開催にあたり

 第3回トランスポーター研究会関東部会を開催する運びとなりましたので、ここにご案内申し上げます。本会の母体であるトランスポーター研究会は、医学、薬学、農学、理学、工学、栄養学などあらゆる領域の若手トランスポーター研究者が一同に会して最新の研究成果と情報を交換し、それを通じて異分野融合・人脈形成・人材育成を促進することを目指すユニークな研究会です。この主旨に則り、本部会においても幅広い基礎・臨床研究者・医師・薬剤師・大学院生が集い、最先端の研究発表と異分野交流を行う場なることを目指しています。
 今回はトランスポーターに加え、受容体や細胞内シグナルにも着目し、物質輸送のみならず“生体情報の輸送”にも着目し、輸送研究の新たな方向性を領域横断的に議論する試みを取り入れています。さらに、同会場・同日時に開催する第49回日本消化吸収学会総会(年会長:千葉大学 大学院医学研究院 安西尚彦教授)との併催とし、両学会の相互交流が可能な体制を企画しています。具体的には、いずれかの学会参加者は、両学会から提供される特別講演、教育講演、シンポジウム、口頭発表に自由に参加することが可能なほか、ポスター発表は合同のセッションを予定しています。
 存分に研究を語り友好を深める晩秋の一日となるよう準備させていただきます。みなさまの御参加を心よりお待ち申し上げます。

ポスターはこちらから

2018年11月12日 更新しました