「これまでは病院も金融機関も共に、病院の資金調達方法について検討するに当たっ
て、病院事業の特殊性を意識し過ぎていた」
「今後は医療機関の資金調達の多様化が進む」
もしそうなら、株式会社の是非など議論すること自体が無駄だ。あえて株式を発行
して資金調達する必要がない。なんとか改革会議も、医師会も、厚労省も、馬鹿
げた議論に時間を費やす暇があったら、少しは私の仕事を手伝え!!ったく、
暇な連中が忙しがるためにだけ議論しているんだから。
株式会社化するとしたら、全国最大病院チェーンの国立病院機構が一番ふさわしいの
では?郵政民営化なんてみみっちい事にこだわるばかりで、国立病院機構株式会社化
構想をぶち上げられないのは、やっぱり度胸がないんだろう.
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ケアネット医療ニュース 2005年05月11日(水)
カレス・アカデミー「医療分野における資金調達」で議論
医療CEOスタッフ養成を目的に先月設立されたカレス・アカデミー(カレス・グルー
プ、西村昭男理事長、札幌市)の第1回セミナーが4月27日、札幌市内の同アカデミー
内で開催され、医療機関や金融機関などから30人余りが参加した。
セミナーは、「これからの医療分野における資金調達を巡って」をメインテーマに
行われ、三井住友銀行法人事業部部長代理の神谷剛氏が「医療機関債」について講演
した。神谷氏は、カレス・サッポロが今年3月に全国で初めて発行した医療機関債に
ついての概要、手続きを説明する中で、「これまでは病院も金融機関も共に、病院の
資金調達方法について検討するに当たって、病院事業の特殊性を意識し過ぎていた」
と指摘。その上で、資金調達方法として既に実績のある、医療機関と金融機関が同一
契約書に基づいて行うローン取引の「シンジケートローン」や、医療機関の診療報酬
などの「キャッシュフローに着目したファイナンススキーム」などに加えて、今回カ
レス・サッポロが医療機関債の発行を行ったことで、「今後は医療機関の資金調達の
多様化が進む」との見解を示した。
また、カレス法人統括本部エグゼクティブ・マネジャーの朝野幸一郎氏(前:三井
物産・金融市場本部企業投資開発部REIT室)が、「アセット・ファイナンス(不動産
証券化)について」をテーマに講演した。朝野氏は、不動産証券化は新たな資金調達
手段として確立されていることを説明。医療機関が保有する不動産を証券化すること
で新たな資金調達が可能になるとともに、医療機関の財務体質の維持・改善にもメ
リットがあるとした。
カレス・アカデミーの今後の運営について西村理事長は、「来年3月には小樽商科
大の第1期MBA修了者が出る予定なので、医療CEO養成に向けて連携したい。北海道大
との連携についても既に協議を始めている」と述べ、それまでの間は「前段階として
毎月1回、資金調達などをテーマにセミナーを開催したい」とした。
情報提供:(株)じほう
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