疾患コホート研究ネットワーク
「ひとりひとりに合った医療」をめざして、ゲノム解析やバイオマーカー開発に関する研究を行います。
あなたの情報をご提供いただき、医療の未来のためにご協力いただければ幸いです。
疾患コホート研究ネットワークは、「オーダーメイド医療実現化プロジェクト(第1期、第2期)」、「オーダーメイド医療の実現プログラム(第3期)」の研究参加者のみなさまからいただいた試料・情報をもとに、疾患コホート研究ネットワーク参加機関等と、ゲノム解析やバイオマーカー開発に関する研究を進めていく、新たな取り組みです。
「オーダーメイド医療実現化プロジェクト(第1期、第2期)」、「オーダーメイド医療の実現プログラム(第3期)」の研究参加者のみなさまを対象に、2019年度から2024年度まで、生活習慣や病気の情報等の収集を行います。このような追跡調査は、データを正確に保ち、病気の原因や経過を明らかにするために重要です。調査で得られた情報は、個人情報等を複雑な記号に置き換えた後、疾患コホート研究ネットワーク参加機関で保管させていただきます。
学校法人 岩手医科大学
(http://www.iwate-med.ac.jp/)
地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
(https://oici.jp/)
公益財団法人 がん研究会有明病院
(https://www.jfcr.or.jp/)
国立大学法人 滋賀医科大学
(https://www.shiga-med.ac.jp/)
学校法人 順天堂
(https://www.juntendo.ac.jp/)
医療法人 徳洲会
(https://www.tokushukai.or.jp/)
学校法人 日本大学
(http://www.nihon-u.ac.jp/)
学校法人 日本医科大学
(https://www.nms.ac.jp/)
公益財団法人 結核予防会 複十字病院
(http://www.fukujuji.org/)
国立大学法人 大阪大学
(https://www.osaka-u.ac.jp/)
国立大学法人 東京大学
(https://www.u-tokyo.ac.jp/ )
国立研究開発法人 理化学研究所
(http://www.riken.jp/)
参加機関は今後増える可能性があります(2019年10月時点)
Q
血液を採りますか?アンケートはありますか?何か負担がありますか?
A
疾患コホート研究ネットワークでは、改めて血液の採取はしません。また、アンケートも行いません。ですので、あなたへの負担はありません。
Q
研究期間終了後の情報の取扱いは?
A
ご提供いただいた情報は、疾患コホート研究ネットワークの研究期間終了後、バイオバンク・ジャパンに保管されます。情報の一部は、厳正な審査によって認められた国内外の研究機関や企業に提供します。また厳重なセキュリティで管理された国内外のデータベースへの登録も行います。
Q
バイオバンク・ジャパンとは?
A
バイオバンクとは、一般の方々や患者さんからご提供いただいたDNA・血清等を保管する倉庫とデータベースのことです。その代表例である、バイオバンク・ジャパンは、2003年に東京大学医科学研究所(東京都港区)内に設立されました。バイオバンク・ジャパンには、約27万人分のDNA・血清・組織とカルテの情報が厳しいセキュリティのもとで管理されています。これらは、研究機関や民間企業等に厳正な審査を経て提供され、さらなる研究のために利用されています。
Q
私の病気の情報はどのような研究に使われますか?
A
疾患コホート研究ネットワークの研究期間中、ご提供いただいた情報は、論文等で成果が報告されるほか、公的データベースに保管され、研究のために利用されます。
疾患コホート研究ネットワークのホームページでは研究についての情報を随時更新していきますので、詳しくはホームページをご覧ください。
Q
この研究の成果は私の治療に役立ちますか?
A
ご協力いただいたみなさまへの直接のメリットはありませんが、同じ病気のある方や自分たちの次の世代への医療の貢献とお考えください。
Q
研究に使われたくないときはどうしたらよいですか?
A
あなたの情報が、疾患コホート研究ネットワークで使われてほしくない場合は、お申し出ください。お申し出いただいても、今後の治療において一切不利益を受けることはありません。
疾患コホート研究ネットワーク事務局
〒108-8639 東京都港区白金台4−6−1 東京大学医科学研究所内
TEL 03-6409-2136
東京大学新領域創成科学研究科 クリニカルシークエンス分野
東京大学医科学研究所 シークエンス技術開発研究分野
松田 浩一