「柿が赤くなると医者が青くなる」 そんな諺を知っている人があなたの周りにいるだろうか?今の時代,医者の顔色は,季節の如何に関わらず変化する.稼ぎの額で一喜一憂する,客が来ないと言っては青くなり,競争だと言っては真っ赤になって力んでいる.
人の不幸を食い物するという仕事の性質上,「競争」という意識を持ち込むことそのものが,恥ずべきことであって,病院なんて,本来ひっそりと営むもの,左前になれば,自分たちが不幸な人々を減らした証拠として,喜んで店じまいするのが,医療人の良心だと思うのだが.
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「ベッド数2000」の大型病院、「今後は第2次の規模拡大戦争」
東亜日報 APRIL 18, 2009 02:59
ベッド数2000規模の超大型病院の時代。ソウル峨山(アサン)病院や延世(ヨンセ)大学・セブランス病院、三星(サムスン)ソウル病院、そして先月23日に再びオープンしたソウル聖母病院は、いまや「単一病院でベッド数2000」の時代にピリオドを打って、新たな縄張り拡大競争に乗り出している。ベッド数2500が目標である。病院同士はこれを「軍備競争」と呼んでいる。ベッド数1000規模からベッド数2000までが第1次軍備競争だったなら、ベッド数2500の高地は第2次軍備競争である。
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