コロナワクチンのirAE
免疫操作薬最古参
ステロイドを始めとして、抗悪性腫瘍薬、生物製剤、そして近年では免疫チェックポイント阻害薬と、巷には免疫を操作する医薬品が溢れている。中でもワクチンは最古参である(エドワード・ジェンナーが「Inquiry」を自主出版したのが1798年 天然痘ワクチンの開発者 エドワード・ジェンナー)。
irAE
免疫操作の怖さが顕著に表れたのが免疫関連副作用 irAE(immune-related Adverse Events)である。臨床試験では捉えられなかったirAEが多数報告されているという数の問題もさることながら、従来の悪性腫瘍の診療場面では想像も付かなかったような副作用に遭遇することとなった。
虚を突かれた循環器/神経内科医
循環器は悪性腫瘍から一番遠い診療分野で、免疫チェックポイント阻害薬出現以前、腫瘍内科医は循環器疾患と言えば精々悪性腫瘍に伴う凝固線溶系の異常としての血栓症とアントラサイクリン系薬剤による心筋症ぐらいを考えておけばよく、それも古典的な合併症/副作用だからわざわざ循環器にコンサルテーションしなくてもよかった。だから心筋炎がirAEとして出現した当初、腫瘍内科医はもちろん循環器内科医も完全に虚を突かれた思いだっただろう。
神経内科医だって同様だ。末梢神経障害と中枢神経系への転移ぐらいを考えておけばよかったから腫瘍内科医からお呼びがかかるなんてことはなかった。なのにいきなり『CKが著明な高値を示す重症筋無力症』なんて訳の分からない病気のコンサルテーションを受けて面食らった(あるいは背後から一撃された)神経内科医も多かろう(免疫チェックポイント阻害薬による神経系免疫関連有害事象)。
そしてコロナワクチンである。サル痘や梅毒なんて正に氷山の一角。免疫操作薬だから何でもありだ。悪性腫瘍、膠原病、中枢神経系だってコロナ後遺症との偽装を施されたワクチン後遺症の発生母地になっている。
報道管制は過去のものに
一方今回世界規模の人体実験に供されたのは遺伝子を通して免疫を操作する人類初のワクチン。注射直後から数十年先まで、本当にいつ何が起こるかわからない。そう考えるのがまともな医者だけど、ワクチンを勧める医者はみんなまもとじゃなかった。接種会場で斃れても一切報道されずにさようなら。たしかに以前はそうだった。でも、もう新コロワクチン自体が過去のものになりつつある。だから新コロワクチンについての報道管制も過去のものになりつつある。
サル痘はほんの序の口
いつまでも隠しおおせるわけがない。超過死亡を何と取り繕おうと死者数を訂正できるわけじゃない。サル痘だって梅毒だって患者を隠せるわけじゃない。コロナワクチンとの因果関係には触れずとも、表だってワクチンのirAEとは明言せずとも、超過死亡もサル痘も梅毒も報道そのものは自由である。新コロ関連裁判でもワクチンによるirAEは絶対に外せない文脈だ。特に我が国では鬼畜米英が一夜にしてギブミーチョコレートに変換された先例もあることだ。次の飯の種を虎視眈々と狙っている連中も多かろう。
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