学会賞について
第40回の日本臨床神経生理学会代議員会及び総会にて、今年度より学会賞を設置する事が決定しました。
設置理由
本学会も設立40周年を迎え、多くの優れた研究が発表されてきました。そのため、これまで臨床神経生理学分野で活躍され、本学会のために多大な貢献をしてこられてきた研究者、および今後の本分野の研究の進展に寄与される事が期待される若手研究者を表彰することにしました。
学会賞の内容
- 学会賞として、以下の2つを設ける。毎年、各賞に対して2名以内を選考し、学術大会時に表彰し、記念講演をしていただく。日本臨床神経生理学会賞受賞者講演は、時実レクチャー、島薗レクチャーと称し50~60分、日本臨床神経生理学会奨励賞受賞者講演は30分程度とする。
A.日本臨床神経生理学会賞
受賞候補者は、代議員が理事長に推薦する事とする。推薦時に46歳以上65歳以下で、臨床神経生理学の発展に多大な貢献があったと認められる会員。特に推薦書類は必要とせず、メールあるいは文書で日本臨床神経生理学会事務局に、被推薦者の氏名と現在の所属と身分を連絡する。B.日本臨床神経生理学会奨励賞
受賞候補者は公募する。公募申請時に45歳以下で、臨床神経生理学分野で顕著な業績があり、将来のさらなる発展が期待される会員。申請者は、規定のフォーマットに従って申請書類を作成し、メールあるいは文書で日本臨床神経生理学会事務局に送付する。 - 選考方法
選考委員会は、理事5名で構成する。両賞共に3月末日を募集の締切とし、6月あるいは7月に開催される理事会で決定する。
日本臨床神経生理学会奨励賞受賞者が、その後、日本臨床神経生理学会賞を受賞する事は妨げない。
2010年11月
理事長 辻 貞俊
学術委員会 柿木隆介、木村彰男