国保連って?

「公法人」って何なんでしょう?財務諸表、職員の給与、職員数、その年齢構成など、各都道府県の国保連の情報公開状況や如何に?お医者さん達、自 分たちの仕事を縛ったり、言いがかりをつける人たちのこと、なあんにも知らないで日々診療しているでしょ。

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国保連、手数料二重取り 医療費審査の再点検、自ら受注
朝日新聞 2014年5月14日
http://www.asahi.com/articles/ASG5D6TBYG5DUUPI005.html?iref=com_alist_6_01

 国民健康保険の医療費請求を審査する31都府県の国民健康保険団体連合会(国保連)が、審査の見落としを再点検する業務を市町村から受注してい ることが朝日新聞の調べで分かった。自らの見落としを自ら探して、二重に手数料を稼いでいる格好だ。
 医療機関が国民健康保険を運営する市町村へ送る請求書は、まず各都道府県の国保連が審査し、その後に市町村が再点検する仕組みだ。2012年度 は国保連の審査で310億円、市町村などの再点検で310億円の計620億円の医療費が削減された。
 47都道府県の国保連に取材すると、31都府県で市町村から再点検を受注していた。大半は数年前から始めた。三重、滋賀、奈良、山口では全市町 村から受注。岐阜や熊本では数%の市町村だけだった。
 再点検していない残る16道県の国保連からは「自分の審査ミスを見つけて手数料を取るのは変」「再点検を新たにできるなら最初の審査に全力を尽 くすべきだ」との声が相次いだ。国保連に発注していない市町村は自ら再点検するか、民間に外注している。

 国保中央会によると審査手数料は都道府県ごとに異なり、12年度は請求書1枚あたり平均58・7円。全国で約10億枚を審査し約583億円を得 た。31都府県の国保連が再点検で別途受け取る手数料は1枚数円から20円。原資は国民健康保険料や税金だ。
 国保中央会の担当者は「審査と再点検の職員を別にするなどの配慮をしており、問題とは思っていない」。厚生労働省国民健康保険課は「法律違反で はないので何とも言えない」としている。
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厚労相、否定的考え 医療費審査団体の統合
朝日新聞  2014年5月14日
http://www.asahi.com/articles/DA3S11133705.html

 医療機関が請求した医療費をチェックする審査団体の統合について厚生労働省がつくった検討会が3年以上開かれていない問題で、田村憲久厚生労働 相は13日、「当事者の理解が得られないなかで、強制的に行うのは難しい」と述べ、統合に否定的な考えを示した。理由としては、国民健康保険を運 営する市町村が統合に慎重な姿勢であることを挙げた。
 医療にかかった費用は、公的な医療保険から医療機関に診療報酬として支払われる。医療機関が出す請求書(レセプト)について、問題がないかを専 門の審査機関がチェックする。その業務は、患者が会社員などの場合は社会保険診療報酬支払基金が、自営業者や無職の人などの場合は国民健康保険団 体連合会(国保連)が担っている。
 審査業務を効率化するため、2009年の事業仕分けで統合が提言され、厚労省も検討会を設置した。しかし、10年に「統合を引き続き検討」とす る中間整理をまとめた後、検討会を開いていない。
 検討が進まない理由について、田村氏は、国保連がレセプト審査以外の業務も行っている点を指摘。「他の業務をどうするのかという問題もある」と 述べた。
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