審判の日に備えて
池田正行様
初めてメールいたします。突然のご無礼をお許し下さい。私は●●●●と申します。福岡在住の大学生です。
私は文系ですが、コロナワクチンについては疑問に感じることが多く、一度も接種していません。しかし、私の周囲に、ワクチンについて疑問に感じている人がどれくらいいるのか分からず、自分の疑問を誰にお話しすればいいのかも分かりません。しかし、先生のツイートから、この先生なら!と思いましたので、このようなメールを差し上げるにいたりました。(後略)
●●●●様
メールありがとうございました。重大な出来事にまつわる大切なことほど後になってわかるものです。後になってわかる大切なことを待てない他者の言動、行動、思考は、我々にはどうすることもできません。そういう人に限って、後になって大切なことがわかってから、自分に対しても他者に対しても平気で嘘をつくものです。「実は私は始めからわかっていたのだ」と。放っておきましょう。関わるのは時間の無駄です。
後になってわかる大切なことを待っている間に我々がなすべきことは、後で自分に嘘をつけないように書き換え不能な形で自分の考えを書き留めておくことです。それが日記です。今からでも遅くはありません。ワクチンやコロナに関係があろうとなかろうと、審判の日つまり大切なことがわかった日に備えて、日記をつけることをお勧めします。
→新コロバブルの物語
→表紙へ