「聖戦」という呪文
感染症とプロパガンダを考える。非国民の立場から。
「コロナとの戦いは聖戦である。私はこの文字通りの発言は聞いたことがない。しかし、私は知っている。COVID-19による死者数が2018-19シーズンの季節性インフルエンザのそれに遠く及ばないこと、COVID-19に対するアビガンの有効性が北陵クリニック事件を遙かに凌ぐ世紀のでっち上げであること、それどころかアビガン薬害訴訟では国と富山化学の敗訴が確定していること、第2波が弱毒化のエビデンスであること、マスクには予防のエビデンスがないこと、都市封鎖にも感染抑制のエビデンスがないこと、そして以上のことを公言すれば非国民扱いされることを。ちょうど裁判には強力な冤罪隠蔽能力こそあれ、真相究明能力などこれっぽっちもないことを公言した時と同じように。
コロナとの戦いは聖なる戦いだった。誰もそうは公言していない。公言する必要がなかったからだ。全世界の圧倒的多数がそう認めていたからだ。そして、「コロナとの戦いは聖戦である」を帰無仮説としてそれを検証しようとした人間は、言い換えれば、「コロナとの戦いなんてものは存在しない。似非科学者とマスゴミがぐるになって仕立てたデマを、科学を知らない政治家達がおもちゃにして、国民の皆様に裸踊りをさせたどんちゃん騒ぎに過ぎない」と公言して憚らなかった人間は、「聖なる戦いを愚弄する非国民」と認定された。この事実も、「コロナとの戦いは聖戦である」とのスローガンが、「宴会は敵だ」「観光しません。勝つまでは」とのスローガンに直結した事実とぴったり符合する。
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