ジュニアサッカーと英会話
単
にイングランドのチームでプレーする可能性を考えてって、そんな了見の狭い話じゃないんだ。医者が法律の勉強をするのは、単に検察による患者の人権蹂躙を
許さないためというだけじゃないんだ。もっともっと広い意味で、サッカー選手がピッチに立てなくなったらそれでおしまいなんてつまらない話にしない、医師
免許を持った人間は白衣を着なくなったらおしまい なんてつまらない人生にしたくない。そういうことなんだ。
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――ところで育成年代に関しては、単にサッカーを教えるだけでなく、セカンドキャリアを意識した教育や人材育成にも力を入れているそうですね。
欧州のクラブなんかで、学校の成績が足りなかった若い選手が、練習をさせてもらえずに自習ルームで必死に勉強していた、なんて話をよく聞きますよね。僕も
バイエルンやバルセロナを視察したときに、そうした光景を見ています。なぜそうするかというと、選手のセカンドキャリアを強く意識しているからなんですよ
ね。大人になってからでは遅い。やっぱり育成年代のときから、サッカー以外の勉強もしっかり学ばせる必要がある。
ウチでも今度、ベネッセと組んで英会話のオンラインのタブレットを無償で配って、中学生に英会話をやらせます。ベネッセにとっても、スポーツの分野で新たなビジネスチャンスを見いだせるかもしれないし、ウチを通して宣伝にもなる。だから無償でお願いできました(笑)。
「人生最後の賭け」となる今治での挑戦 岡田武史オーナーインタビュー(内容を読むと、私にはとても賭けとは思えない。単なる道楽にしか見えないし、実際、「新手の投資詐欺」とツッコミが入っているからには、賭と表現しておいた方が、失敗した時のリスクヘッジになるからだろう)
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