ただコロが嘘つき村を退治する
―似非専門家が消えるとき
「インフルエンザだけを絶滅させ新コロを退治できない」そんな魔法のマスクを推奨し、「感染者数」でどんちゃん騒ぎを繰り返してきた似非専門家もマスゴミも、第6波が退治してくれます。
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イングランドは全滅する。日本も同じ運命へ
今年7月、英国人口の大部分を占めるイングランドで、コロナ対策の規制が全面解除になりました。街は買い物客でにぎわい、ナイトクラブも1年4か月ぶりに営業を再開。マスクを外して大勢で歌う姿もありました。規制解除後は、落ち着きをみせていた感染者数。しかし、ここにきて、英国全体で5万人に迫る勢いになっています。
先月からロンドンに留学中 大学院生(28)「外歩いていて、マスクしている人はほとんどいない。コロナに対する危機意識がかなり薄い」20日のロンドン市内の様子をみると、大勢の人が集まっていますが、ほとんどマスクはしていませんでした。「『手をアルコール消毒してください』とか、地下鉄で『マスクしてください』とかアナウンスあるけど、それを人々が守ってるかと言ったら全然だなと…恐怖、怖いなと思う」 マスクと手洗いへの畏敬の念を忘れた結果、滅亡の危機に見舞われているイングランド。憲法違反の行動制限が次々と解除される日本にも同様にただコロ様の天罰が下るであろう。
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ウェールズも北アイルランドもエジンバラも滅亡の危機に。生き残れるのは人より羊の方が多いハイランドだけ
しかし滅亡の危機にあるのはイングランドだけではありません。ただコロ様の祟りを恐れ、いまだにマスクも手洗いも墨守するウェールズも北アイルランドも、そしてスコットランドの中でも人口密度の高いエジンバラとその周辺部もイングランド同様、滅亡の危機にあります→英国内の10万人あたりの検査陽性者数の分布。スコットランドの南部(イングランドとの「国境地帯」の意味でBordersと呼ばれています)や北部(人より羊の数の方が多い。つまり人口密度が英国の中でもとびきり低い田舎)で検査陽性者数が少なくなっていますが、これは田舎=人口密度が低いから自然とsocial distanceが保てるからであって、ハイランドではコンプライアンスが良くて、エジンバラで行儀が悪いわけではありません。そもそも英国一行儀の悪いグラスゴーでの検査陽性者数が古都エジンバラに負けていることだけでも、マスク・手洗いの無意味さを示す何よりも頑健なエビデンスになっています。

ノーマスク・ワクパスなしの
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2021年10月16日の検査陽性者数は43124人(単位人口換算で日本なら1.87倍=80600人)、同日の死者数148人(同277人)。現在の感染爆発が始まった6月1日から10月16日までの検査陽性者の積算値は391万8586人(同732万8000人)、同期間の死者の積算値は10709人(同2万26人)。一方検査陽性者/死者数比は0.27%で日本の第5波よりやや弱毒化しています。そして上記記事が伝える通り、イングランドはノーマスクでナイトクラブもワクチンパスポートなしです。さらに言えば、英国全体のワクチン接種率は73/67%、対する日本は76/67%とほほ同等です(2021年10月17日現在 Ourworldindata

ノーマスクのイングランドでも、どこでもマスクのスコットランド、ウェールズ、そして日本でも、インフルエンザが絶滅するのを見届けましょう
英国におけるインフルエンザの調査はまだ始まって間もないので(第42週の図)、皆さんも時々経過を追ってみてください。National flu and COVID-19 surveillance reports: 2021 to 2022 seasonのページにある週報ではインフルエンザはただコロの記述が優先されているので、インフルエンザは別の週報かと勘違いしないでください。しっかり同じ週報に載っています。そうしてインフルエンザの最期を見届けることによって、この国で偉そうにしていた似非専門家達と彼らの三種の神器(マスク、手洗い、感染者数)の最期を見届けましょう。
    この冬、日本でも昨季同様、インフルエンザの陰も形も見えないことは確実です(ただし、5歳未満の小児を除く)。なぜならば、例年北半球の流行を先取りするオーストラリアでも、ニュージーランドでも、この冬もインフルエンザは例年に比べて激減しているからです。昨季に比べてやや増加しているように見えるのは、両国ともにインフルエンザ様症状を呈する5歳未満の小児が増えたからでした(年齢層別感染状況:オーストラリアニュージーランド)。5歳未満の感染については、おそらくそれまでの抗体保有状況と関係があると思われますが(年齢が若いほどインフルエンザへの曝露歴が少ない)、この点でも英国、日本の経過に注目する必要があります。

似非専門家達の最期を見届けましょう

英国の数字を単純に人口換算で日本に当てはめた「検査陽性者数」だけ見れば、新聞の1面に「日本全滅」との大見出しが踊るでしょう。一方現実の単位人口当たりの死亡者数が、英国は2028人/100万、日本は144人/100万=日本は英国の1/14であることを考えれば、英国の148人/日は日本の10人/日になります。これでは日本全滅には程遠いでしょう。ましてや季節性インフルエンザの「感染者数」が1500万人になっても、1シーズンで1万人(1シーズンを4ヶ月とすれば80人/日の死亡数が4ヶ月連続)が死亡しても日本は全滅しなかった。それどころか初場所はノーマスクで満員御礼でした。この冬は「マスクと手洗いがインフルエンザを絶滅させたと散々自慢してきた、そして「ただコロ様は42万もの日本人の尊い命を屠る恐ろしいお方」と与太を飛ばしてきた似専門家達の最期を見届けることになります。ただし今度は「新コロワクチンがインフルエンザにも効いた」などと言いかねない連中だから油断は禁物。

新コロバブルの物語
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