教科書の意義

「それは教科書には書いてない」と言うためにある.同様に,ネットの意義も,「それはGoogleで検索しても無駄だ」と学生に言い渡すためにある.

ネット上の記事を丸写ししてレポートにしてくる学生がいる と嘆く教師がいるが,それは学生が悪いのではなく,教師が無能だからだ.図書館で借りた本を丸写ししてレポートにしていた学生は昔からたくさんいた.せいぜいその程度の課題に過ぎない.そんなものをうんうん言いながら苦心惨憺して作成するのは時間の無駄だ.そんなことをやるぐらいならデート代稼ぎのバイトの方がずっと大切だ.

Googleで検索してコピー&ペーストすれば一丁上がりのようなちんけな課題を出すから,そういうことになる.それが嫌だったら,教科書には載っていない,Googleで検索しても,どこにも見あたらないコンテンツを授業で提示し,それについてレポート書かせればよろしい.

えっ,たとえばどんな講義かって?そんな,すぐに人に訊こうとするような奴は,独創性という言葉とは無縁のまま一生を終わるだろう.えっ,それでもいいから,来週講義があるから,教えてくれって?いいんですか?本当にそれでもいい人は→続きをどうぞ

知りたくない人はこのまま→二条河原へ戻る