沈黙は典型的な非言語性コミュニケーションである。沈黙の使い方にかねてから興味があるので、普段の面接でも、意識して沈黙を使っていると、面白い発見に巡り会える。何よりも、自分が沈黙を徒に恐れず、道具として興味を持って使っている満足感が大きい。そもそも対話自体が、交互に沈黙する作業だ。
通常,沈黙というと,直接対話を思い浮かべるが,必ずしもそれだけではない.顔を合わせての面談と、電話相談の大きな違いの一つに、後者では、沈黙が非常に使いにくく、誤解を生みやすい点が上げられる。メールのやりとりでの,返事を書く間隔も沈黙の一つであり,必ずしもすぐに返事をすることが最良の結果につながるとは限らない.