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IPIMは、徳島県立海部病院が国際医療・国際保健の分野を志す若手医師に、その現場を経験する機会を与える国際医療特別研修プログラムです。

徳島県立海部病院
徳島大学大学院医歯薬学研究部 総合診療医学分野
徳島県病院局




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徳島県立海部病院における国際医療特別研修プログラム:IPIM(Internship Program for International Medicine)の目的

国際医療に興味があり、それに携わりたいと希望している医学生は2%程度いると思われます。しかし、医師になってから数年間の研修医時代に海外の現場で国際医療を経験できる機会はほとんどなく、さらにその間に結婚などの自らの生活環境の変化も加わることで、国際医療へのモチベーションも保ち続けることは困難かもしれません。

また、国際医療を志す医師にとって、職場環境、活動中の給与や身分保障の問題など、その心配は尽きません。その結果、国際医療への志を持つ者の大多数は、一歩もその世界に踏み出さないまま彼らの希望を断念していることが想像されます。

私たちは、
国際医療を志す若手医師を対象に、給料や身分の心配なく国際医療保険の現場を経験できる機会を与えることで、将来途上国の医療保険に精通し現地に貢献できる人材を育成するという目的で「国際医療特別研修プログラム(IPIM)」を徳島県立海部病院に設立いたしました。