刑事免責にしろというバカ
診療行為を刑事免責にしろという奴がいるが、そんなバカはたとえ医師免許を持っていたとしてもニセ医者である.
「ウチの蕎麦がどんなにまずくても金を払え」とメニューに書いてある蕎麦屋で蕎麦を食べておとなしく金を払う.そんなバカなとあなたは思うだろう。自分のところで出している蕎麦の味に責任を持たない奴が蕎麦屋でございなんて、盗っ人猛々しいにもほどがあると思うだろう。私もそう思う。診療行為を刑事免責にしろというバカには診療する資格がないことはそれと全く同じ事だ。
「免責」とは,自分が重い責任を負う大切なお客様に対してお願いすることである.自分が責任を負う相手に対して,正式に契約をお願いする中でこちらの事情をわかっていただくことである.
治療の結果如何にかかわらず、医者が責任を負うのは患者さんに対してであって,まかり間違っても警察や検察に対して責任を負ったりはしない.
本物の医師が研鑽を積んでいるのは命がけで医師を教育しようとしてくれる患者さんの期待に応えるためであって、警察や検察に媚びるためではない。
本物の医師は誠実に診療している自分を刑務所送りにしようとするような警察や検察を「大切なお客さん」とは決して思わない.一方,ニセ医者は,自分の正体が今日にも露見しやしないかと常にびくびくしている.だから「刑事免責」で,こわいお巡りさんが自分のところに近づかないようにと願っている.
およそ医師たる者、刑事免責云々はるか以前に、
●裁判には真相究明能力がない。それどころか、真相を隠蔽する。
●刑事裁判はすべて冤罪である。
●およそ裁判に関わる者は、それがジャーナリストであろうと、警察官であろうと、検察官であろうと、弁護士であろうと、裁判官であろうと、上記の二点を隠蔽し、「北陵クリニック事件はでっち上げだと主張するような奴は天下に隠れもなきやぶ医者である」と嘘八百を並べた公文書で宣言するペテン師である。
以上の真実を市民に対して明らかにする責任を果たさなくてはならない。その責任を果たさずして、診療行為を刑事免責にしろというバカは、たとえ医師免許を持っていたとしてもニセ医者であるというのは以上の理由による。
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