SARS-Cov-2自然免疫とワクチンの比較：自然免疫でより長く、より強い防御が得られる
トップジャーナルがmRNAワクチンの広報誌に堕ちた動かぬ証拠が此処に
茶番にしか思えないコロナ騒動の中で得られたもの 縁もゆかりもない唐津に移住（中川淳一郎） →今回は中川さんの発想を裏付ける論文を紹介します。既にデルタ株の時点で新型コロナウイルスは優れた天然ワクチンでした。まして況んやオミクロンをや。 ただし、3回目接種者のオミクロン感染ではADEのリスクあり→追加接種で高齢者のコロナ死はむしろ増加
Comparing SARS-CoV-2 natural immunity to vaccine-induced immunity: reinfections versus breakthrough infections
SARS-CoV-2の自然免疫とワクチン：再感染とブレークスルー感染を指標とした検討 （www.DeepL.com/Translator（無料版）で翻訳しました。）
Sivan Gazit, Roei Shlezinger, Galit Perez, Roni Lotan, Asaf Peretz, Amir Ben-Tov, Dani Cohen, Khitam Muhsen, Gabriel Chodick, Tal Patalon
medRxive doi: https://doi.org/10.1101/2021.08.24.21262415 Posted August 25, 2021
要約
背景： COVID-19に対するワクチンによる免疫力が低下しているとの報告が出始めている。しかし、SARS-CoV-2の感染歴がある場合、長期的にどのような防御効果が得られるかは不明である。
方法： BioNTech/Pfizer mRNA BNT162b2ワクチンの2回接種を受けたSARS-CoV-2未感染者，ワクチン未接種の既感染者，および既感染者と1回接種者の3群を比較するレトロスペクティブ観察研究を実施した。3つの多変量ロジスティック回帰モデルを適用した．すべてのモデルで、4つのアウトカムを評価した。SARS-CoV-2感染，症候性疾患，COVID-19関連入院，死亡の4つのアウトカムを評価した．追跡期間は、イスラエルでDelta亜種が優勢であった2021年6月1日から8月14日までとした。
結果： SARS-CoV-2未接種者は、2021年1月から2月にかけて最初のイベント（感染またはワクチン接種）が発生した場合、既感染者と比較してDelta変種のブレイクスルー感染リスクが13.06倍（95% CI, 8.08～21.11） 増加していた。リスクの増加は、症候性疾患についても有意であった（P<0.001）。ワクチン接種前の任意の時期（2020 年 3 月から 2021 年 2 月）に感染を発生させた場合，自然免疫の衰退の証拠が示されたが，SARS-CoV-2 ナイーブワクチン接種者は，ブレイクスルー感染のリスクが 5.96 倍（95% CI，4.85 ～ 7.33 ），症候性疾患のリスクが 7.13 倍（95% CI，5.51 ～ 9.21 ）に上昇した．SARS-CoV-2未接種者は、既感染者と比較してCOVID-19関連の入院のリスクも高かった。
結論：本研究により，SARS-CoV-2のデルタ変異型による感染，症候性疾患および入院に対して，BNT162b2 2回接種ワクチンによる免疫と比較して，自然免疫の方がより長く，より強い防御力を付与できることが示された．また、過去にSARS-CoV-2に感染し、ワクチンを1回接種した人は、Delta変異型に対する防御力がさらに向上した。
池田コメント：SARS-CoV-2感染、特にファイザーワクチンの有効性に関し数多くの論文を出しているイスラエルのグループからの投稿です。2021年8月25日にmedRxiveに投稿されたものですが、2022年5月20日現在、私が調べた限りではあるけれども、publishに至ってはいないようです。方法・結果共に頑健でpeer review journalに掲載に十分に良質な論文と思います。同じグループから同ワクチンの有効性にポジティブな結果を示した論文の数々がトップジャーナルにpublishされています（Nature Medicine 2021;27:1367–9, Science 2022;375:1151-4, JAMA Intern Med 2022;182:179-84, Ann Intern Med 2022;175:674-681）。それに対し、この投稿が日の目を見ない事実は、トップジャーナルも、いや、トップジャーナルこそが、今やクズ原稿で溢れかえるゴミ箱と化したことを証明しています。
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