminというリポたん白質が多量に含まれている。
      a b c d
    1 正 誤 正 正
    2 誤 正 誤 誤
    3 正 正 正 誤
    4 誤 誤 正 誤
    5 正 正 誤 正

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問20.脂肪酸に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 飽和脂肪酸は動物体内で生合成されるが、不飽和脂肪酸は生合成されない。
  2. 分子中に含まれる炭素間の二重結合の数は、oleic acidでは1個、Iinoleic acidでは2個、linolenic acidでは3個である。
  3. 設問bの3種の脂肪酸に含まれる二重結合は全てcis形である。
  4. linoleic acidやlinolenic acidが空気酸化を受けやすいのは、2つの二重結合にはさまれた-CH2-がラジカル機構による酸化を受けやすいからである。
      a b c d
    1 正 誤 誤 正
    2 誤 正 正 正
    3 正 誤 誤 誤
    4 誤 正 誤 誤
    5 誤 誤 正 誤

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問21.細胞膜に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 細胞膜は通常、脂質二重層(二分子膜)を基本的な構造としている。
  2. 細胞膜に存在するたん白質は、単純たん白質だけである。
  3. 能動輸送では、物質は濃度勾配に逆らって細胞膜を通過することができる。
  4. 受容体には細胞膜を7回貫通する構造をもつものがある。
      a b c d
    1 誤 正 正 誤
    2 正 誤 正 正
    3 正 誤 誤 正
    4 誤 正 誤 誤
    5 正 正 正 誤

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問22.ヨウ素に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. ヨウ素分子は常温で揮散すると、その蒸気は紫色で特異臭がある。
  2. 水溶液中でヨウ素分子は、次亜ヨウ素酸(HIO)とヨウ化水素酸(HI)とに解離する。
  3. 水溶液中でヨウ素分子は、デンプンと包接化合物をつくり青紫色を呈する。
  4. ポビドン(polyvinylpyrrolidone)と複合体を形成し、その複合体はポビドンヨードとして殺菌・消毒薬として用いられる。
      a b c d
    1 正 誤 誤 正
    2 誤 誤 正 誤
    3 正 正 誤 誤
    4 誤 誤 正 正
    5 正 正 正 正

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問23.日本薬局方に収載されている生薬の成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. sennoside Aは、センナに含まれ、緩下作用を有する。
  2. digitoxinは、ジギタリスに含まれる強心配糖体である。
  3. scopolamineは、オウバクに含まれ、副交感神経遮断作用を有する。
  4. berberineは、ロートコンに含まれ、腸内殺菌、整腸作用を有する。

  1(a、b)  2(a、c)  3(b、c) 4(b、d) 5(c、d)

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問24.生薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 甘草は繁用漢方薬処方の多くに配合されているが、大量の使用は体内ステロイド代謝系に影響する(偽アルドステロン症)ことから、注意が必要である。
  2. 麻黄は葛根湯や小青竜湯などの漢方処方に配合され、アトロピンを主成分として含有する。
  3. 附子には、アコニチンなど毒性の高いジテルペン系アルカロイドが含まれるため、減毒して各種生薬製剤に用いられる。
      a b c
    1 正 正 正
    2 正 正 誤
    3 誤 誤 誤
    4 誤 正 正
    5 正 誤 正

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問25. terpene(テルペン類)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. いずれのterpeneも、acetic acidからmevalonate pathway(メバロン酸経路)で生合成される。
  2. triterpeneは、C30骨格を有するsqualeneから生合成される。
  3. caroteneは、植物内で生合成されるC40骨格を有するtetraterpeneである。
  4. vitamin Aは、動植物内でcaroteneから生合成される。
      a b c d
    1 正 正 誤 正
    2 正 誤 正 誤
    3 誤 誤 正 誤
    4 誤 正 誤 正
    5 正 正 正 正

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問26.物質Xが物質Yへと変化する反応が一次反応速度式に従うとする。この反応に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 反応速度はXの濃度とYの濃度との積に比例する。
  2. 反応温度を一定にしておけば、Xの半減期はXの初濃度には無関係である。
  3. 反応速度定数kの次元は(時間)-1となる。
  4. 反応速度定数kがArrhenius式k = A・exp(-E/RT)に従うとすれば、温度Tの上昇にともなってkは小さくなる。
      a b c d
    1 正 誤 正 誤
    2 誤 正 正 誤
    3 誤 正 正 正
    4 正 誤 誤 正
    5 正 正 誤 正

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問27.反応速度に関係する下図についての記述の正誤について、正しい組合せはどれか。ただし、触媒の有無によって頻度因子は変わらないものとする。

  1. この反応は吸熱反応である。
  2. この反応が自発的に進行するとき、反応後の系の自由エネルギーは反応前の系に比べて低下している。
  3. 触媒の添加によって反応速度が大きくなるのは、Eaの値が増加するためである。
  4. 触媒を添加すると僣の値は増加する。
      a b c d
    1 誤 誤 誤 正
    2 正 正 誤 誤
    3 誤 正 正 正
    4 正 誤 正 誤
    5 誤 正 誤 誤

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問28.水の性質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 液体の水が気化するとき、H2O1mol当たりのエントロピーは増大する(儡>0)。
  2. 液体の水が凝固するとき、H2O1mo1当たりのエンタルビーは増大する(僣>0)。
  3. 氷と水の化学ポテンシャルμは融点においては等しい。
  4. グルコース水溶液を凍結乾燥するとき、水分子は昇華して水蒸気となる。
      a b c d
    1 正 誤 誤 誤
    2 誤 正 正 誤
    3 正 正 正 誤
    4 誤 正 誤 正
    5 正 誤 正 正

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問29.可視光の性質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
水中の光速は真空中の光速よりも小さい。
  1. 水中の光速は真空の光速よりも小さい。
  2. 屈折率は物質に対する光の入射光に依存する。
  3. 屈折率は光の波長に依存しない固有の値である。
  4. 医療用内視鏡のファイバースコープは光の全反射を利用している。
      a b c d
    1 正 正 誤 誤
    2 正 誤 誤 正
    3 正 誤 正 誤
    4 誤 正 正 誤
    5 誤 誤 誤 正

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問30.物質の溶解に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 溶媒の誘電率が小さいほど電解質は溶解しやすい。
  2. 溶媒分子と溶質分子との間に双極子間相互作用が働くと溶解が抑制される。
  3. エタノ一ルを水と混和するとき発熱するのは、エタノ一ルが水和するためである。
  4. 硫酸バリウムが胃の造影剤として安全に用いられるのは、それの溶解度積がきわめて小さいからである。
      a b c d
    1 正 誤 誤 誤
    2 誤 誤 正 誤
    3 誤 誤 正 正
    4 誤 正 誤 正
    5 正 正 正 誤

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問31.高分子化合物の希薄水溶液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 溶液の浸透圧は、濃度の上昇とともに低下する。
  2. 溶液の粘度は、濃度が上昇しても変化しない。
  3. 溶液の粘度は、毛細管粘度計で測定できる。
  4. 平均分子量は、溶液の粘度測定からも求められる。
      a b c d
    1 正 正 誤 誤
    2 誤 誤 誤 誤
    3 誤 誤 誤 正
    4 誤 誤 正 正
    5 正 正 正 正

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問32.ガスクロマトグラフ法に用いられる検出器A〜Dの特徴を述べた次の記述a〜dについて、正しい組合せはどれか。
  1. 水素炎イオン化検出器(flame ionization detector,FID)
  2. 炎光光度検出器(flame photometric detector,FPD)
  3. 熱伝導度検出器(thermal conductivity detector,TCD)
  4. 電子捕獲検出器(electron capture detector,ECD)

  1. 有機ハロゲン化合物を高感度で検出できる。
  2. 有機化合物のみならず無機化合物も検出できる。
  3. ほとんどの有機化合物を検出できる。
  4. リンを含む有機化合物を比較的選択的に検出できる。
      A B C D
    1 a b c d
    2 c d a b
    3 a b d c
    4 c d b a
    5 d c b a

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問33.クロマトグラフ法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. ペーパークロマトグラフ法は、ろ紙繊維の表面に吸着されている水を固定相とする分配型である。
  2. セルロースを担体とする場合の薄層クロマトグラフ法は、操作が簡単で、展開時間も短く、ペーパークロマトグラフ法に取って代わる場合が多い。
  3. アルミナやシリカゲルは、薄層クロマトグラフ法の担体として利用できない。
  4. ゲル(ろ過)クロマトグラフ法では、他の条件が同じであれば、分子量の大きい方が先に溶出される。
      a b c d
    1 誤 正 誤 誤
    2 正 正 誤 正
    3 誤 誤 正 誤
    4 正 誤 誤 正
    5 誤 正 正 正

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問34.液体クロマトグラフ法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 液体クロマトグラフ法における溶質の分離機構には吸着、イオン交換、分配、分子ふるいなどがある。
  2. 逆相(reverse phase)クロマトグラフ法の固定相の極性は、順相(normal phase)クロマトグラフ法の固定相の極性に比べて小さい。
  3. 類似した構造の化合物群に逆相クロマトグラフ法を適用するとき、疎水性の大きい化合物ほど保持時間が小さい。
  4. 移動相中の有機溶媒の含量は、保持時問の大きさに影響を与えない。
      a b c d
    1 誤 正 正 正
    2 正 正 誤 正
    3 正 正 誤 誤
    4 正 誤 正 誤
    5 誤 正 誤 誤

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問35.電気泳動法に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 電気泳動法には、支持体を用いない方法と、アガロースゲルやポリアクリルアミドゲルなどを支持体として用いる方法とがある。
  2. 溶液中で被検物質を直流電場に置くとき、分子の大きさ及び形などによっても、その移動度は影響を受ける。
  3. 泳動用緩衝液のpHは、試料の分離に大きく影響する場合がある。
  4. amino acid、peptide、protein、及びsugarなどの分離には有効であるが、nucIeic acidの分離には用いられない。
      a b c d
    1 正 誤 正 正
    2 正 正 正 誤
    3 誤 誤 誤 正
    4 誤 正 正 誤
    5 正 正 誤 誤

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問36.ある医薬品(分子量:300)の2.00 mg/100 mL のエタノール溶液につき、日本薬局方一般試験法の吸光度測定法により測定したところ、250 nm における吸光度は 0.520 であった。この医薬品の比吸光度とモル吸光係数(ε)との正しい組合せはどれか。
   比吸光度  モル吸光係数
 1 130     2600
 2 520     5200
 3 780     3900
 4 260     7800
 5 2600    15600

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問37.結晶形の違いは医薬品のバイオアベイラビリティに影響を与えることがある。結晶多形の存在を確認する方法について、正しいものの組合せはどれか。
  1. X線回折法、熱分析法、液体クロマトグラフ法
  2. 赤外吸収スペクトル法、X線回折法、紫外吸収スペクトル法
  3. 溶解度測定法、屈折率測定法、原子吸光光度法
  4. 赤外吸収スペクトル法、熱分析法、X線回折法
  5. 屈折率測定法、密度測定法、旋光度測定法
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問38.ある医薬品の赤外吸収スペクトル(KBr錠剤)と紫外吸収スペクトル(メタノ一ル溶液)が示してある(図中の矢印は主な吸収の波数又は波長を示す)。これらのスペクトルから化学構造を推定し、該当する医薬品を選べ。

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問39.次の図は、ある化合物(C10H13NO2)を60MHzの装置でDMSO-6中、テトラメチルシランを基準物質として測定したプロトンNMRスペクトルである。このスペクトルから化学構造を推定し、該当する化合物を選べ。ただし、9.55ppm付近のシグナルは重水で処理すると消失する。また、測定溶媒に基づくシグナルは除いてある。

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問40.核磁気共鳴法(1H-NMR)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 一般にシグナルの面積強度はプロトンの数に比例する。
  2. 隣に等価なプロトンがn個存在すると、一般にシグナルは(n+1)本に分裂する。
  3. 測定溶液中に重水を添加することによって、OHやNHなどの活性水素のシグナルを消失または移動させることができる。
  4. プロトンの磁気緩和時間からの情報は、臨床で使われるMRI(磁気共鴫イメージング)に利用されている。
      a b c d
    1 正 誤 誤 正
    2 正 正 正 正
    3 正 正 誤 誤
    4 誤 誤 正 正
    5 誤 正 正 誤

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問41.次の質量分析法に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 高真空下で一方向に加速されたイオンが電場又は磁場中を通過するとき、質量電荷比(m/z)が小さいほどイオンの軌道は大きく曲げられる。
  2. 気化した試料に熱電子流を照射すると、分子中の電子がはじき出されて正の電荷をもった分子イオンとなる。このイオン化法をEI (electron impact)法という。
  3. イオン化の際、過剰のエネルギーを受け取った分子イオンは、弱い結合が開裂して質量のより小さなフラグメントイオンを生成する。
  4. 臭素の安定同位体79Brと81Brの天然存在比は100:98である。2個の臭素を含む分子イオンは、2マスユニツト間隔でおおよその強度比が1:2:1の3本のピークとして出現する。
      a b c d
    1 正 誤 正 誤
    2 誤 正 誤 正
    3 誤 誤 正 正
    4 正 正 誤 誤
    5 正 正 正 正

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問42.日本薬局方一般試験法の滅菌法には照射法として、(i)放射線法、(ii)紫外線法、(iii)高周波法が収載されている。次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 紫外線は照射法に用いられる電磁波のうち、最も波長が短い。
  2. 紫外線もγ線と同様に、透過力が強い。
  3. 放射線法の線源には、60Coや137Csなどのγ線を放出する核種が用いられる。
  4. 高周波法は、高周波を直接照射し、発生する熱によって微生物を殺滅する。

  1(a、b)  2(a、c)  3(b、c)  4(b、d)  5(c、d)

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問43.放射線に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. α線の本体は水素原子核である。α線が物質の中を通過するとき、短い距離で全エネルギーを失う。
  2. β線の本体は電子である。β線を放出する放射性同位元素には3H、14C、32Pなどがあり、トレーサー実験に利用される。
  3. γ線の本体は、原子核内で起こるエネルギー準位間の遷移により放出される電磁波である。
  4. X線の本体は原子核外で放出される電磁波であり、γ線と同様に電離放射線と呼ばれる。
  5. 11Cや18Fなど短寿命の放射性同位元素から放出される陽電子による粒子線も放射線の一種である。
      a b c d e
    1 誤 正 誤 誤 正
    2 正 誤 正 正 誤
    3 正 誤 誤 正 誤
    4 正 誤 正 誤 正
    5 誤 正 正 正 正

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問44.遺伝子及びその発現に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 二重鎖DNAの4種類の塩基のうちで、thymineと対をなす塩基はguanineである。
  2. 動物細胞では、DNAはまずRNAに転写された後、intron(イントロン)配列が除去されてmRNAが生成する。
  3. mRNAのcodon(コドン)は、各アミノ酸に対応するtRNAを介してアミノ酸に翻訳される。
  4. たん白質合成の場であるribosome(リボソーム)はたん白質から構成されており、RNAを含まない。
      a b c d
    1 正 正 正 正
    2 正 誤 正 誤
    3 誤 正 誤 正
    4 誤 正 正 誤
    5 誤 誤 誤 正

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問45.遺伝子操作に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 遺伝子組換え技術では、異種DNA断片をベクターDNAに組込ませ、宿主細胞中で複製させることができる。
  2. 制限酵素はDNAの特定の塩基配列を認識して、DNAを切断する。
  3. 特定のDNA配列を選択的に合成・増幅するためには、PCR法(polymerase chain reaction法)がきわめて有効である。
      a b c
    1 誤 正 正
    2 正 誤 誤
    3 誤 誤 正
    4 正 正 誤
    5 正 正 正

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問46.ホルモンとその情報伝達に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 膵臓ランゲルハンス島β細胞から分泌されるinsulinは、肝グリコーゲンの分解を促進する。
  2. insulinの作用は、標的細胞の特異的受容体を介して細胞内に伝達される。
  3. corticosteroneは副腎皮質ホルモンで抗炎症作用を示す。
  4. epinephrineのβ受容体刺激効果は、細胞膜内のアデニル酸シクラーゼの活性化による細胞内cyclic AMPの合成により伝達される。
  5. cyclic AMPはCキナーゼを直接的に活性化する。
      a b c d e
    1 正 誤 誤 正 正
    2 正 誤 正 誤 誤
    3 誤 正 正 正 誤
    4 誤 正 誤 正 正
    5 誤 誤 正 誤 正

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問47.尿素サイクルに関する次の記述のうち、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。

 アミノ酸の代謝で生成した有毒なアンモニアは、主に肝臓で(A)となった後、オルニチンと反応して(B)を生成し、さらに(C)などを経て無害な尿素となり尿中に排泄される。
   A          B       C
 1 チアミンピロリン酸  グロブリン  キヌレニン
 2 クレアチンリン酸   グロブリン  アスパラギン
 3 カルバモイルリン酸  シトルリン  アルギニン
 4 クレアチンリン酸   シトルリン  アルギニン
 5 カルバモイルリン酸  ケファリン  アスパラギン

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問48. cytokine(サイトカイン)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. interferon(インターフェロン)はウイルス抑制作用だけではなく、免疫担当細胞にも作用する。
  2. cytokineの中には、食細胞の遊走を引き起こすものがある。
  3. M-CSF(マクロファージ・コロニー刺激因子)は単球やマクロファージへの分化・増殖を誘導する。
  4. T細胞由来のcytokineは、遅延型アレルギー(IV型アレルギー)には関与していない。
      a b c d
    1 正 正 誤 正
    2 誤 誤 正 誤
    3 正 正 正 誤
    4 正 誤 誤 正
    5 誤 誤 正 正

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問49.生体防御にかかわる細胞に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 免疫応答に関与する主要組織適合遺伝子複合体(MHC)の産物は、B細胞表面にも存在している。
  2. 細胞膜のCD抗原を利用して、リンパ球をCD 4陽性T細胞などのように分類することができる。
  3. マクロファージの細胞表面には、IgGを認識する受容体が存在する。
  4. 好中球はmonoclonal抗体を産生することがある。
      a b c d
    1 正 正 誤 正
    2 正 正 正 誤
    3 正 誤 誤 正
    4 誤 誤 正 誤
    5 誤 正 誤 正

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問50.生体防御機構に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. ヒト白血球抗原(HLA)は臓器移植拒絶反応に関与する。
  2. 好中球やマクロファージは、細菌の貧食や殺菌に関与する。
  3. ウイルス感染に対する防御には、体液性免疫は無効である。
  4. T細胞やマクロファージは、がん細胞に対して反応することはない。
      a b c d
    1 正 正 誤 誤
    2 正 誤 正 誤
    3 誤 正 正 誤
    4 誤 誤 正 正
    5 誤 正 誤 正

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問51.免疫グロブリンに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 花粉による即時型アレルギー反応は主にIgEが関係する。
  2. IgGは胎盤を通過し胎児に移行するため、新生児の感染防御に関与する。
  3. IgAは血液中のみならず、唾液、初乳、小腸分泌液などにも存在する。
  4. IgMは補体結合能を持たず溶菌反応に関与しない。
      a b c d
    1 正 誤 誤 正
    2 正 誤 正 誤
    3 正 正 正 誤
    4 誤 正 正 正
    5 誤 正 誤 正

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問52.細菌の薬剤耐性に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 耐性菌の出現は、抗菌薬の長期連続使用とは関係ない。
  2. 耐性菌は、感受性菌の突然変異や耐性遺伝子の獲得などにより出現する。
  3. 耐性機構には、薬物の不活性化、薬物標的部位の構造変化、薬物の細胞膜透過性の変化などがある。
  4. β-ラクタマーゼを産生するβ-ラクタム抗生物質耐性菌では、β-ラクタムの膜透過性が変化する。
      a b c d
    1 誤 正 誤 正
    2 正 誤 誤 正
    3 誤 誤 正 正
    4 誤 正 正 誤
    5 正 正 誤 誤

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問53.微生物に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 大腸菌はグラム陰性菌であり、その中には毒素を産生するものがある。
  2. 破傷風菌は皮膚の創傷面から感染する嫌気性菌で、毒素は産生しない。
  3. ウイルスは細胞を含まない人工培地でも増殖することができる。
  4. B型肝炎ウイルスは、ヒトに持続感染して増殖する。
      a b c d
    1 正 誤 正 誤
    2 正 誤 誤 正
    3 誤 誤 正 正
    4 誤 正 正 誤
    5 正 正 誤 誤

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問54.胃酸分泌に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 胃酸は、胃腺にある旁細胞(壁細胞)より分泌される。
  2. 胃酸分泌細胞にはヒスタミンH2受容体があり、ヒスタミンが作用して胃酸分泌を起こす。
  3. 幽門腺から遊離されたガストリンは、胃酸分泌を抑制する。
      a b c
    1 正 正 誤
    2 正 誤 誤
    3 誤 正 誤
    4 正 誤 正
    5 誤 正 正

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問55.中枢神経系の各部位と、主にそれが関与する働きとの対応の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 延髄   ――――呼吸の中枢
  2. 脳幹網様体――――意識レベルの維持
  3. 視床下部 ――――自律神経系の高位中枢
  4. 脊髄   ――――骨格筋の反射中枢

      a b c d
    1 正 正 誤 誤
    2 正 誤 正 誤
    3 誤 正 正 誤
    4 誤 誤 誤 正
    5 正 正 正 正

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問56.シナプスの性質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. シナプス前膜と後膜との間にはシナプス間隙がある。
  2. 興奮がシナプスを通るとき、シナプス遅延とよばれる時間の遅れを生じる。
  3. 反復刺激をした場合にシナプス伝達が低下するのは、タキフィラキシー (急速耐性、速成耐性、tachyphylaxis)の一種である。
  4. シナプス前膜と後膜との問の情報伝達は、哺乳動物では一般に電気的に行われている。
      a b c d
    1 正 誤 誤 正
    2 正 誤 誤 誤
    3 誤 誤 正 正
    4 正 正 正 誤
    5 誤 正 誤 正

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問57.心室筋と骨格筋の収縮機序に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 筋の興奮・収縮にかかわるCa2+イオンは、いずれの筋においても、細胞外から細胞内へ流入するもののみである。
  2. 体液中の電解質の組成は、いずれの筋の興奮性にも影響する。
  3. 電気刺激を繰り返すと、いずれの筋においても、次第に加重して大きな収縮(強縮)が現れる。
  4. 1本の筋線維の収縮は、いずれの筋においても、all-or-noneの法則に従う。
  5. いずれの筋の細胞膜にも、ニコチン受容体が多〈分布し興奮に関与する。

  1(a、b)  2(a、c)  3(b、d)  4(c、d)  5(d、e)

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問58.循環器に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 大部分の酸素はhemoglobinと直接結合して血液中を運搬されるが、二酸化炭素は炭酸水素イオン(重炭酸イオン)の形で運搬されるものが多い。
  2. 冠状動脈は心臓の栄養血管であり、大動脈起始部より枝分かれする。
  3. 房室間における興奮の伝導は、特殊心筋とよばれる分化した筋肉により行われる。
  4. 房室結節における興奮の伝導速度はnorepinephrineによって減少する。
  5. 洞房結節の細胞は自動能をもっており、心臓全体の調律を行っている。
      a b c d e
    1 正 正 誤 正 誤
    2 正 誤 正 誤 誤
    3 誤 誤 正 誤 正
    4 正 正 正 誤 正
    5 誤 正 誤 正 正

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問59.記の医薬品について、関連が示唆されている事項に関する次の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. penicilline――――anaphylactic shock
  2. antibiotics――――MRSA infectious desease
  3. antihypnotics――――hallucination (stimulant drugs)
  4. quinoform――――subacute myelo-optic(o) neuropathy (SMON)
  5. anticancer alkylating agents――――myelopathy
      a b c d e
    1 誤 正 誤 正 誤
    2 正 誤 誤 誤 正
    3 誤 誤 正 正 誤
    4 誤 正 正 誤 正
    5 正 正 正 正 正

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問60.次の人物とその業績に関連した事項との対応の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. B. N. Ames(エイムス)――――mutation test
  2. P. Ehrlich(エールリッヒ)――――salvarsan
  3. G. Domagk(ドマーク)――――penicillin
  4. S. A. Waksman(ワックスマン)――――streptomycin
  5. A. Fleming(フレミング)――――sulfa drug
      a b c d e
    1 正 誤 誤 誤 正
    2 正 正 誤 正 誤
    3 誤 正 誤 正 正
    4 正 誤 正 誤 誤
    5 誤 正 正 誤 誤

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